グルグルとかハーメルンとかハチャメチャなギャグの割に極力やらねーネタってあるなあってのがおそらくあって、グルグルは村焼きとかで親がタヒんでる感じの子ども、主人公、ハーメルンはキャラの信念部分とかを茶化したりって多分ないんだけど、ハーメルンはアレ天然なんだろうなぁ。
ヒロインをミサイルとして撃ちだしたりするくせに、ライエルの愛の勇者に対するツッコミが「そんなんで愛の勇者と言えるのか」なのは足蹴にしてようがツッコミとして弱いと思うんだが、多分そこが作者の天然というか疑問に思う発想があまりなさそうというか……。で、愛の勇者って結局何?無印全巻、彼の活躍を追い続ければなんとなくわかるって?まあわかるけど……。
冗談抜きでハナクソと化してしまったコルネットとかいう作者がハー×フル過激派過ぎて起きた悲劇。彼女ほどけっちょんけちょんの当て馬、マジで思いつかない。好きでした……という主張すらバイオリンミサイルでギャグにされるのは流石に哀れになっちゃった記憶。ここどっちかというと作者のカプ厨過激派が暴走しちまったんだな(実際流石のハーメルンでもここまでやる予定はなかったらしい)、って感じちゃって怖かったの私だけ?
妹はサイザー、キスもするブロマンスはライエル、最高の嫁さんはフルートという構図の中、コルネットがハーメル絡みで入り込む隙などどこにもなかったのだった……。冗談抜きでコルネットとハーメルをカップリングするくらいなら、お母さんと重ねてハーメルが優しかった外伝の正義先生のがあり得るレベルの扱いなの、なんで三角関係なんてネタ一瞬でも入れたの???とすごい疑問なんだけど、描いてみたら予想以上に嫌だったの???
いいか、天然のカプ厨はカプ厨なんて主張しねぇんだ、自分で採用した物語の中で大暴走しちゃうんだ。