グルグルのアニメ見てたら、ニケの親父さんが40歳、母親が35歳って表示がされてて、えっ結構歳離れてね?って驚いた。いや35と40ならあんま変わらんけど、10歳(小学生)と15歳(高校生)って考えたら結構歳離れてるよな???流石にそんなもん掘り下げられることはないのだろうけど、すげぇ馴れ初めが気になるんだけど……。大人になってからの出会いだったのか、幼なじみ的恋愛だったのか。まあわからんけど、息子(ニケ)の恋模様と、夫婦の現在の仲睦まじさ(良くも悪くも)を思うと、出会った瞬間、運命的に噛み合うような人らだったんだろうというのは想像出来るけど。

サブもサブなんだが、ミウチャの両親とかも会話が何気にすごく仲良しだったりして、夫婦が何気に微笑ましい感じだからなんか……やっぱ衛藤先生そういうアレだろ! 夫婦ものかそっち方面のエッセイ一回でいいからやれ!!という衝動が出て我ながらキモイ。今言ったように、魂がジュヴナイル作家過ぎるからあんまやらない気がするけど。

ほんまもんの天然は、その辺そもそも自覚症状がない事が多いからな……ターちゃん無印が本編より付録の作者のエッセイ漫画、おもろい夫婦のが甘いみたいに……。無印ターちゃんも楽しいは楽しいんだけど、付録のおもろい夫婦の存在と、先に狂四郎読んでしまったせいで、正直薄く感じちゃうんだよな……。いきなり狂四郎2030読んじゃったのは良かったのか悪かったのか……。来月はやっぱり、夫婦物としても本番っぽい新ターちゃん買うか……。読む順番は私が悪いとしても、おもろい夫婦がもはや無印ターちゃんの皮肉状態やろ状態は自覚がないんやろな……。というかこの人ホントに夫婦か旦那系男子ばっかで草生えるんだよな。ふぐマンみたいなのもあるっちゃああるが、夫婦の良いも悪いもキッチリメインで描くからほんま性癖なんやな。狂四郎も、キモイヒヒジジイみたいなの含めて、当て馬男達選んだとしても幸せにはなれる気配がすごくするんだよな(それが本気ならば)。あいつらのアプローチ、恋人飛んでプロポーズみたいなアタックばっかだからな。いやユリカはずっと狂四郎一筋だけどさ。ただ一人しかいない夫の為に、どんな目に遭っても狂四郎以外にどう思われようと耐える、って作品だからあんまこんな浮かれた感想もいかんのかもしれんけどさ。

ニケって親父さんの勇者教育に関しては軽いトラウマみたいなんだけど、花の国で子育てした時、キッチリプラナノを思った通りに育て、しつけ切ってしまっているのを見ると血は争えないよね……。こういう父と息子二代継ぐ性質の業、みたいなの興奮するよね。実写キャシャーンとか君は彼方もそういう要素があって、そこがまた世間との評判とは裏腹に、私だけの名作感を押し上げてるんだけど。
2024/06/29(土) 23:33 作品感想 PERMALINK COM(0)
アニメグルグル、原作だと位置的に声だけの制止だったのが、アニメだとニケが突き飛ばしてまでククリ守る流れに代わってたり、単純にシナリオ圧縮による取捨選択の問題とか、アニメ的な見やすさ重視もあるだろうけど、コメディは崩さないままボーイミーツガールというか、ニケにとってククリがどんな存在かみたいなのが、細部の行動とか表情とか含めてわかりやすくなってて、やっぱすげぇなと思う。

言語化が下手で羞恥があった子どもの頃だと、上手く本当に好きな部分に気づけなかった程度には、やっぱ原作グルグルって根っこのボーイミーツガールがわかりにくいんだよな、ギャグの山で。いやちゃんとハッキリ綺麗に描いてはあるんだけど、どうしてもギャグに読み手も注意が逸れる。

グルグル2でポロッと遠まわしに言ってたように、やっぱ衛藤先生のギャグは全部本気の渡辺道明先生とか、箸休めとして意識的に置いてる徳弘雅也先生とかと質が違って、照れ隠しって要素もデカいと思うんだよな。上手いから寒くなくて、むしろそっちのがウケちゃっただけで。似たような事して、転んで滑って死んで誰も話題にしないような作品って多分山ほどあると思うんだけどね。幸か不幸か、衛藤先生はウケた。そして実際面白い。面白いんだけど、流石にグルグルのギャグばかり求められることに、がじぇっと→ウサギテレビ→舞勇伝キタキタ辺りの時期で葛藤が見えるんだよな。まあいつものド偏見で思い込みなんだけど。

