やきにく亭
~キャベツを添えて~
サイトの説明書&連絡先
トップページ
リアルタイム
小説
イラスト
リンク
正義のぶつかり合いってか主張のぶつかり合い、みんなやりたいやつだけどやっぱ難しい
環境で人は変わってしまうのになんかウエメセで叱られる問題、本当にそれというか、私が昨日ほざいた
、「それぞれの正義がぶつかり合うような話、面白いけど自分でやると結構激ムズじゃね?」
問題とちょっと交じる気がする。
下手すっと相手の立場を考えない、ただのクソ説教話になってしまう
というか……。
テイルズオブシンフォニアのロイドとか、なんとなく良いな、って時もあるんだけどな。主人公側が直球で違う間違ってる言ってても。アイツが何で私含め結構世間の評判が良いのかって説明が割と難しいんだけど……。
そもそも
ロイドは正義で言ってない、正義って言葉が大嫌い。
主張したところで、別に相手や状況を変えられるわけではない事も多い。ロイドの言う事は、あくまで一個人の主張に過ぎない(パーティメンバー入りするキャラなら、心を救えたりはするが、
一人、度し難いほど破滅を救えない変えられない奴もいる
)
っていうかロイドの主張は、
癖強い変な主張
という文脈。言われる側は大抵否定、
彼に惚れているメインヒロインすら「やめてロイド!みんながロイドみたいに強いわけじゃないんだよ!」と窘める
レベル。主人公側が絶対正しいという文脈で描かれた話ではない。と思う。彼に救われた仲間も彼の優しさは時と場合を間違えたらただ甘いだけ、みたいな言葉が出て来る。(実際彼らの善意が……みたいな話が序盤から出て来る)
主人公達の旅そのものも世界観も普通に胸糞が悪い。ロイドという一個人が、言葉だけでも
個人に言うというより、状況そのものに対してじたばた言って
くれないとストレスが溜まり過ぎる。からかな……。
まあロイドも割と癖強い奴だとは思うんだが……。
ラストバトル前の台詞とかは流石にファンもネタ扱い
だし。(私もアレは流石に笑ってしまった。)嫌いな人は嫌いかもしれない。まあ
世界観が普通におぞましいからロイドが光になれる
、ってのはあるかも。実際ロイド達は時代と胸糞い仕組みを変えたり消す人間なんだよな。
テイルズのストーリー自体、嫌いな人は嫌いな作品
だが、やっぱコレも長期シリーズだけあってやり口が上手いんだな。ラスボスも同情の余地はあるが、やる事がようはディストピア世界作りだから、そら主人公側もやめーや!!って怒るに決まっている。
やっぱりこういう話は神さまのいない日曜日が一番上手いのかな。
それぞれ主義主張があって、みんな好き勝手にしかしない
、ってのが。っていうか
神ないは、主人公が世界を救う、みたいな傲慢さが全巻通して丁寧に叩き折られる話
で、他であんなの読めない。
2巻でいきなりへし折られて、恋をしたら完全にトドメになっちゃうなんてあれしかない
よな。
アイにとって、
恋をする前の個人個人の世界を救うなんて主張は「明確な悪夢」になっちゃう
わけだからな。コレを事前にやってるから、最終巻のアリスの行動が映えるのかも。
お互い他作品なら綺麗な愛にされる事を、あくまで個人のエゴイズム文脈でやってる
んだよなこいつら……。
アイ(主人公)も、愛(まごころ)も別に世界は救わないんだ、それただのエゴ
なんだ。
まあここら辺の作品、
やっぱまず題材が難しいしデリケート
なんだな。
シンフォニアは個人を叱るのではなく、胸糞な仕組みをなくそうとする新時代の開拓者にしたのが上手い
んだと思う。(そして実際、別の問題は立ち上がってるけど、後の時代の作品であるファンタジアではシンフォニア時代の大きな問題はなくなっている)。仕組み自体が胸糞だから、そこに抵抗する、変えようとするって流れがそんなに変じゃない。好き嫌いはあれど、それにそこそこ成功してる作品なんだと思う。つまりシンフォニアの世界はSFのディストピアみたいなもんで、その反乱軍が主人公達なんだな。
