魔王学校に俺だけ勇者!?の続き読み返し始めたが、リリ子とペルチェの、1巻で読者も主人公も好感やフラグへし折れてる感スゲェよな。
毒殺しようとしてきたリリ子と、毒殺しようとした上主人公溶かしてとりこもうとしたペルチェ、いくらギャグ文脈かつ魔王女子と言えどヒロインとしてアウトすぎる……。マジでコイツらがメインヒロインじゃなくてよかった……。特にペルチェ、「感情のない機械には人の心がわかんないのかよ!」とかめちゃくちゃ叱られる辺り終わっとる。それで多少反省するとはいえ……。序盤で完全に恋愛フラグへし折れてリリ子は姉貴と百合ルート、ペルチェはリュウナの友人ルートに行くのは無難な流れだったと思う。
っていうかカプ厨とか置いといても、メインヒロインのリュウナと、せいぜい織田以外好かれても嬉しくねえ……。2巻のカラー口絵でリリ子と織田に主人公に取り合いされているが、マジでリリ子とか誰得。そういうヤバイサイコ女としては面白いが、ハーレム要員としてはお断りすぎる……。感想探してもリュウナ一強、後はちょっとだけ織田好き見た程度ってそらそうだ。嬉しくねえもん、こんな美少女のガワ被ったバケモン立ちに好かれても……(っていうかヒロ以外も勇者被害者いるし……www)
魔王題材なのもあるんだろうが、夏緑先生が黒い女子、黒いギャグ描くのノリノリ過ぎ。ぷいぷい!はサブヒロイン勢も可愛かったが、改めて読むと魔王学校はほんま酷いな、コレ……wwwww
当時大好きで、割と地雷小説扱いされてたのもショックだったが、こりゃ無理な人はホント無理だな……wwギャグとして笑い飛ばすにも適性が要るレベル。当時勇者ものブームだったとはいえ、良く10巻も続いたもんだ……。リュウナとヒロにハマりすぎて、私は毎回新刊楽しみにしてたけど……ww
読み返すと、どうしてお人好しのヒロが頑なに、一途に、ポンコツアホの子リュウナという女の子を見初めたのかがわかりすぎる……。彼女しかヒロという人間そのものを見てくれる女がいない……。織田は惜しいとこまで行ってるが一歩足りない。
割と真面目に、なんでこんなもん萌え萌えしながら読めたのか当時の自分の認知を疑い始めた。マジでヒロ×リュウナのカップル時々ヒロ&フリトのブロマンスしか見えてなかったんやな……。グルグルと似たような現象が起きてる、どうも合う範囲のギャグだと本質を流しすぎる癖があるようだ……。