でも舞勇伝キタキタでやりたかったキタキタおやじ主人公がおそらく作者本人的にも思ったよりかは上手くいかなかった。ってのを経なかったら、グルグル2でギャグをやりつつ、今時の恋愛ものに比べたらだいぶのんびりとだが、ニケとククリの関係の変化に迫ったメルヘンファンタジーに寄った路線にはいかなかったような気がする。まあキタキタ後書きとか、個人的に衛藤先生にしては珍しくピンと来なかったキタキタのノリとか、短命に終わった他二作とか見て勝手にそう思っただけなんだけど。この頃リアタイでは見てなかった私が勝手になんか寝言言うのはいくらでも出来るけど。

まあここまで寝言ほざいたら最後まで寝言言うんだけど、衛藤先生って本人がおじさんの年齢になっても、多分あんまおじさん描くの上手く行かない人だよな。少年少女とかメインに置いて、サブとして置くと濃くて面白いおじさんでいっぱいに出来るけど、主人公格に持ってきて描くのはあんまり向いてないと思う。著作全部読めたわけじゃないが、おじさんドリームみたいなの描くの苦手そうだし。そういう気取らなさが女性ファンも多いであろう衛藤先生のいいとこなんだが、キタキタだとその辺いい方向に行ってるようには思えんかったのよね、私個人としては。

未だにククリとニケが関係の変化を含めて描けるって点は、がじぇっとみたいな澄んだ作品をとっくに少年時代過ぎても描けたって点は、売れる売れないとかとは関係ない領域で、すごく少年誌……っていうかジュヴナイルって言った方が正しいかな、に向いている人なんだろうなって思うが。キタキタをギャグ一辺倒で行ったのを評価してる人も見るけど、私としてはドラクエ4コマ時代に戻そうとして、そこまでは出来なかったという感じがした。作中でハッキリそう言ってるように。

まあなんか誰しも自分の好きな綺麗なものを、間接的、直接的にクサイとバカにされたトラウマって多分あると思うから(なんなら衛藤先生の綺麗な路線って熱心なファンとそれ以外で評価真っ二つのようだし)そこら辺って難しいんだろうけど。

私天野こずえ先生も「恥ずかしい台詞禁止!」って台詞があるARIAよか、そんなツッコミは不在の浪漫倶楽部とかのが好きだったからさ……。ARIAも好きだし、ARIAはその辺の配分が上手いっつーか、ホントにやりたいとこだと藍華ちゃんのツッコミも入らないし、普段のそのやりとりも仲の良い女の子同士の掛け合いにとどまってるから別にヤな感じはないんだけど、その上でもっと恥ずかしいが弾けている浪漫倶楽部のが好きな部分はある。

うっすらとギップルが嫌いだった(今は別にそんな事ないが)子どもの頃の私に「十年以上後の続編でギップルのギャグにククリとニケのラブが勝つようになるよ」って言ったら喜ぶだろうか、長すぎるというだろうか……。

期間限定でぷちあにめ劇場というギャグ系補完が見れたらしいのだが、とりあえず本編のみでアニメグルグル(2017)見た時、「(尺惜しいけど)とても良く出来てる」と思うか「単に尺がないアニメ」と思うかはそのまんまグルグル原作を最後まで面白いと思ったかどうかで変わるような気がするな。アレを「ただのRPGあるある+シュールなギャグ」と思うか「ニケとククリの恋物語」と思うかで。

グルグルの二次サイト作りたくてしょがないが、今オリジナル書きたいからなぁ……しばらくはリアルタイムと化した日記だけにしとこ。それで落ち着いてくれたら万々歳だし。もうちょっとイチャイチャさせてぇなぁ、って思ったけどなんかコレ珍しく文章が嵩張ってるから圧縮した方がいいな。アニメグルグルだって泣く泣く削っても良く出来てるんだし、アレもこれもとか考えない方がいいな。

別に素人とかプロとか関係なく、限られた枠とか、思ったよりか出来ないしょっぱい実力とかでなんとかするしかないって時ってあると思うしな。まさかここら辺があまりに揺るぎない思想過ぎて、ポケマスの4.5周年シナリオ(チェレンとベルの話)がトドメの核地雷過ぎて、完全に冷めるきっかけになるとは思わなかったんだけどな。いや、そこら辺押し切るような熱血シナリオ見せてくれたら、アプリ削除まで行かなかったと思うんだけど……。まあ数ヶ月まともにやってなかったし、アプリ容量食い過ぎだし、スッパリ辞めるきっかけが出来て良かったけど。

