やきにく亭
～キャベツを添えて～

無印のバトーハの塔は恋の恐ろしさに触れててじっくり読むと深いなぁ、とか考えながら思ったが、ニケってホント「恋をして恐ろしい面、勝手な面が出る」みたいな恋愛のマイナスの王道出ないよなぁ……。流石にレイドには言葉でも対抗したりするし（前述のバトーハの塔でも）、シュギ村の強盗みたいな買い物が多分ククリとの買い物の約束守るためなら、そういう「あの子のためならなんだって」みたいな怖さはあるのかな、って思うけど、ちょっと自分で言ってて自信ないというか……。

２のズックニィで、竜ニケがククリだけを連れ去ったのは、多分ニケの二人きりになりたいって願望が出たんじゃないか、って前の記事でも言ったけど、これも恋をする事で出て来る恐ろしさ、まで言うのは言い過ぎよねぇ。さらってしまいたい、みたいな気持ちはあるのかなー？って推測は出来るけど、「ククリ好きだ！だからオヒメサマダッコをするんだよ！」という夢の中の言葉通りの、ホントに素直な気持ちだとすると、どっちかというとうおっ純真まぶし！案件な気もするし……。

そもそもの魔法の性質も根っからの光だし、アニメ２０１７でも、闇の中のお姫様を光の外へ連れ出すって面が強調されてるし、ニケは恋をして素敵な人になる、みたいなプラスを描く担当なのかなぁ……。この推測は多分そんな間違ってないよな。恋をして悩んだり傷ついたり、闇に堕ちたりするのはククリの方だし。ニケはククリと旅に出て楽しい、色んな事を知れた、って言ってるしな……。

名前で呼んでほしい、ってのもあまりに恋人のお願いとしてささやか過ぎるよな。ニケ、スケベっていうけど手つなぎたいとか抱きつかれたいとかそんな程度の自分からの要求も全然ないっていうか……。覗きはしたがるけどお触りは自主的に御法度というか変態紳士過ぎって言うか……。

２は暗喩的にはちょっと独占欲とか食べちゃいたいとか表現されてる気はするんだけど……。前述のズックニィのさらってしまいたいとか、二人きりになりたいっぽいとかもだけど、ククリの月を食べるとかね。ホントここら辺、推測の域を出ないのがね……。あ～ホントあの2017アニメの神解釈咀嚼スタッフが２アニメ化してくれねぇかな……。

ニケが恋愛沙汰で唯一怖かったの、無印の最終決戦でカヤを脅したくらい？ アレもアニメでやっと怖い、くらいな気はするけどね……。ホント衛藤先生、優しすぎてああいうの描くの苦手だよね……。プロダクションIGが時々本気の怖さ描いてるアニメと比較すると、ホント苦手なのがわかる。２で何回か、あっさりニケが消えてなくなるみたいなサラッとした怖さは上手いんだけどな。いやアレはホント怖い。チートで巻き戻されるじゃん、って言われても怖い。

まあなんつーか、ギャグでかく乱されるけどやっぱニケって理想の王子様なんだよなぁ、少女漫画の、お姫様の。決してお姫様を害する事のない優しい王子様。こんなん少女漫画でもいねーぞ。うーん、２終わるまでに一回くらいは見たいけどなぁ、ニケの男子の身勝手な欲みたいなのの、明確な奴……それやったらニケじゃないかなぁ……。自分から思わずキスくらい希望してもええか？そこは流石に序盤から伏線張ってるから回収されるよな？してくれ。

天空の城ラピュタの元ネタと聞いて読んでみた。冒頭のガリバーさんの手紙のくだりでいきなり目当てのラピュタが出て来て、テンションが上がる。




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ＢＬの受だと抱かれるとき「僕じゃふさわしくない……」みたく謎の悲しみに囚われがちだけど、男ってもうちょっとデフォでナルシーっていうか「この僕がコレからケツを掘られるなんて……イケメンも罪だな……」くらいナルシストのがあり得そうな気がする（いつものド偏見）（ちょっと読みたい）