もっと明確なディストピア反乱軍の話にデスティニー2があるけど、これは
青臭い話としては個人的に好き
だが、シンフォニアに比べるとやや失敗してると思う。
潰すディストピアそのものも結構悪くない側面も多い
から。もちろん反乱するだけある宗教的な気持ち悪さもかなりあるんだけど。っていうかそこの派生で主人公も多大な被害受けてるし。結末も色んな意味でスッキリしないって意見があるし私もそう思う。(やりたい事はわかるが)っていうかデスティニー2のやりたい事の完成系がシンフォニアなのかも。
ディストピア(暗黒世界)を多少キモイ程度で普通にアルカディア(理想郷)みたいにしちゃって大失敗してる作品、結構商業にもある
よな。あれじゃあだめだよ、娯楽や理想論としても通用しないってか、主人公達がカスになっちゃうだけだよ。そこは爽快な娯楽の前置きとして、クソみたいな社会にしないと反乱軍が映えないよ。
多分私がフワーッとやってみたい感じのやつ、シンフォニアとか神さまのいない日曜日とかそういう方向なんだろうけど……
絶対手に負えないから触らない方が良い
な……。小さい風呂敷を綺麗に畳むので精一杯だからな……。へっぽこアルジェンとか最近書いたなんちゃって悪役令嬢とか……。っていうかこういうちょっといい話でも書いててへとへとになってるんだよな私……。好意的な人が評価してくれても、それ以外の人は普通くらいで終わる程度の規模よな、とは承知の上でこれが私の人に読ませられる出来の最大限というか……。
↑みたいな作品、なんでみんな普通に描けるし世の中にゴロッゴロしてる
の?いや、実際失敗例も多いんだろうけど。
魔法陣グルグルとか魔王学校に俺だけ勇者!?も、バカらしい作品に見えて実は勇者側が明確な善ってわけでもないって点が共通してるが、なんかここら辺の作品が楽しくて優しくあれるのはコメディかつメイン二人の恋が主軸で世界の仕組みを変えようとかそういう話じゃないから、ってのはあるのかな……。
グルグルもさ、2見ると別に魔王倒して世界が変わるって話でもないんだよな。ニケククは恋人かどうかも曖昧だし。闇魔法結社の総帥も相変わらずニケにはなんかちょっと当たりがきついし。あんなアホな話なのに、別に闇側が光の者を見直した、闇側から歩み寄ったみたいな話にもならないんだよなグルグル。
闇と光が手を取り合った、じゃあ私達も……って感じに世界は変わらない
んだよな。もちろん
グルグルは十分優しい話で、個人、村単位だと何も別に気にしない人達はいっぱいいる
んだけど……。
闇と光のニコピョン族はニコピョン族、オレ達って種族なだけ(こっから別に思想として広がる余地はなさそう)ってのは結構切ない、ドライな部分ある
よな。
魔王学校も
皮肉の文脈で、「裏社会も表の華々しい役職も、勇者と魔王の(の中のエリート達の)陣取り合戦」って社会の仕組み
なんだけど、なんか二作ともコメディなのにそこら辺スゴいドライだよな。
作者二名とも頭いい人らだし、現実をわかってるからここら辺をコメディにしてる
のかも……。
衛藤先生も夏緑先生もやたら過小評価っていうか、やっぱ結構やってることシニカルでドライじゃね???そこ本筋じゃないし、アホらしい作品って評価だから、コレ言ってるの多分この世で私だけレベルの寝言になっちゃうんだろうけど……。っていうか
作者も気づかないでくれ、って要素を勝手に引っ張り出してるからそらお前みたいなバカしか言わねえよ案件
なんだけどさ。
まあなんか……まとめ直して、ギャグでもシリアスでも私の手に負えそうにない事はわかった。
説教するならだれが見てもクソなディストピア世界そのものにしろ、しないならしないでコメディに徹するか主人公は徹底的にその鼻っ柱をへし折られろ!!