でも本当、無理を押し切るような展開とか、胸くその悪い展開は、キャラの熱さ、憤りとセットじゃないと見ていられないわ。その熱血が寒いと言われても、熱さもないならなんで状況がひっくり返るの?なんでこんな胸くそ悪い要素入れたの?ってなっちゃうし。ポケマスのN周りの話ってだいぶ胸糞わりぃんだけど、読めたのはNの周囲のキャラクターが、無口主人公すら含めて理不尽に疑問を提示してくれたからで、アレがなかったら読めたもんじゃなかったし。理不尽を受けてる本人か、本人が出来るようなやつじゃないなら横で見てるキャラがキレてくれるだけでだいぶ違うんだよな。そんな感じで熱血しててくれたら、多少合わなかったとしても納得は出来る。あくまで私は、だけど。
2024/06/29(土) 22:08 作品感想 PERMALINK COM(0)
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2024/06/29(土) 14:07 拍手返信 PERMALINK COM(0)
ニケ無印からあんまククリちゃんに意地悪な挙動しないけど、アラハビカ編でデリダのとこ行く時「きっと悪〜い魔法使いだ、食われちゃうぞ〜」とかめずらしくからかって意地悪言ってるくだりがあるから、ニケみたいな奴にも好きな子に意地悪したい気分の時があるんだ……うう……。そんなのククリちゃんのパンツ見たがる時よりスケベじゃん……。

まあなんかククリちゃんって愛くるしすぎてキュートアグレッション的なアレになりそうな気もするが……。(褒めてるのかけなしてるのかもうよくわからん)

無印からニケのこういうちょっと意地悪挙動はレアな感じだが、2だと完全に意図的に消えてるよな?コレ……他の綺麗な女の子にデレデレする挙動とセットで……。

ソシャゲコラボストーリーとかだとニケのナンパ男なとこがピックアップされがちなので、調べて覗いてみるともはや懐かしい感じが……。

レイズコラボだと、コレットのククリちゃんとのコラボ特技がベームベームとかじゃなくて「おつきさま召喚」で、確かに無印から番外で存在する魔法だし、プリンセスククリも月に乗ってやって来るけど、なんかチョイスが微妙にマニアックだなあ(プリンセスククリパロったやつとか似合ってるが)

って思ったけど、考えてみるとコレットが光属性の魔法使い(正確には神子だがまあわかりやすさ重視で)で、ククリちゃんが闇の魔法使い(グルグル自体は何でもアリだが)だから、なんかその辺のすり合わせでコレットのイメージに合うやつが、多分おつきさま召喚くらいしかないんだな。コレットってどっちかと言うと確か犬派だから(ネコも好きというか動物全般好きらしいが)、長い声のネコとかもちょっとイメージズレるし。シンフォニアの世界がシルヴァラントとテセアラって双子月の世界の話(確か)っていうのもあるのかもしれんが。もっとわかりやすく、精霊のルナってのがシンフォニア側には存在するしな。

ククリもコレットも気は合いそうだが(実際気が合っていたようだが)、コラボで術を授ける!ってなると選択肢が案外なかったっぽいのなんか面白いな。
2024/06/29(土) 11:59 作品感想 PERMALINK COM(0)
なんでアニメグルグルの花の国編、最後のチョコの木のくだりないと思い込んでいたんだ???なんかうっかり飛ばしたくさいな、ちゃんとあるじゃん、あまいものなーんだの解答……。他にも見逃してそうだからもう一回通しで見るかな……。でもここのくだりは原作のが良いと思うなあ。流れも最後のシーンも。というかなんでアニメのニケは最後のシーンであんなドヤ顔してるんです??笑ってしまうがな。しっかり押さえてあったのはわかったが、でもやっぱこの回は23話のレイドのアニオリの前置きな感じとして、レイドに比重が置かれた演出にはなってると思うなぁ。

しかし私が勝手に寝言ほざいてるんじゃなくて、原作がめちゃくちゃ美しい演出と構成で「ククリちゃんは甘い物が大好きですが、彼女にとって一番甘い物は、ワガママを叶えてくれるニケ君です」ってやってるのヤバすぎだろ。しかし読めば読むほど、考えれば考えるほど、グルグルって恋愛ファンタジーとして綺麗だよなぁ……。ギャグが濃いからそっちに意識が行っちゃって全然語られない気がするけど。花の国編も、「竜のレイドに攫われたククリ姫を助けに行く勇者ニケ」って構図だし。幻想に絡めた恋愛が大好きなのも多分グルグルのせいな気がするから責任取って(全ての性癖をグルグルのせいにし始めたオタク)

