なんで百年も前の小説にこんなずっと良くも悪くも心動かされなきゃいけないんだ。文豪ってすごいな。月並みな表現過ぎるが、今でも物語を通して生き続けてるんだなってのを実感させられる。
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2023/08/30(水) 20:25 作品感想 PERMALINK COM(0)
買ってから気づいたけど「ファルタモルガーナの館」の作者じゃん。やったことないが。
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2023/08/30(水) 03:07 作品感想 PERMALINK COM(0)
ラブひなで一番好きなのがヒロイン勢じゃなくて浦島なのでお前は本当に男が好きだな、と自分で自分にツッコミを入れた。でもネギまのネギはあんま好きじゃ無いから無条件ショタコンというわけでもないのかもしれない。ショタコンの気はあるだろうが。ネギまのネギくんは作者が言ってる通り、ショタならラッキースケベとかなんかあっても許されてる感じだし、別作者のneoはともかく本家はなんかキャラの軸がぶれててショタなのかなんなのかもよーわからんし、何よりコイツがイマイチ誰が好きなんだかわからんのが自分がグッと来なかった理由なんだろうな。

ネギくんのがオタくせぇキモい浦島くんより見た目は可愛いのだが、どーにも浦島のヘタレ顔でヘタレな挙動しながら可愛いけど面倒な女達の面倒を見つつ、「俺は成瀬川が一番好きだなー」というスタンスを見せる味わい深いグッとくる男を感じねぇというかな。やっぱどんなに古臭い言われよーが、ハーレム系ラブコメは最初にメインヒロインが誰なのか誰が好きなのか明確で全くぶれない方がいいわ。浦島くんも最終回の変貌は微妙派。赤松せんせーって欠点のある女と男は抜群に可愛く描けるのに、なんか別物にカッコよくならないといけない、女の子にしょーがないなぁ、キモイなあ、でも可愛いなあって愛してもらうのは嫌っていうか、黙ってこのカッコイイオレ(大体そのカッコイイ俺くんは武術が出来がち)についてこい!ってなっちゃうのもったいねぇなあと思う。多分本人のコンプレックスなんだろうけど。意識してるかしてねぇのか知らんけど、当時の作者、自画像と浦島くんってそっくりけっけじゃん。なんかそこら辺も、オタクくさい自分への激しいコンプレックスを感じるし、変貌させてもあんまり作品の中で昇華、或いは克服できてる感じがしねぇのよな。

多分私は少年の中にスケベでキモかったり心が強かったりする「男」を見出すのが好きなだけで、はわわで性欲なさそうでエロ知識が全くない感じの少年は全く好みじゃねぇんだろうな。分析したらしたでそれはキモいんだけどな。大体のショタコン系作風ってショタが無垢で性知識がないからな……なんかそこに植え付けてくのが王道とは知ってるんだけどなんかその王道がグッと来ないから少年向けのチンチン生えてるな~って感じの男眺めてた方が楽しいみたいないつもの性癖のバグですよ。でも「おしっこが白い……僕病気なんだ……」みたいな少年ってこうやって文章綴っても全く興奮できないな……。ダイ大で言うとダイよかポップのがグッとくるのはそこら辺の問題だろう。

「おしっこが白い……僕病気なんだ……」的な自慰も知らん系男子を描いた記憶がマジで一度もないので本当に癖に刺さらんのだろう。性知識から教え込む系が多分全く性癖じゃないんだな。不便だし癖じゃないから最初から完備しといてほしい。チンチンついてるんだろ? め、めんどくせ~!てめーで書けバカ。本来私は創作なんかしたくもないんだ、自分のこんがらがった面倒な性癖のせいで世の激上手い作品でもグッと来ない事が多々あるから仕方なく渋々下手くそな絵や小説やゲームを作って醜態をさらしているだけで……。最近自給自足をシコシコ頑張るでもなく、こういう怪文書しか浮かばないから困る。

クソ記事書いてないで寝ろバカ
2023/08/30(水) 02:18 作品感想 PERMALINK COM(0)
ヤンジャン公式で何巻分も無料だったから読んでみた。必ず毎話入る、読者サービスの多いお色気シーン&ヒロインピンチに、ベテラン作家の古風だが色気も可愛さもある作画のホラー&アクション人間ドラマって感じの話。大人向けと言う事で、勧善懲悪とか毎回スッキリするラストとも言えなくて寂しさややるせなさが漂う内容が多い。9話の河童の話はハッピーエンドなのかな……本人が納得してるからそうなんだろう。12話の口寄せ回の終わり方はやるせないな……。こういうの読むと、浪漫倶楽部の雛子ちゃん再登場回で、雛子ちゃんが「また部長を傷つけるから」と決して会おうとしなかった理由が良くわかる。部長の寝顔をこっそり寂しげに見ていた雛子ちゃんのコマを見るだけでわかることだが、雛子ちゃんだって好きな男にまたちゃんと会いたかったろうになぁ。浪漫倶楽部って基本はごく普通の感動ファンタジー系1話完結ものなんだが、やっぱこういう一味違う台詞と覚悟をキャラクターが言える辺りが、読んで10年以上経っても残るかどうかの違いなんだろうなぁ。まあ二次元のファンタジーならいくらでも奇跡だっておこせるんだけど、二次元でも死んだ人ってのはもう生きてる人に会っちゃいけないのかもしないね。

