やきにく亭
～キャベツを添えて～

カクヨムでBL？ ブロマンス？ とにかくそんな感じの内容募集でビーズログがコンテスト募集やってるから覗いてみたが、あんま盛り上がってねえ感じするな。そもそもレーベル公式覗いてみたけど、女子向け男女カップルものばっかで全然刊行されてないじゃん、BLやブロマンス系。今月なんかそれ系ゼロだし、過去ログ掘ってやっと一作見つかったくらいやんけ。傾向すらほとんどわからんやんけ！ 一作なろう出身のＢＬギャグっぽいのが書籍化してる以外は、女子人気高いソシャゲとブラウザゲームがノベライズされてるって程度やんけ！

そもそもビーズログ文庫作品、私も男女カップルものの死神姫とか、カクヨム出身で一巻だけ刊行されたおとぎ話を翔ける魔女は読んだことあるが、BL系なんか覚えがねえわ。これからＢＬ～ブロマンスに力を入れるって事かな。うーん。

もうちょっと公式サイトを見てみたら、もっと大規模な募集あるやんけ、ビーズログ大賞。それもＢＬブロマンス系に絞らないやつ。どう考えても投稿側も募集側もこっちのが本命くさいな。っていうか異世界小説コンテストは募集期間が一ヶ月しかなくて厳しすぎる。

グラブルがアニバで無料ガチャキャンペーンしてたからここ数日ログインしたりしなかったりして乞食しに行ってたんだけど、ふとメインストーリーを進めてみたらやっぱり面白いなあと思った。

豪華声優フルボイス。
豪華作曲家ＢＧＭ。
前向きでカッコイイ、魅力的なキャラクター達。
王道ストーリー。

そうそう、これよこれ、って感じでやっぱストーリーも面白いんだよな。詩的でカッコイイ台詞回しで書かれたテキストは図鑑のフレーバーテキストまで豊富で、実は懐かしい冒険ラノベファンタジーとか好きな活字中毒にもオススメ出来る奴だと思う。グラブルと言えば王道で面白い、そして細かい疑問はなんもわからんストーリーだよな。

メインストーリーだけでもまた読もうかなあ……。でもこのゲーム、クエストとか一切やらずに読むだけでも日が暮れるレベルに豪華なんだよな……。各ステージの街にもフレーバーテキストがあったりなんかして。ガチャなんか１００連終わった後またガチャ引かせてくれるし全ての要素が膨大で狂ってんだよな。

去年私がプレイしてた時は可哀想なバッドエンドで終わったロミジュリカップルが、無事ハッピーエンドを迎えたっぽくて、そん時だけでも覗いておけばよかったかなと思った。原作ロミオは自分に酔い過ぎでキモくて無理だったが、グラブルの魔改造ロミオは好き。後ドラえもんイベントも。(これも気合入ってて、ストーリー量合計二時間越えでもはや劇場版映画級みたいで笑った)

やりそびれていた顔のない月リメイクと聞いて嬉しかったんだが、今作品の消化のリソースが全部小説に吸われててエロゲやれてねーわ。

いい加減富豪ニートで見切れないほどあれこれのジャンルに手出すのやめて特定のジャンルはスッパリやめるべきかも。ソシャゲとかソシャゲとかソシャゲとかな。何故かは全く分からないが、好みのイケメン実装日でガチャ石もあるし、４年やって１万も課金額いかないかなってくらいほどほどにしかやってないし、毎日欠かさずやってたのに急に開くのも気持ち悪くなってしまったので衝動的にデータ消すとかの前に一ヶ月くらい一回スッパリログインもやめるべきかな……。

気持ち悪くなるまで何かを異常に摂取し続けるのやめたい。アルコールとかタバコとかギャンブルとかその他ヤバイお薬みたいな奴じゃないけど、やってる事変わんないよなあ……。

カーネリアンさんの絵好き。きるととBLルート目当ての恋よほうとくらいしかやってないけど。両者全年齢版だったのでネリアン先生のスケベ絵を堪能した事がない事に今更気づく。

昔の特撮ってことわざを使う事が妙に多かったらしいんだけど、ダイの大冒険も「窮鼠猫を噛む」とか「雨降って地固まる」とか「男子三日合わざれば刮目して見よ」とかことわざ使う事が多くて、ああ、三条陸先生が元々特撮畑の人だからか。と妙に納得した。ここら辺の言葉はダイの大冒険で覚えたかもしんないな。他にもあった気がするがちょっと出てこないや。

あの人の台詞回しと話運びってなんか他の漫画原作者と雰囲気が違うというか独特だと思うんだけど、アレって元々脚本家だからなんだろうな。というか本来仕事はそっちとゲームシナリオ寄り？