でも真面目な話、創作で一番の下地になってるのグルグルかもしれない……。他にも下手過ぎてわからんがパクリ散らかしてる作品は多いけど、グルグルは無意識下レベルでパクり散らかしてそうというか……。グルグルを読み返していると、己の創作の元ネタがチラッチラ見えるというか……。あんま私ちゃんとオリジに昇華出来てる自信ないからこういう事言わない方がいいんだろうけど……。

衛藤先生が好きだ、って言ってたH・Gウェルズの魔法の店(マジック・ショップ)、アレだけはグルグル以外が上手く入らないフニャフニャの頭でなんとかちゃんと読んだんだけど、確かにこれはのちに魔法陣グルグルを作る人の原風景的な作品だって思うが、ただの模倣ではないよね。そもそもグルグルはお店の話じゃないしね。にけやとかやってた事もあるけどさwそういう事じゃなくて、グルグルはククリちゃんがニケと旅する中で覚えたり生み出したりする魔法で、ひとところに留まるお店じゃないよね。って言い切ると、魔法の店もどうもひとところに留まる感じじゃないっぽいからなんかアレだけど。ニケとククリは旅芸人で、ウェルズの魔法の店は、時々店舗が変わっていそうな、基本固定の劇場っぽいイメージかなぁ。イベント設営と常に動く移動式屋台の違いみたいな?とにかくやっぱり違うものだよねって。

多分私の場合、あんまそういうオリジナルになってないというか……。パクリだよな、やっぱ。そうだとしても、下手過ぎてわからないと思うから黙ってた方がいいよなって思うんだけど。まあ別にここと創作両方見る人なんてほぼおらんからいいや。カクヨムとふりーむからはつなげていないし。仮に指摘されても素直に好きですって言うし言ってるし。

私は気に入った作家が好きだって言った作品大体一回以上は読みがちなストーカー系読者だが、そういうキモイ趣味もいつものわかりにくい特殊な変態趣味だからね。っていうか既に読んだことある(そして私も気に入ってる)って作品を挙げてる事も結構多いんだけどね。好きな作者、秋山瑞人か久米田康治好き率高くて笑う。本人らの著作も好きだけど、「気が合うかどうかの測定機」みたいに機能してるの、失礼だとは思うがおもろい。
2024/06/29(土) 06:40 作品感想 PERMALINK COM(0)
衛藤ヒロユキ先生にグルグル初期くらいからブレーン役の奥さんいるっての、「ニケは正直独身男性だと少女漫画好きってだけじゃあちょっと描けねぇ男じゃねぇかな(カプ厨の欲目とか置いといても、挙動が割と序盤から自然に旦那過ぎて)」って思うので(なんならククリの描写の上手さもちょっと普通の男子だと厳しい気がする)と納得しかないのだが、あまりにそっちのプライベート方面を衛藤先生が語る事が無さ過ぎて、なんかビックリしちゃったんだが、よく考えてみると序盤の後書き漫画から変なとこあったな。

「刺身は好きだけど焼き魚とかはあんま好きじゃない」って言ってるのに、何故か夕飯に焼き魚が出て来て、それを今は亡き愛猫のクドイ顔のネコが咥えて持って行っちゃった、みたいな話。あんまり好きじゃないならどこからその焼き魚は出て来たんだ? 無から出現したんか? 一人暮らしならまず起こりえないイベントよね……かといって実家暮らしって感じもしないし……。アシさんが作るって事もあるかもしれんが、噛めば都くん(くどい顔の猫のミドルネーム)が出てくるってのが、なんか仕事場で缶詰め状態でかっこむ飯というより、もうちょっと日常のプライベートを感じるというか。

とかいうクッソ気持ち悪い推理を朝方に決めてしまった……。ストーカーと探偵って正直あんま変わらないよな、挙動自体は。

う~~んでもまたいつものキッッッッショいド偏見だけど、リアル旦那かつ仲の良い感じの夫婦の人の恋愛創作(その作家の中でも傑作というか、もう一度やれと言われても無理だろうなってなる奴)ってなんかもう「違う」よね……。少女漫画家の上手さみたいなもんとも違う。2409回目の初恋も、花散峪山人考も、狂四郎2030も、風立ちぬ(原作小説)も女性や独身男性の描く上手さではない。もちろん熟練一流作家の技術が支えている点は多いだろうが、なんかそんだけで説明できるもんじゃない、こういう「圧」は。赤毛のアンとかも続刊読んでると、後半の方はかなり前述の作品みたいな、生々しい不気味さがある回が何度もあったりするんだが、そこはモロ女性的な恐ろしさだしな。単純な数値としては同率のものは出来上がるだろうけど、やっぱ作品のタイプが違って来る。

