今週刊コロコロで絶賛無料公開中のゴクオーくん、
アレはコロコロ本誌だと恋愛要素基本御法度の制限の中で描かれたゴクオーくんと天子ちゃんの愛のお話(だと思う)のだけど、
あれこそが創作上でギリギリを目指す美しさなんじゃないかなってふと思った。
全話通して見ればゴクオーくんが天子ちゃんに抱く感情は「愛」以外に説明が出来ないのだが、
本人の嘘つきというキャラクターと表現制限も相まって、ゴクオーくんは最後の最後まで「好きだぜ」なんて言わんわけですよ……
「好き」って言葉以外の全部使って愛を表現するけど。
まあ
グルグルのニケの愛がわかる人は刺さるよなゴクオーくん。ただの自己紹介だけどな。
コロコロ掲載でも、秘密警察ホームズの主人公とヒロインが最終回では結婚してたり、イチバン！掲載だけどボッチわいわい岬へも、最終回で主人公ではないけど実は話の真相が夫婦の愛のお話だったってわかるから、多分最終回では恋愛しても怒られないんだと思うけど……。ゴクオーくんがしなかったのはキャラとテーマを加味した上での作者の判断だろうな。
実際、愛してるだの結婚だのを仮にやったとしても、ゴクオーくん新最終回以上の最高の最終回になんぞならんよな。捻くれクソデカ感情男に、最高の感情で応えた、まだ中学１年生の小野天子とかいうヤベー女。
私もついつい結婚ばかりさせちゃうが、ホントはこういうのがやりたいんや……。まあ思い付かないなら素直に告白とかお付き合いとか結婚とかの方が伝わると思うけどね……。