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僕のおくさん。からハマって、かれこれ４年くらい読んでる作者さんの代表作なんだけど、めちゃくちゃ面白い。ご飯大好き陰陽師姉ちゃんが、同じくご飯大好き婦警の姉ちゃん＆幽霊の女の子と怪奇事件やそうでもない事件を解決したりしなかったりする話。ご飯のうんちくも、怪奇への引っかけ方も毎回なるほど！ってなるし、キャラの掛け合いが死ぬほど笑える。幽霊女子のつばきちゃんが加わった３話以降が特に草生え散らかすほど掛け合いが楽しくて、その上で感動やブラックや重みのある話やら、違う空気の話が次々展開されるので私の情緒はメチャクチャ。

１０話が特にお気に入りかつ作者さん的にも重要回として書いた話で、普通このくらいの作品世界観を生かした感動回やったら後が苦しくなりそうなもんだけど、これ以降も雰囲気の違う面白いエピソードがいっぱいで毎話面白いんだなあこれが。間違いなくこの作者さんの作品で一番面白い。話の尺は各話ごとに結構違うのだが、どれも濃さは同じな感じ。

久米田康治好きと聞いて妙に納得したり。久米田先生わかる人、秋山瑞人わかる人と同程度に安心感あるかも。なんでだろうね、結構皮肉でブラックで酷いとこある作風なのにね。なんか読んでて嫌な感じしないんだよな、自分的には。自分が気分にムラッ気ある人間だから、ここら辺の躁鬱の緩急がすごい作家がわかる人は、同じテンポで入りやすいのかも。

小説とか読むのにハマるとソシャゲとかやるのがおっくうになってくるなぁ。明日は好きなイケメン実装日でガチャ石も天井二回分溜まってるのに、全然テンションが上がらん……。しばらくやめようかなあ。でも好みのイケメン実装されたら即引きたいしなあ。ブツブツ。

藤崎詩織とかＯＮＥ２永遠の約束の望月綾芽とか、攻略難易度が高かったり、或いは序盤すごくそっけなかったり、後は例えるキャラが思いつかんが、はぐらかされたり子ども扱いだったりでなかなか相手にしてもらえない大人のお姉さん系ヒロインとか、ここら辺を便宜上、雑に「難攻不落・高嶺の花系ヒロイン」とくくる。で、その「難攻不落・高嶺の花系ヒロイン」が男女カプとかギャルゲーだといい感じだけどＢＬになった途端萌えねーな。と気づいてしまった。

なんでかな。「美少女が振り向く、心を開く」みたいな流れがＢＬだとご褒美に思えんのかな。多分そうだな。こういう事言うとメチャクチャ怒られそうな気がするけど、一応ＢＬサイトで（最近管理人本人がそのこと自体を忘れがち）、こんな事言うのもアレだけど、萌えねえもんは萌えねえからしょうがねえな。我ながらＢＬになった途端萌えねえシチュが多すぎる。

逆に何ならＢＬで萌えるんだ？ 年下のきょうだいっぽい関係は妹分も好きだけど弟分のがもっと好きかな（そらそうだろうな）。言うて弟分も受はあんま主流じゃないやつだが。弟分攻も男女だと萌えるんだがＢＬになった途端どうにも萌えねえんだよな私は。なんでよと言われても萌えんもんは萌えん。

最終的には作家によるんだが、ＢＬはなんかそこら辺の作家補正も厳しいっぽい。自分でも面倒くさいとは思ってるし、最近は腐女子から普通に足洗いたいと思い始めている。

こんな面倒なオタクだから、最終的に花散峪山人考の冬矢と椿みたいに、お互いもう妻とか大切な女が心にいて、でもメチャクチャ仲が良い男共を公式男女カプを推しながらニヤニヤ眺めるくらいが一番楽しいわけわからんことになるんだろうな。

或いはハーメルンのバイオリン弾きのハーメルとライエルみたいな、お互い運命の女一筋なんだけど時々男同士で何故かチューしたりイチャコラしたりしてるのを眺めるのがいいみたいになる。まあ冬矢と椿はともかく、ハーメルンの領域まで行くとキツイ事も多いが……。これも何故か渡辺道明先生だと読めるというだけかも。別の作品の似たようなシチュでドン引きした記憶もあるし。っていうかハーメルンがまるごと「ハチャメチャが過ぎるが、ツッコミどころもあるが、渡辺道明先生が描くと何故かとても好き」ってだけの作品な気もするけど。普通のギャグもＢＬギャグも、他の作家だったら引いてる可能性が高い。暗い設定もその設定をどこまでも弄りにかかるギャグも、他の作家だと多分読んでてキツイ。

この「高嶺の花、難攻不落ヒロイン」が男でやると全く萌えん問題、不二子ちゃんみたいな子を女子で見るのはサイコーだけど男だと「はっ倒すぞボケ」としか思わんのとかなり近いところにあるような気がする。多分「相手を翻弄する女子(無自覚～意識的問わず)」という性癖はあるが、男でのそれが性癖にないんだろう。攻二人に取り合いされて「ふえ？」ってキョトンとしてる受は火炎放射器で焼き払いたくなるが、女だったらギリギリ許せる（まあここまでノリが古いと男女でもあんま好きじゃないけど）のは多分ここら辺の問題。