漫画読んでて思ったんだけどさ、やっぱさ、
作者本人が失敗したと思った設定とか展開とかキャラほど、作中で自虐ったらダメだわ! 例えギャグ漫画でも!本気で失敗したと思ったからこそ作中で愚痴も出ちゃうし、この際ギャグでネタにしちまえ!って思考回路になるのはわかるんだけどさ、ハッキリ言って本当にその通りだからさ、こっちも全然笑えないし、信者目線での擁護すら出来なくなっちゃうのよ!
何なら好きな作家ほど辛い。自分が合わなくても、作家本人が楽しそうにしてるなら今回は合わなかったんだな……ってわきまえることも出来るかもしれないが、漫画内でホントにその通りの自虐されちゃうともうただ辛くてしょうがない。
作品もコケ続けて、リアルでも辛いことがあってなお漫画内でも笑えってのは酷なんだとわかっているが……笑うどころか悲しかった。
作品外でコケた、失敗したって言うのはいいけど、ホント作品内ではやらないほうが良いな……。
滑ってる、寒いだけなら北極とか南極でペンギンやシロクマが生活してるみたいに住める(楽しめる)かもしれないけど、そこに全くその通りの自虐という名の毒流し込むと、どんな生き物(信者)も住めなく(読めなく)なっちゃうんだわ。
まあ本気でコケたな、って思ってる時ほど作中自虐の衝動を抑えるのって難しいとは思うんだけど……(リアルで色んなことも重なるだろうし、余計に)そういう事も含めてプロ作家って大変だなと思った。
プロの人気作家だろうと上手い人だろうとずっとやってたらどっかで下手こくのは仕方ない。かつての栄光はどこへやら、やってもやっても上手くいかない迷走時代もあるだろう。でもそういう時のホントにその通りでしかない自虐って、作品に対しても読者に対してもただのトドメなんだよな……。ノットフォーミーで片づけきれるようなものではない、滑り散らかした自虐の山はただ悲しいよ……。