うーん、↑全部難しい……。まあ挙げた作品群、作家の著作とかシリーズもの単位でも傑作の方だから難しいに決まってるんだけど。やっぱ私、上澄みを見過ぎなのでは?簡単なことしようとしてすごく難しいことするから創作で失敗してるのでは?何なら背伸びじゃないのか自分でわからない……。もっと簡単な題材でも手に余る……。昔書いたクソラノベも、今一人褒めながら読んでくれてるからそんな事言っちゃダメなのは分かった上で、恋愛物書きたいだけなのになんか小賢しいテーマや試み入れて全部大失敗してる節があるから、ここら辺ちゃんと反省すべきだと思う。
2024/08/19(月)
23:28
雑記
PERMALINK
COM(0)
グルグルサブタイ
グルグル2、13巻第84章、サブタイトルが「ふたりでひとつの大冒険」なの良いなあと思った。ニケとククリが離れ離れでそれぞれのパートが分かれてる状況も表してるんだろうけど、やっぱりグルグルそのものがそうというか。
おんなじところですれ違ってるシナリオ構成も表してるんだろうか?
2024/08/19(月)
15:07
グルグル考察
PERMALINK
COM(0)
ブラッドベリええなあ
ブラッドベリええなあ、超ええなあ。感性の美しさがええなあ。
ところでエロゲにぼくらがここにいるふしぎとかいうタイトルがあったと思うが、もしかしてブラッドベリの「二人がここにいる不思議」が元ネタだったり?
こーんな美しい感性の話書いてみたい……。なんか綺麗な感じ短編書きたいけど今ポエム的なものも何も浮かばないな。脳がギャグ、気楽な話以外書きたくないって言ってる。
2024/08/19(月)
08:22
雑記
PERMALINK
COM(0)
NO-TITLE
あけっぴろげにスケベを書きスケベを読むようになって子どもの頃の口にチューもないカップルの口チューを心待ちにしているのなんかわかりにくい感じのキモイ原点回帰感あるな……。グルグル2は読み返すと初期は色んな試みをしようとしているのがわかって面白い。1だと恋愛表現でとっときの最終兵器感あったほっぺにチューを「友達へのあいさつ」と言って過去にしている感じが。(なお、その後10年単位で進展はなかった模様)
2024/08/19(月)
06:52
グルグル考察
PERMALINK
COM(0)
RPGあるあるの正義ってなんだみたいな話とかジュブナイルとか
好きなユーチューブチャンネルでバズー!魔法世界取り上げてたのでそれで大体のストーリーを読んだが、一回くらいこういう正義とは何か?みたいなの多分すごくやってみたいけど多分すごくバカだからすごく向いてないんだろうな……と自分で思う。
なんか他人の読んで正義って……正義ってなんなんだ!って酒飲んだ酔っ払いみたいに酔うのは趣味だけど。
私は本当、読む方はすごく向いてるよな。いや作れる、完成まではいけるって意味だと作るのも向いてるんだろうが読むほど向いてないや、やっぱ。
こういう話、結局どう収拾つけるんや、って点で結構難しいよな。いやスッキリしないのがミソなんだけど、代わりになんか別の方向で良い話にするか、その構成の苦味自体を極上の味にしないとみたいな?
グルグルも絶対裏設定的にはコレ
なのに正義とは何か?みたいに勇者たちが悩み出してギャグマンガどっかいかないのすごいな……。2は多少やってるけど。デキルコとレイドの月が好きか嫌いか問答とか。
よく考えたら2巻の闇魔法結社で総帥に光と闇が一緒にいるなんて!って糾弾される部分と、その直前の王様に背いてあっかんべー!ががなんかそういう葛藤に入るんだろうけど結構わかりづらい
……。
よく考えたら
↑とかもうちょっと葛藤しろよww案件だな……
いやしなくていいんだけど。
まあグルグルは裏設定的には色々あるし、
ククリが閉じ込められて育ったのも元をたどるとコーダイ王家のせいじゃね?(こいつらがミグミグ族迫害とかしなきゃ独りぼっちで秘密兵器として残されず済んだんじゃね?)
