読むのだいぶ時間かかった……。
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2023/10/31(火) 19:48 作品感想 PERMALINK COM(0)
「エロゲやる女子向けという微妙に二ッチ概念エロゲ主人公三銃士を連れて来たよ」
「エロゲ主人公三銃士!?」
「花散峪山人考の冬矢」
「どうあっても愛した嫁は永遠です。嫁の為に人生も仇もなんもかも壊します。いち?アイツは道具。道具ったら道具!!」
「ONE2~永遠の約束~の和宏」
「主夫系男子です。世話焼きと弁当プレゼントはされるよりする方です。犬のように愛した女を待ち、尊重します。そっちのが知名度が高い前作はやった方がいいけど、綾芽ルートを最初にやれば多分やらなくても大丈夫です」
「リフレインブルーの松永のおにーさん」
「エロゲには珍しい落ち着いた性格&フルボイス系主人公です。深景さん、大好きだぁあああ!!」

別名「個人的三大多分男子にあんまウケなさそうなエロゲ主人公三銃士」でもある。

リフレインブルーは最後の最後でコイツ(微妙に女性向けっぽい犬系主人公)で持ってる感じは崩れるかもしれん。多分そういう話ではない結論というか。自分のど真ん中性癖とはちょっとズレる作品なのだが、やりたいことが性癖超えて美しかった&別の好みど真ん中なので名作認定。

「Treating2U」の堤伊之助も引っ張り出してこようかと思ったけど、アイツは男子にもウケるタイプのイケメンというか、そもそも主人公が一番人気なレベルの作品だからやめた。

冬矢とかいうある一定タイプの女子狙い撃ちみたいなイカレポンチキチ〇イはそもそも論外なのでともかく(エロゲ1大好きなのにド直球悪口になってしまった)、リフレインブルーとONE2は普通に良い主人公だと思うのだが、こいつらをカッコイイ主人公として挙げる男子はあんまおらんだろう。男子がカッコイイと憧れる男ではないので。

エロゲなのに男子にウケないタイプの主人公(多分女子の方がコイツを褒めるだろう系主人公)、プレイ人口割合的に褒められる見込みが少ないと思うのでちょっと可哀想な概念。

知名度的にそんな事(男子にウケない)もないだろうが、衛宮士郎もどっちかというと女性向け男子じゃね?って勝手に思っている。好きな女の為に全部捨てるルートもあるし。しかし多分そこら辺の役割はアーチャーがガッツリ持って行ってしまっているんだろうなぁ。まあ私もアーチャー好きだけど、どっちが好きか言うと実は士郎の方かもしれない。桜を見に行こう。あの子と同じ名前の、美しい桜を──。桜ルートで士郎のキャラがブレる、好きな女を優先するのは、むしろ恋愛の王道の一つの展開で何もおかしくないと思うんだが、恋愛ものなのにそこが問題点として挙げられてしまうレベルなのは(女子にもウケた、ウケ続けている作品だが)根っこが男性向けエロゲだからだろうなと思う。言うてちゃんと桜ルートには士郎が士郎を貫くエンドもあるじゃんね。ゲームオーバーバッドエンドが多いゲームだけど、あのエンドだけはバッドエンド表記じゃなくて「END」なんだよな。まああっさりしたエンドではあるが、あそこら辺のこだわり好きだな。

世界より好きな女を取っちゃう感じの男、でなくとも一人の女を想いつづけてションボリしてる感じの男、まぁ男性ウケはあんま見込めないよな。(それに賛同出来る男子は、素敵だけどやや特殊な感性だと思う)伊之助も「伊之助エンド」って言われてるエンドのがヒロインエンドよりいいって感想も見かけたし。私は愛も年齢を越えた友情も大団円の雅美エンドが好きだが……。

