胸糞ネタなので閉じる
虐待ものといえばこないだ読んだ話も、なんかレ〇プされてて紆余曲折あってズッ友もタヒんだけど生きるわーみたいな話で、なんとなくサラッと読んでああうん構成もなるほどなーって思ったが、よく考えるとアレもなんでそんな状況で生きようって思えるんだ?精神タフネスか?(でもその割にジ〇ツ繰り返してるんだよな……)って疑問に感じて来たな。多分アレを美談に描いてあるからジワジワ疑問に感じちゃうんだな。どう考えてもいい話じゃないというか、エゴイズムでしかないというか?
似たような別のやつでなんか親に虐待されててなんか紆余曲折あってめっちゃ気高い感じに人を庇って消えて死ぬみたいなのがあったが、あれも変だな。あんなえぐい虐待受けてて特に精神が病んでるわけでもなさそうなのがすげー変。シュールギャグか?人間のトラウマ舐めてるよな。
神ないとか2409回目の彼女とかアレはまずエゴイズムという前提があって書かれているもので、でもそれはエゴイズムであるという前提で愛だよ、みたいに相手が受け取ってくれるってそういう歪さも兼ねた美しさなんだけど、引っかかったやつはキャラというか作者の頭の中で既にコレが美談という前提が出来てるというか、そういう変な感じを感じる。構成はそれなりでも。例に挙げたやつ全部ファンタジー要素がある点も面白いな。
妙に生々しく虐待書く割に影響が軽すぎるんだな、多分……。どっちの作品も「お前らジ〇ツ、或いはジ〇ツ行為するほど精神病んでるか?或いはこんな状況で生きてたいと思うか?」みたいな……。ご都合悪い主義、あるいは最悪の形のご都合主義。前述のやつは私だったらむしろトドメなのでタヒぬし、後述のやつは私だったらなんと言われても生ぎたいっ(ワンピースみたいな泣き方で)と思う気がするな。読者お前と違ってそういうキャラです、の説得力もないし。
しかしみんな虐待児は唯一の光すら奪われた上で生きろ!か、お前重いからやる事やったら舞台上から消えろ!と言わんばかりのタヒ亡オチばっかだな。いやそういう意図じゃないのはわかるんだが、そう見える。これならまだ作者ごと唾棄した某シリーズ胸糞続編のが言いたい事はわかる。まあコレもすごい嫌いだけど。
胸糞作品ってやっぱ、よっぽど上手くないと気持ち悪い上に作者の考え方からまず疑問に感じてしまうな……。むしろなまじちょっと上手い方が本筋じゃないとこだけ妙に生々しくなっちゃう。まあ別に私みたいな面倒くさいつっかかりオタク以外は特に気にするほどのアレじゃないんだと思う。