ちゆ12歳先生がエロゲ妹談義でおもろいこと言ってる(ネタバレ注意)

あーなるほど、無理矢理入ってる感じしてつまんねぇよなギャルゲの妹ルート……って思ってたけどソフ論規制問題もあった(はっきり禁止っていうよりか、業界全体の自主規制の流れらしい?が)のか。聞いたことはあったと思うのに失念してた。

私もやったギャルゲ(全年齢)の妹でも追記でまとめとこうかな。(バレ注意)
赤の他人が死んだ実の兄貴と混同する感じで、急に懐いてお兄ちゃん呼び。唯一結ばれないヒロイン。元のゲーム、後のリメイクにはいない
輝く季節へ(1999年)※元のゲームは1998年発売

同い年程度(ちょっと年下だったかも)な幼なじみが合法的に「お兄ちゃん」と呼んでくれるバターン。
風の丘公園にて(1998年)
THE 恋愛シミュレーション2 〜ふれあい〜(2001年)
メモリアルソング(2002年)


バッドエンドでは実妹発覚で悲恋、グッドエンドでは紆余曲折あってやっぱ血縁関係がないと発覚する
おかえりっ!〜夕凪色の恋物語〜(2001年)


見た目は女子高生くらいだが、中身は生まれたばかりの赤ちゃんみたいな人工生命体がお兄ちゃんと呼んでくれる
マイメリーメイ(2002年)

同居してる王道義妹。シナリオはどっちかというとメインヒロイン幼なじみ絡みの葛藤で、妹の立場は関係なかったような。
みずいろ(2002年)※元のPC版オリジナルは2001年発売

義理の妹、ただし恋人になると選択制で主人公の名前+さんかお兄ちゃん呼びのままか選択制(元のPC版は名前+さん呼び変化固定)

Wind a breath of heart(2003年)※元のPC版は2002年発売

攻略可能、直球でキスまで行くが元のPC版では攻略不可
パティシエなにゃんこ~初恋はいちご味~(2004年)※元のPC版は2003年発売

実妹はオマケ、シナリオほぼなしの家族エンドのみ(奈々エンド)、出来立ての義妹ルートだと親に責められた後結ばれる(梨奈ルート)
ぬくもりの中で(2001年)※元のPCゲーム、すきだよっ!は2000年発売

義妹と思いきや、後に血縁と発覚。バッドだと他人の男との結婚式を見送り、グッドだと二人きりの祝福されない結婚式。

Thread Colors〜さよならの向こう側〜(2002年)

二人妹系ヒロインがいてメインヒロインだが、どっちも普通に義理と他人
ダ・カーポ~プラスコミュニケーション(2003年)※元のPC版は2002年発売

実妹だとキスもなく、恋人にはならない。明らかに妹は兄貴を兄貴以上に見てると思うが、、多分家族愛止まり(泉奈ルート)他人と化した妹とはグッド、ノーマル共々恋人になれる(春陽ルート)
W~ウィッシュ~(2004年)
正確に言うと春陽のグッドエンドは世界再構成エンドで出会いからやり直しだが、多分あの後恋人になれると思われる。雰囲気的に。

赤の他人のロリ系が、実兄と重ねる感じで兄上と呼んでくれる(命ルート)、家庭教師やってた恩人の娘が昔からお兄ちゃんと慕って来る(朔夜ルート)朔夜ルートは妹がどう、ではなくやらかした罪によりメリーバッドエンドな感じ
舞-HiME運命の系統樹(2005年)

妹ルートと便宜上攻略サイトなどで呼ばれているが、実質大団円&伏線回収のグランドエンドルート。妹とも誰ともそういう空気にならず、主人公も誰とくっつくかは保留としてる。全年齢リニュアール版からのルートであり、元の18禁版には存在しない 
雪語りPS2(2005年)※コレの元になったリニュアール版は2003年発売、一番の大元のオリジナル版が2001年発売