私は世界より愛した女を取って破滅する男のが世界を取るスーパーヒーロー男の100000000000000000000000000000000000000000倍くらい刺さるのだが、やっぱりコレ系は嫌いな人は超嫌いというか、私のいつもの「微妙に趣味が悪くて微妙に賛同されない感じの性癖」である。「別に二次元なんだから世界なんか愛の為に∞回消し飛んでもいいじゃん」って思ってるけど微妙に趣味が悪くて以下略である。
2023/10/29(日) 22:39 作品感想 PERMALINK COM(0)
ひと夏の恋物語、ここに閉幕。
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2023/10/28(土) 21:28 作品感想 PERMALINK COM(0)
由織さんの事が忘れられないまま別の子のルートに行くの、浮気気分だわ。
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2023/10/28(土) 16:24 作品感想 PERMALINK COM(0)
私のプレイしてるソシャゲで私の推しを「美しく気高い」とか平気で表現しやがったから私は嬉しさと恥ずかしさで一度死んだ(成仏してくれ)。プロの作るカッコイイに技術はともかく気持ちでは負けてないくらいのお耽美表現をやりたいもんだが、全く勝てる気がしない、やっぱこういうのって天然には勝てねぇわ。どっかで見た推しの技名の命名解説みたいなのも、聞いてるこっちは恥ずかしいくらいだけどやってるむこうは全然照れがないんだよな、向こうもプロだから。すげぇわ。

今素人でも絵とか技術すごいみたいな話って良く聞くし、実際技術だけ見たら境目も曖昧だったりするけど、そこら辺の「カッコイイに照れがない、照れる発想も茶化す発想もそもそもない」みたいなとこがプロとの境目だったりするのかな、って最近思う。めちゃくちゃ上手い素人、そうじゃない人ももちろんいっぱいいると思うが、なんというかそこら辺に予防線が見える事がある。こんな事に真面目になってないですよー、みたいな茶化しが見える事が多い。上手いからクソ恥ずかしい事やっても押し切れそうなのに、そこまで出来ない感じの人を見かける。よく言う「(悪い意味での)同人くさいノリ」ってのはそういう恥ずかしいと思う気持ちから出てくるんじゃないかなあって思う。

渡辺道明せんせーの元アシさんが「あの人のカッコいいを恥ずかしいと一切思わんとこは才能だ」的に言ってたと思うけどホントそうだな。プロでも上手くても出来ない事があるレベル。

男性作家のが熱狂的にハマりがちってのはなんかそういう、恥ずかしいを恥ずかしいと思わないタイプが多いからかも。女性作家ってなんというかそこら辺どうしても正気な人のが多いような気がするし。ツイッターやってた時に同人女子がよく「正気を失くす」とか言ってたのを見たけど素で出来ない人が多分多いんじゃないかな自分へのブーメラン含めて。

男性作家は男性作家で、酔っ払ってるような部分がすごいハマるか何もかもが生理的に受け付けないか真っ二つだったりするんだけど。

女性作家は恥ずかしいの茶化し、男性作家は酔っ払った部分にハマれなくて嫌いになる事が多いかもなぁ。性別特有の生々しさが最高な時と全部受け付けない時もそれぞれあるかも。なんか嫌いになる経路も好きになる経路も感覚として違う事が多いかも。

渡辺道明みたいな(多分)天然タイプ、女性作家だとあんま浮かばないな……峰倉かずや? ここら辺の「死ぬほど恥ずかしいけど死ぬほどカッコイイor感動的」を心意気だけでも真似られるか?って問いかけに迷わずうなずけるオタクは多分あんまり多くないと思う。衛藤ヒロユキなら魔法陣グルグル通り越してがじぇっとくらい恥ずかしい詩的な表現みたいなの憧れるけど、自分でやったら二秒後に後悔しそう(あそこまで出来る気しない、グルグル以上に刺さったけど)がじぇっと以上に恥ずかしい漫画ってこの世にあるのかな、ってくらい恥ずかしくて美しい漫画だったな。

こういう話今時しない方が良いと思うけどこんなブログこの世で数人しか見てないと思うからいいや(もう何年もゲーム作ってないのと、下品な創作垂れ流してるからふりーむのリンクも切っちゃったし)。別に面倒なアレの話したいんじゃなくて自分の好みを煮詰めて見つめ直すのにどうしてもこういう分類が必要なんや。

上手いとかウケてる作品なんか今時いっぱいあると思うけど、『自分が』カーッコイイなぁ、素敵だなぁ、ってはしゃいだり、「綺麗だなぁ……」って心から思える作品はテキトーに手に取って簡単に手に入るものではない。
2023/10/27(金) 02:50 雑記 PERMALINK COM(0)