原作フリーゲームのページ(ノベルゲームコレクションに飛びます)セリフをちょっと直した。
久々にお絵かきしたくなって、そしたら妙に手間暇かけたギル虐欲がついムラムラと……。ギル虐もなにも、惨状に関しては本編をほぼそのまま写し取っただけなんだが……。ハムスター扱いは言いがかりだけど。
私の悪趣味はさておいて、10月32日のハロウィンは灰色工房作品でも特によく出来てる作品だと思います。ここのサークルは全作面白いのですが、特にハロウィンに関してはトップクラスに全ての構成と要素が上手い。読み返すと全ての要素に一切のムダがなく意味があり、何度読んでも最後の母子のくだりが泣ける。客観的に見たらものすごいダメ母なんだけど、そのダメ母が最後にアレを自分から申し出るのが泣かせるんだよな。
そして何度読んでもギルベルトさんの言動ほぼ全てが最悪でビビる。頭の中で突っつきまわしては、流石に頭の中で誇張しすぎじゃないか?そんなわけないだろ。って思って原作読み返すとマジで記憶より最悪なモラハラ親父でビビる。ガチで初手から終わってる。「女子プレイヤーでギルさん好きって人、焼き肉さんくらいかもしれない」的な事言われただけはある。なんでこんな奴好きなんだろう??? 別にイケメンだからとかは関係ない。何故ならマイナス100にプラス1したところで、マイナス99の負債はどうにもならないからだ。 子供までいる公式カプ夫婦なのに非公式カプ状態で全く気がないディートリントさんより、まだ私のがギルさん好きなんじゃないか??? まあ仮にディートリントさんからあげると言われたとしても、私もギルさんはお付き合いしたくないけど……。ダメ男としてはとても好きだけど。そしてそういう悪夢みたいな部分全てに意味があるから良作なんだけど。
とにかく同サークルの「
私は貴方の神様です(DLsiteの販売ページに飛びます)」が出るまでは、単純な面白さで言えばトップクラスであり、同時に悪夢度もトップクラスだったのが10月32日のハロウィンだと思う。単純な面白さで言うと有料の私神、フリゲのハロウィンって個人的には思ってるんだけど、二大初手でオススメ出来ない作品でもあるのが悩ましいところ。すごく面白いんだけど、自分も初見プレイ時は心が崩れ落ちたり精神がバッドステートで蝕まれたりした作品をいきなり勧めるのはどうかなって……。サークル中級者以上向けかな。
サークル初心者さんなら
手のひらの蝶(ノベルゲームコレクションに飛びます)が一番オススメかな。1000文字でサークルのメイン傾向と構成力がわかるのでお試しにちょうどいいと思う。1000文字詐欺ゲー(それ以上の密度があるように思う)と呼んでる。