そういうの割と泣いちゃう方なんだけど、それ前提でも感動系作品ってどうにも人の死とか悲しみをポルノにしすぎて鼻についちゃうときがあって(キャラの強い想いとかを描くために死とかがあるんじゃなくて、殺せば泣けるとかリアルとか言ってるかのように見える時があって)、そういうデリケートな部分をどう配慮するかが名作と安っぽいお涙頂戴の違いなんだろうな。

手堅く読めるけど、結構後味の良くない話も多い、っていう前評判通りだな。12話で最近見た映画のゴーストニューヨークの幻がネタにされていたのがタイムリーだった(当たり前だけどやっぱり同ジャンル作品はいっぱい見て描いてるんだろうなぁ)。ゴーストもアレ、意外と夫婦の絡みって少ないんだけど、手放しのハッピーエンドにはしようのない話だし、最後の最後のご褒美、って構成なのは残されて悲しんでる人間をいたずらに傷つけないって意味で良かったんだろうな。
2023/08/26(土) 14:04 作品感想 PERMALINK COM(0)
BLでも男女でもいいのだが、執着男攻、そこまでは好みなのに大体受や女側の心情がただ怖がって怯えているだけか、一発ネタって感じで心情が語られないか、なんなら報われないのでどうしても萌えきれない。だから一見大好物のBLや執着系宣伝してる感じの作品読むよか、福満しげゆきとか堀北真希の旦那みたいな唐突にぶつかるナマモノエピソード聞いた方が心が満たされる性癖のバグがある。なんならみんな報われないの込みで萌えてる感じだから、なんかいつも「すごくお腹が空いてるのにいい匂いだけ嗅がされた」気分になる。

対比表現として執着を受ける側の方がそっけなかったり完全に気が無くて怯えてる方が、執着側の狂気が増すって冷静なオタク分析力(笑)では理解出来るんだけど、どうしても心が萌えきれない。ボカァ愛が重い男の概念が大好きで大好きで大好きで仕方ないので……。執着系です!って宣伝してないのに男がヤヴァいド天然作者のやらかし(言い方ぁ!)とかのが刺さりがちなために、事前情報で作品を掘れないこの世のバグをなんとかしてほしい(知らねぇよ!!!)

なんなら普通の爽やかなボーイミーツガール読んだ方がこの性癖(愛が強烈な男が報われる)が満たされることある。(昨日読んだ黄昏街とか)この性癖のバグなんとかしてくれ。

もう嫌なんだ……好みのチャラい(でも本気、重い)男の扱いが悪いのは……自給自足は嫌だあああ!! 今そんな感じのターン。

どうしても人間(キャラだって人間)の噛み合わせが悪いとなぁ……って金色夜叉の貫一見ても思う。もっとヒロインがまともだったら萌え萌え男になったと思うともったいねぇ。クソ重男の無駄遣いだ、アレは。ハーメルンのバイオリン弾きのハーメル×フルートとかライエル×サイザーみたく、実は多分性格の相性はあんま良くない(ケンカばっかりだったり、スケベに弱くてすぐ鼻血体質が本命ゆえに治らなかったりなど)けど愛で繋がってて作者と男側的にもこの女しかいねーんだな、って感じるタイプもあるんだが、まあそこまで懇切親切丁寧に描いてくれる作品もなかなかないし……(ハーメルンは大長編漫画だから出来る壮大な愛の話だと思う)ハーメルなら妹のサイザー、ライエルならフルート相手のが、普通にカッコイイ素敵な男なんだよな。ハーメルは不器用だけど優しい兄貴になるし、ライエルはサイザーはさん、ってちょっと他人行儀にしか呼べないけど、フルートならフルートちゃん、って砕けた呼び方で自然体に接することができるし。まぁでもそれじゃあダメってのは提案した私でも感じる(そもそもハーメルとサイザーは兄妹で全く怪しい関係でもないし)からこその愛とガチ度合いなんだよな。パッと見の相性が良くないカップルにはこういう「運命力」という名の説得力が必要だよな……。

ハーメルンは後半のテンポ面の難がよく語られているが、面倒くさいにもほどがあるハーメルの心境の変化とか、最後の最後、ライエルのサイザーへの最高の愛の見せ場とか、あの尺がないとイマイチ映えなかったと思う。
2023/08/26(土) 06:57 雑記 PERMALINK COM(0)