何故かいきなりワンピース読みたくなったんだけど、あの膨大な原作を今から読むの大変だから応急処置的に劇場版借りて見た。ので感想
【デッドエンドの冒険】
冒険シーンは冒頭だけであんまり冒険って感じではなかった。サンジが無意識にアナグマに親切にしててセンサースゲーってなった。チョッパーが気づいてたのは治療してた時なんか見ちゃったのか鼻がいいのか。アナグマのじーちゃんがいい味出してた。
【ＦＩＬＭＺ】
作者脚本。ルフィはぶっちゃけ蚊帳の外で、タイトル通り徹頭徹尾Ｚの物語。Ｚが堕ちた過程とか海軍のお偉いさん連中の、堕ちた英雄に対する悲しみとか完全にｓｉｄｅ海軍って感じ。最後のタイトル回収というか異様にＺという名前にこだわってた理由が悲しい。こういう英雄の成れの果てみたいなの弱い。
【オマツリ男爵と秘密の島】
賛否両論のやつ。作画そのものというか動きは最高だけど絵柄は個人的に違和感。「仲間の絆をぶっ壊す島」ってことで１００％意図的にやってるのに言うのもアレだと思うんだけど、ウソップがナミの地雷もろに踏んじゃったり、ナミもウソップ全然信用してなかったり、ゾロとサンジのじゃれ合いもいつも以上にやり過ぎ、サンジも根に持ちすぎだったりで全体的ににわか目線でもキャラのやり取りに違和感。ラスボスは事情知るとだいぶ切ないんだけどかなり強くて絶望感ああった。子どものころ見てたらトラウマになってたな。チョッパーはなかなかカッコいい。チョビヒゲのおっさんもカッコいい。ラストが時間足りなくて投げっぱっぽいのが惜しいな。ラスボスどうなった。みんなの和解もどうなった。
全部面白かったんだけど全部どうみてもゲストキャラが主役でルフィたち共々蚊帳の外っぽいのが消化不良だ。出来に関わらずこういう形式の作品って置いてけぼり喰らうからあんまり好きじゃない。いやルフィ達の冒険みたいなら本編読めよってことなんだろうけど。