どの道義理のきょうだいには違いないのだが、最終的に姉貴なのか妹なのかよーわからん。多分シナリオ終盤で世界再構成が起きて、姉貴になってる?あと、おそらくだが、夢世界のみに存在できる空想の人物でもあるっぽい。
最終試験くじらAlive(2007年)※元のPC版は2004年発売



まとめてみると、全年齢だからと言わんばかりにソフ論スルーで直球書いてるスレカラや、開発期間が微妙に緩和の流れに間に合わなかったかのような発売日のWウィッシュが全年齢オリジナルとして面白い。(Wウィッシュは単に家族愛担当の泉奈、恋人を追求する春陽ルートの描きわけの問題もあるだろうが)テーマの問題もあると思うのだが、なんとなく実妹とのガチを回避した気配はあるというか、春陽ルートとかもっと後に出た作品だったら直球で実妹と恋愛になったかもしれない?

輝く季節へのなつきは別に赤の他人なのに唯一結ばれないのが妹考察視点でもよくわからん。多分妹だから結ばれない、っていうよりこの作品の特殊な設定、主人公が行く永遠の世界絡みで面白い事しようとして悲恋にした事は推測できるが、あまりに説明不足、尺不足でどの道失敗してると思う。多分兄貴から自立する、ってテーマが書きたかったっぽいが……。そのテーマ自体ギャルゲーでもヒンシュクを招くのはもちろんだが、純粋な物語としても失敗している。

原作にいない妹系+メガネっ娘成分を追加、唯一悲恋で兄貴からの自立と色々狙ったのはわかるが、輝く季節へのメインライターの一人であるだーまえの眼鏡嫌いは有名であり、移植担当だけでアホな事した上失敗したのは明らか。そもそもこの移植はファンにも元の会社の関係者にも不評だったはずなので、鍵系作品は好きでも嫌いでもないが、なんか色々いたたまれないヒロインとして記憶に残ってるな……。

こう……まとめてみると、色々規制問題のある時代も相まって、なんか面白くない面白い含め変な事してるのが多い?全年齢版でやっと攻略できるパティシエなにゃんこの実妹とかもちょっと面白いかも。

ダカーポとかくじらを作ったサーカスはソフ論とか関係なく義妹属性そのものが好きなメーカーなんじゃないか、という気配もある。あんまちゃんとした根拠はないが、規制ムードがゆるやかになった後も別に実妹を追求する感じじゃないっぽいので、そういう芸風なんじゃないかな、多分。

ダカーポシリーズと一部スタッフ被ってるダブルウィッシュ(複数ライターの二人が本家1、絵師が派生乙女ゲーに関わっている)が、当時サーカスと交流があったらしいプリンセスソフトで、実妹ギャルゲー作りを試みた。そして出来がイマイチで、ユーザーの評価もあまり高くなく、好評で関連作も出た同社の実妹ゲー、ふぁいなるあぷろーちに比べてもあまり上手くいかなかったっぽいってのもちょっと面白い構図かも。

サーカスのゲームそんな詳しくはないけど、義妹だか義姉だかわかんなくなるくじらや、全体的に鬱ゲーである本作の中でも一番後味の悪いオチを背負わされる運命の系統樹は、メーカーの作風でも時代の問題でもなく、メディアミックス作品で違う事をしたり、変なものを作ろうとしたりして色々試行錯誤した結果出来たイロモノルート、例外と考えた方がよさそう。

相変わらずのガバガバ論かつクソ読みにくいけどちゆちゃんの真似っこしたくなっただけのチラシの裏だからいいや。ちゆちゃんの言うような実妹氷河期を耐え抜く知恵も感じるが、推測だけど特に規制はあまり関係なさそうなケースもあって面白い。

ゲームそのものが面白いかどうかはさておき、義妹でも怒られるぬくもりの中では言われてみるとそらそうだ展開だが、もっと妹エロゲを漁ってもおそらくレアケースなのが面白い。当たり前なんだけどね。規制を潜り抜けて妹とイチャイチャするための措置なんだから、そこで過剰に怒られが発生したらなんのための義妹よって話よね。
2024/08/24(土) 08:14 雑記 PERMALINK COM(0)