アラハビカ終わりまでグルグルアニメ見終わった。終盤のミュージカルのくだり、気合い入ってるなぁ。そしてやっぱりこの話の終盤のキモはハートを持った上でのチュウによるお姫様の目覚めである。ちゃんと妖怪チュウも再現されている(笑)ここだとレイド様、「オオカミと七匹の子ヤギ」のオオカミやってんだけど、やっぱりレイド様はあの物置の中でもオオカミになるはずだったのね! ケダモノ!(お前の発想のキモさのがケダモノだよ!)
ニケのプレゼントの色鉛筆で塔を守っていたって構成がまた泣かせるよな……。っていうかアラハビカ編、構成も展開も劇場版映画でやるような話だな、今思うと。
そして今見ると、アラハビカ編でのストーリーの導き手であるデリダがすごくいいキャラしてるなと思う。お顔独特だけどw最後のククリとの会話とかすごく良い。
ニケククの関係性の発展途上っぷりが魔王ギリを倒すまでにはまだ至らなかった、というのもなんというかやっぱラブファンタジーとして構成が上手いというか……。ククリの心の成長が主題なので、彼女の心の自信のなさ中心に語られているが、ほっぺにチュウ(それも天使たちに促されてやっと)しか出来なかったニケのウブさも理由の一つだと思う。
ここでニケがククリの好きです!って告白をガッチリ受け止めて力強く良い返事が出来るような男だったら、自信のなかったお姫様、ククリも恋するハートをここで完成出来たんじゃないかな。って個人的には思う。スケベな割にウブなのがニケの可愛いところ良いところなんだけどな。まあそういうのがすぐ出来ねーから恋と冒険は楽しいのさ……。
いいアニメなんだけど、やっぱりアラハビカを語る尺が無さ過ぎて、アラハビカの正体を知ってククリが悲しむ流れは原作のが上手いと思う。アラハビカジュースとかアニメでは飲めなかったしな……。青とうがらしとかはあったけど。おっぱいも回収されたwwwwでも次回予告のレトロ演出とか普通に泣かせてくるんだよなあ……。良かったなあククリちゃん……。アラハビカのことククリちゃん大好きだったもんなあ……。っていうか次回予告のファミコンドラクエ風の演出良すぎるんだよな。ちなみに前の話でギンギー料理はしっかり出て来るので、このアニメは取捨選択をよくわかっている。
めちゃくちゃグルグル2が読みたくなって来たけど、まあアニメ一通り片づけてからでいいか……。