「最後の一葉」、「聖者の贈り物」で有名な短編の名手の短編集。皮肉っぽいのやコメディチックな話、策士な話(「警官と讃美歌」、「赤い酋長の身代金」「善女のパン」「黄金の神と恋の射手」など)が多い印象だけど、感動的なお話もいくつか。「アラカルトの春」と「水車のある教会」はドラマティックな美しい結末でホロリとしてしまった。

恥ずかしながら代表作しか知らなかったんだけど、文章や展開が綺麗でキャラクターも良くて素敵な作家だなあ。他のも読もうっと。
2022/12/10(土) 20:25 作品感想 PERMALINK COM(0)