というか、ワンナイトラブの女でもこんなに悲観に暮れているか？ってレベルに悲観に暮れがちな気がするな、典型的なＢＬ受。同性愛は死刑みたいな時代世界設定、あるいはそういう宗教ならわかるがもうちょっと今を楽しもうや。

何かの歌でも、お尻を出していた子が一等賞を取っていただろ。ケツを出すお前は一等賞なんだ、自信を持て。

このダイ大ともコラボった人間讃歌の歌の歌詞もよくわからない。どんなシチュでケツを出すはめになったのか？何らかの審査中に自分からケツを出した結果一等賞になったのか？何らかの競技中、何らかのアクシデントでケツを出しちゃったけど見事一等賞を取れたのか？謎は尽きない。

そうか、ヤンデレって敗北が前提条件なのか……。うーんでも「恋で負けた」ならわかるけどヤンデレ相手の敗北って……アレ少年漫画で言うと「バトルで負けたゲームオーバー」じゃない？恋愛でそんな負け方してもいいのか？この人相手なら負けてもいい……って思う瞬間こそが、恋の駆け引きという試合に負けて勝負に勝ったと言えるのではないか？

合わないわけだなぁ……。もうヤンデレ（女性向け）掘るのや～～めた（イイデモード研究を匙投げた学者のノリで）

ワシゃ～アルル・ナジャが公式からサタン様が好きな感じの創作が読みたいんじゃい！よく考えたら気合い入れたＢＬゲも最近書いたラノベもこの一行で説明終わるの草。魔道物語全然詳しくないのになぁ……でも小学二年生だかでやっていた漫画でもサタン様派だったかもしれない……。でもレイド×ククリは当時から全く発想として存在していなかったと思う（素直すぎて逆にアンチか？）みんなニケいたら、多少好みでもレイド眼中から消える現象を体験してないの？私がクソなだけ？そんな！こんなにククリちゃんに寄り添った読者してるのに……！（寄り添い過ぎなんだよオメーはよ）

私はまーじで二次創作の延長でしか一次創作が出来ないんやなぁ……。自分で一から世界設定とかちゃんと考えるのクソ苦手だからホントそこも二次創作オタクって感じ。もうファンタジー作るのやめたら？向いてないぞ？センスがないのはわかってるが、純粋な現実設定で作るの興味ねえな〜せめて現代ファンタジーか現代思想ぶっこんでいい異世界転生・転移にしろよ。

【出典　スクウェア・エニックス/衛藤ヒロユキ/魔法陣グルグル ４巻　第２７章　レイド】


【出典　スクウェア・エニックス/衛藤ヒロユキ/魔法陣グルグル １６巻　第１５６章　天界へのパスポート①】

もしかしなくても、うんこに行きたい時うんこに行きたい！と言えないカッコつけが最終回直前の告白まで響く伏線だったりしたのか……？

したんだろうなぁ、この漫画だから……。うんこに行きたいならアホな事してないで素直にうんこに行きたいって言えよ、危うく漏らすか封印失敗するとこだったぞ。

この辺、妙にカッコつけたかがる男の子の感覚がコミカルに、すごく良く出てるな……って思うし、ククリが時々ぶりっこしてまでニケに可愛いと思われたい節があるのと同じように、ニケがくだらん事隠してまでククリの前ではカッコいい勇者でいたい、という気持ちを感じるのは私だけ？

うんこは恥ずかしい事でもカッコ悪いことでもないからちゃんとうんこに行こうね、って遥か昔小学校の頃先生に言われた記憶があるのでうんこ行きたい時はうんこ行きたいって言おうねホント。


