学園祭は学生ものの王道。桃野さん、次回予告でお嬢さまにケッ!ってなってるが本人も割といいとこのお嬢さんだったような……。(そういうの含めてこの反応かもしれんが
)何気に桃野のリストカット設定もリストバンドと共に消えてるんだなぁと今更気づく(原作で常にリストバンドとかしてるのは、リスカの痕を隠すためだったはず)。
考えて見ると原作まほらば、
・多重人格の精神障害メインヒロイン
・リスカ癖あった元メンヘラ兼不良女
・ジサツ未遂癖のある連れ子ヤンデレ気味未亡人(困窮)
・なんでも出来る器用人間過ぎて無感動無感情少女(克服済)
・対人恐怖症気味で腹話術人形越しにしか喋れない小説家
って心の問題のある人ばかりだな……(普通なの白鳥くんくらい?)そらアニメで規制入るわ……。多分メインヒロインが心の病気を持ってるから、そういう世界観に合わせて周囲の人間もどこか心に問題を抱えている人を配置している構図なんだろうし、例によって原作はそういう暗さを過剰に感じさせない上手さがあるけど、扱ってる問題は割と深刻。
正直小島あきら先生以外の作家でこんな設定とキャラ配置の話読みたかねぇわ。って内容。胸糞と不幸押し付けられそうで(ド偏見)
考えてみたら白鳥君が執筆する作中作「ハル」すら結構テーマが重い。アレの主人公の男性も心の問題を抱えている人、って言えばそうだし。
まほらば、パッと見は2000年代の普通のコメディ萌え作品っぽいけどやっぱなんか独特で忘れがたい作品。