とかあるけどなんかそういうの置いといて魔王退治もニケはククリを守りたいだけ、ククリはニケと旅したいだけ、自分のハートと向き合いたいだけみたいなのが良かったんだろうな。
グルグルはマイナーだとファンが言ってるのを見かけたが、コレが何回もアニメ化されたヒット作なのに、なんかマイナーなのはわかる気がする。こういうのはわかる人にしかわからん。裏設定引っ張り出して問いかけとかした方が多分わかりやすい。性質がそもそもウケないというか……。今でいうとセカイ系的な要素があるんだろうけどそういう言葉がグルグル全盛期にはまだなかったっていうか……。グルグル無印の終り頃かな?この言葉が出て来たの。wiki情報だと2002年頃が初出らしいが。衛藤先生のはもうちょっと懐かしい感じするっていうか、
多分がじぇっともグルグルもジュブナイル、って言葉のが正しい
ような気がする。
ラノベもセカイ系も言葉としてまだ生まれてなかった頃のような
頃の感覚。
ニコピョン族の
「俺達は俺達って部族なんだよ」ってすごく多分重要で大切なワード
だと思うんだがアレをギャグにしちゃうからまたわかりにくいんだよな……。いやまあ
グルグルはわざとやってると思うんだけど、マジで重要部分でギャグをする、ってのは素人がやっちゃダメ
なんだなって思う。
先人の後を追って己自ら自作を産業廃棄物にする作家は結構いる気がするが……(よせよせ!)
ふざけちゃいけないようなところでふざけて滑らず伝説になる
って、
ヒット作家すら作家がギャグ作家として脂乗りまくってるピーク時期にしか不可能
というか、衛藤先生すらキタキタ~グルグル2と見ていてもう出来ないんだな、という感覚が読んでてある。というかご本人がそもそもキタキタ本編~最終巻後書きでもうそこまでギャグ特化が出来ない、って言ってたしな。
なんなんだろうな、
ギャグ作家のめっちゃ一過性の才能の感覚
って。
ギャグの才能こそがジュブナイル、グルグルのような子ども(の、感覚が残ってる時)にしか使えない魔法なのではないか?
という気がする。いや、曽山一寿先生みたく大長編とかでストーリーもの欲満たしつつギャグ一生やってそうな人も稀にいるけど……。
グルグル2最新話も色々考えてしまうよな、
衛藤先生もニケも、もう意識しないとガキみたいな事出来ないんだな
、みたいな……
うんこギガナイトでそんな寂しい気持ちになるの頭の病気か?でなくとも疲れてんのか?って自分で思う
んだけど。ちょっと前のグルグル2の記事でも言った通り、
2のニケは第一章から意識してふざけている節があるので、真っ先に子ども部屋から消える描写があるのは納得
なんだけどね。
グルグル2終わったら(言うていつになるかは知らんが、最終章っぽさはあっても)後は穏やかなジュブナイルとか描いて欲しい気がするが、多分そんな事望んでるのファンの中でも極々少数なんだろうな……。
2024/08/19(月)
01:18
グルグル考察
PERMALINK
COM(0)
TOP
CALENDER
<<
2024年8月
>>
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
CATEGORY
グルグル小説
(15)
その他自創作絡み
(49)
グルグル考察
(195)
拍手返信
(17)
個人的メモ
(23)
作品感想
(608)
へっぽこアルジェンとネコな弟分
(59)
雑記
(434)
UNARRANGEMENT
(170)
ARCHIVES
2024年11月
(76)
2024年10月
(104)
2024年9月
(129)
2024年8月
(170)
2024年7月
(274)
2024年6月
(94)
2024年5月
(65)
2024年4月
(39)
2024年3月
(32)
2024年2月
(27)
年別アーカイブ
2024年
(1046)
2023年
(262)
2022年
(41)
2021年
(6)
2020年
(9)
2019年
(22)
2018年
(43)
2017年
(141)
NEW RECENT
SEARCH FORM