グリムノーツ、メインストーリー読んでるだけで「あ、コレ私は死ぬほど好きなやつだけど世間じゃウケない奴だ……」感がゴリッゴリだが、サ終理由をまとめると
・メインストーリーがゴリッゴリのカプ厨男女童話もので、ソシャゲやる層にウケる感じじゃない
・対応機種がそもそも少なかった(機種変更で出来なくなった、ってのを見かけるし、私も連絡用のスマホだとインストール不可だった)
・第一部ラストでプレイヤーのやる気を削いだ(読み続ければ熱いとはいえ、リアタイで更新待ちでソシャゲでコレは辛いだろう)
・ソシャゲ的な金の巻き上げ方をスタッフが好まず、そもそも精神性がソシャゲ向きじゃなかった
みたいな感じだろうか。いや、想像だけど……。ゆるやかに課金をする人が減って行って維持が出来なくなった、ってプロデューサーが言ってたが、ちょっとずつ遠因があって大きな終わりになった、そんな感じがするな……。
やっぱソシャゲって、二次創作する人じゃなくても二次創作や夢妄想的じゃないと厳しいよな……。いやまあ、ゲーム体験として当たり前なんだけど……。主人公=自分とか、夢萌えが強すぎてなぁ……。というかこの手の人らに好きなカップルとか好きなシチュを煙たがられる事多いから、この手のタイプのオタク正直合わないかもしれない。まあもう面倒だから表に出ていくこともないし関係ないけど。
グリムノーツの物語、ソシャゲでしか出来ないけどソシャゲ的じゃない、みたいな日本語で喋れよ空気を出してるから4年くらいのソシャゲ平均寿命で限界迎えたのは当然なのかもしれないな……。即死でもなく長寿でもない。むしろよく4年持ったな、こんなゲーム……。いや、ホント読めば読むほどソシャゲっぽくないなって……。
コレの遠い親戚にエロゲのリフレインブルーがいると思う。エロゲじゃないと出来ない構成なんだけど、内容や空気がエロゲっぽくない。好意的な意味でも、売れないって悪い意味でも(リフレインブルーも当時、全然売れなかったらしいし……)こういう中間的な現象を好きになる事が多すぎて困る。世の中の作品は極端なキャッチーさで出来ているから。
そもそもグリムノーツの「誰かの心に残したい物語」という作品のテーマの一つと制作指標がソシャゲ向けじゃない。ソシャゲはそもそも、維持もオフラインも残すのが難しいから。残すならやっぱり紙本だよな。