数年前くらいからハマッてるweb小説のReal~Beginning of the unreal~の灰音、
ホンマ賛否両論というかとうとう彼女のせいで読むのギブした人までコメント欄に出て来て草。そんなにダメかなぁ?あの子。主人公も大概だと思うがなぁ……。っていうか
他のヒロインも似たようなヤバさだしなぁ……。
なんなら割と灰音に感情移入出来る側、ってのも私が面倒なイカレポンチブス女なだけか……。
結構恋愛的には熱いキャラだとすら思ってるけど、いつものキチ〇イ感想かもしれない……。
まあこの作品、
面白いと素敵が絶対勝つから読み続けてるだけでかなり読者の地雷を踏んでくスタイルだしな……。文章力も高いし(流石に序盤は粗削りなセンスだが、書く量が半端ないので目に見えて上達していく)
日本~後に世界規模の現代バトルファンタジー大冒険としてはすごい面白いんだけど、どういう層に勧めていいのかわからん……。超大長編として長く付き合っていくうちに色々作品の毛色も冒険の景色も変わっていって、時に色々と絶望して、それがまた大冒険っぽい面白さというか……。私も1巻で投げそうになった。結局読み続けたけど。恋愛関係の決着も最初は複雑な気持ちだった。描き方が良かったから例外的にアリになったが。まあ一途恋愛派はやめた方が良い奴なんだろうなコレは……。
私も普段はこういう恋愛まわりのやつ全然読まんしな……。
作者さんのイキリその他もろもろ、他の作者がやってたら全部嫌だな~なんだが美味いもんさんだと全部ありみたいないつもの差別。こういうタイプの作品、
作者ごと素敵ってなるかそうでないか真っ二つよな。
上手いのにデビュー苦戦してる理由はちょっとわかってしまう……この人超大長編タイプの作家だ……。10万字前後だと面白さと長所が語り切れていない。公募で求められる、ラノベ一冊分でガッチリ満足は多分ちょっと苦手な分野なんじゃないかなって。Realも1巻じゃ全然良さがわからん、最低2巻、それでも良さがわからん、4巻までは欲しいかな……。それでも面白さ全部はわからないけど。
巻ごとに空気が違う、色々タブーや反則技も使って、キャラもキャラを取り巻く環境も変わっていく大冒険がこの作品の良さだからなぁ。
超大長編タイプの小説書き、ガッチリ付き合えるなら最高なんだが、なかなかラノベ何冊分も付き合う勢いづくのが難しいよな……。