私の究極のド偏見創作理想体が「ある特定の旦那タイプ作家から一回だけ採取できる感じのやべぇ恋愛もの」だから、それの極みに行くの最初から無理やん(私はどうやろうが「旦那」になるのは不可能なので。そもそも性根も腐り切っているので男だったとしても無理だろうが)ってなるから半端な創作意欲(苦笑)など全部放り捨てたいのだが、やりたいはやりたいんだよな、やっぱ……。

いやしかし本当全く気持ちが悪くてしょうがない話だが、男性作家の場合ホントそういう人、でなくてもそういう素質がある人じゃないとメチャクチャにハマるという選択肢が最初からないんじゃないかな、って気がして来たわ。グルグルも今初めてハマった作品ってわけじゃねぇしな……。多分言語化出来なかっただけで最初からそういう風に好きだったんだと思うよ、昔からリコの花贈る話大好きだったし。

なんなんだろうな、私のこの、冗談抜きで気持ち悪い嗅覚。まだなんか大人気ユーチューバーの結婚に発狂して嫌がらせとかするタイプのヤバイガチ恋のが人間として健全だし、(その犯罪性はさておいて)衝動は理解してもらえるような気がする。全然そっち方面興味出ないけど……。声優ガチ恋とか声優交代で発狂とかもなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんも理解出来んもんな。

オタク文化がアニメ文化強過ぎ文化とはいえ、声優ガチ恋とか声優交代で発狂してる方が、人として理解出来るような感じなのなんか納得いかない。私「自分のタイプの男の人の創作じゃないと男の作家はハマりきれない(そして本人に対しても、遠くからの生態観察以上の興味があるわけじゃない)」ってだけでなんも人に迷惑かけてないのに。ただ言語化すると偏見と一種の差別にまみれていてクッソ気持ちが悪いだけで。ド偏見的に男が大好きで大嫌いと言う感じがする、この挙動。やめられるもんならやめたいわ。

というかオタクと話してても大体アニメオタク兼夢小説系オタクが多すぎて価値観が違い過ぎてあんま気が合わないんだなぁ。ラノベ、小説オタクとかゲームオタクってオタクの中だと人口少ないというか……。個人的な感覚としては、漫画オタクすら、アニメオタクと比べたら単体だとちょっとマイナー趣味になるんじゃないかな?って思う。漫画オタクってなるとアニメオタクとも兼業が多いだろうし、そもそもの人口も当然多いからわかりにくいけど。アニメはもちろん好きだけど、声優一人のなんやかやでテンション上がったり下がったりするほどは好きじゃないんだよなぁ……。どっちかっていうと脚本や監督とかのが重要かな。

キャラに対してもなんというか、自分がソイツにガチ恋して結婚したい!みたいなのに比べるとそいつの彼女とか嫁含めて推すようなアレって二ッチ趣味だよね……。ニケも別に私を好きになって欲しいんじゃないしな……。ククリみたいな可愛いけど大変な女の子の事、大切な子として支える事が出来る男の挙動を隅々まで吸いたいだけで……。でもこういうのって大半の人があんま理解出来ない感情なんだろうな……。

二ッチといえば、めちゃくちゃ素敵だったOVAの吸血姫美夕も夫婦の合作なんだそうですが、こういう夫婦の綺麗な合作って他にないんですかね……。えっ実写デビルマン?(監督と脚本が夫婦)アレはちょっと……ただアレもそういう部分はちょっといい部分もあったはあったかな。ヒロインの両親夫婦の描写とか。というかあの映画、やっぱ一番ダメなのはアレが俳優初挑戦だったメイン二人始めとした俳優の演技だよな。他はやっぱ製作費かかってるだけあってそんな悪いわけじゃないんだよな。実写キャシャーンは「業の深い旦那共の業深物語」と言う事以外ようわからんふいんき脚本をカバーできる凄みが俳優の演技にあったんだけど、デビルマンは真逆で、俳優が全ての足を引っ張ってる。もちろん脚本とか演出とかもお世辞にもいいとは言えないから(演出は実は結構好きなとこもあるんだが、変なとこも多いし他をカバーできるほどの凄みはない)、それぞれの要素が他の要素の足を引っ張っちゃってる、ある意味では三位一体のダメさというか……。でもオチのメッセージ性とかはやっぱ好きかな、上手くはないが。

実写デビルマン、下手だし駄作だけど、見てて不快なタイプの駄作みたいに言われてると、ちょっと疑問なんだよな、やっぱ。
2024/06/29(土) 04:18 雑記 PERMALINK COM(0)