【出典　スクウェア・エニックス/衛藤ヒロユキ/魔法陣グルグル２ １９巻　第１３１章　勇者よ石を取れ】

アレ、でもククリの前でうんこ！って言えるようになってる辺りやっぱ成長してる？のか……？それとも男子特有のわけわからん恥ずかし基準で、やっぱり今も自分がうんこしたい時うんことは言えないのか……？わからんけど最新話のうんこギガナイトの格好のが絶対普通にうんこ行きたいっていうより恥ずかしいと思うから、多分うんこしたい時はククリうんこ！って言えるようになってるのかな。知らんけど。ククリうんこじゃないもん！っていうククリの叫びの幻聴が聴こえてくるけど。


【出典　スクウェア・エニックス/衛藤ヒロユキ/魔法陣グルグル２ ４巻　第２５章　トリック・オア……？】
あーでも、屁で宝箱の中の幽霊あぶりだすとかやってる（しかも後にもう一回やる）し流石にもう言えるよな……？ 流石にコレで今もうんこ行きたい言えなかったら男子ってわけわかんね、って匙１００本くらい投げるぞ。


【出典　スクウェア・エニックス/衛藤ヒロユキ/魔法陣グルグル２ ４巻　第２４章　あとから来るもの】
ところでこの、屁であぶりだすっての、直前の話の敵とのやりとりが伏線だったりします？するんだろうな……。あとここはフリ、とはいえちゃんとククリにお腹痛い、って言えるようになってるな、よかったよかった。なんで私はニケがうんこ行きたい！って言えるかこんな気にしてるんだ？いや大事な事だし……。軽くうんこ我慢告白が潜在的トラウマになってるのかもしれん、グルグルの事完全に忘れてた時期にこんな話無意識に書いちゃったくらいだし……。いやホントこのうんこ我慢勇者書いてた時はグルグルの事なんて思い出しもしなかったと思うんだよな……。でもベースにしたのは間違いなくグルグルなんだよな。


【出典　スクウェア・エニックス/衛藤ヒロユキ/魔法陣グルグル ４巻　第３５章　ガタリの啓示】


【出典　スクウェア・エニックス/衛藤ヒロユキ/魔法陣グルグル ４巻　第３６章　勇者の魔力！】
グルグルの屁の歴史は無印中盤にさかのぼるほど長く、この頃はまだニケも嫌そうにしてたり他人に押し付けたりしてたが、なりふり構わなくなっているくさい(屁だけに)、ところに時間の流れを感じるね。あとここ、ケツの穴が開いているせいか、啓示の時もつい屁が漏れたとかファンブックで解説されてて笑った。まあ洞窟に大量の人間と押し込められてた時、誰かが屁こいた時は逃げ出す程度には今も抵抗があるみたいだが、武器として使うのには抵抗がもうないらしいな。

うんこうんこ屁屁屁ってきたねー記事だな。文句なら衛藤先生に言ってくれや。


【出典　スクウェア・エニックス/衛藤ヒロユキ/魔法陣グルグル２ １巻　第５章　キタの町①】

でも２の冒険序盤、こんな風にククリにグルグルを通して言ってもらえたから、ニケも良い意味でなりふり構わなくなったというか、カッコ悪くても力がなくてもいいんだ、ってふっ切れた側面があるかもしれない。ニケは読者にすらほとんど何も語らないから憶測になってしまうけれど……。

しかしこのおしゃべりなアサガオ回やっぱいいな……ギャグで流しそうな続編あるある勇者弱体化をこんな風に描くの、やっぱ優しさに溢れた漫画というか……。うんこと屁にも溢れてるけどな。でもここら辺は本当に真面目なんだよね……。ニケが珍しく落ち込んで、勇者の証がない事にも葛藤している。ククリを守るためだけに前作も戦ってきたニケには、身近なククリという女神様に勇者と認めてもらう事が一番大事なんだろうね。

序盤で手に入れたせかいいちのけんをアッサリ失くすとか、カッコいいポーズごと勇者の力を失くしたっぽいってのもみんな２のニケの在り方に帰結しているのかもしれん、知らんけど。