やきにく亭
~キャベツを添えて~
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読んだ本の感想
【ぼくらの時代】
栗本薫(グインサーガとか小説道場の作者)の乱歩賞取ったやつ。当時の若者言葉で書かれた文体と世界観が評価されたものらしい?ので、ミステリーに明るくない私から見てもすごいトリックとかそんな感じではなかった。ただ真相の描き方は読めなかったし、終盤の若者が若者であるがゆえの悲しみや大人が大人らしく憤る様子が抒情的な地の文描写や台詞で描いてあるところはかなり上手い……んだけど、そこに至る後半までが結構中だるみする。中盤の辺りがとにかく読むの大変で完走諦めちゃうとこだった。うーん、あんま見せ場のシーンまで面白くないってのは気にしない方なんだが。当時の世代にはかすらないのにそれでもなんか泣けてきちゃうような心理描写はすごいと思う。ミステリー好きがおもしろミステリー読みたくて読むってんならオススメはしない。ミステリーオマケな青春小説って感じだし。そして一個前の記事でもわかるだろうけど私はそういうのに結構弱い。こっちは恋愛要素があるわけじゃないけど。
拍手ありがとうございました。
2018/06/25(月)
20:39
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