マジで暇な時間一生グルグルを読み返してるせいで何もできない。全く飽きない……。小説書きたいんじゃなかったんかい。なんかここの駄文ばっか書いちゃう。リアルタイムにしたからいいだろ、って思ってアホほど書いちゃう。脳直結の駄文書くかグルグル読むかアニメ版見るかしか出来ぬ。完成してからカクヨムに出そうと思ってたけど、背水の陣で出しちゃった方がいいかな……。他人のキャラにばっか燃え上がるくせに、書きたいのが一次ってのもまたメンドクセーな……。(でもあんまやる気は出ない)

グルグル2を4周ほどして感じたが、やっぱりニケ、1であった他の女の子にデレデレする描写全くなくなってるよな??? これはやっぱりニケなりの誠意なのか……。むしろ他の女の子嫌そうにしてる描写のが増えたような……。なお、スケベ心自体が消えたわけじゃないのでククリの露出度高い服は見たいし、宝箱の中のジジイあぶりだすのにククリの裸踊りは有効だと思ってる模様。(ただ、ここら辺も取り繕うようにはなってるよなー)。最新の方だとボケと旦那度がひたすら上がりまくってそこら辺のスケベもなりを潜めてるけど。

後の巻になるほど、ククリを気づかう旦那度は上がっていく一方、どんどん挙動が小学生になってるとかいう、自分で言っててよーわからん方向に行ってる。ツッコミ役要素も薄れがちで、マジでボケ倒し小学生みたいに……いやそこは元からといえばそうなんだが。正直最新の方のツッコミが不在がちな感じ、それはそれで好きなんだよな……。関係ないんだけど、ニケが年下の女の子をちゃん付けしてるの可愛いな。ミグちゃんとか。(結構レアなような……)

コロッケ!の続編とか続・ハーメルンとかも気になるよなあ……最近続編マンガばっか買ってるような……って思うけど、過去の続編のトラウマより、好きな作者を信じた方がいいような気がして来たなって。不評っぽい魔探偵ロキ新世界の神々も私は面白かったし(とても人に勧められる続編ではないけれど……)まあどの程度自分がその作者の盲目信者かって、読んでみるまで結局わからんから博打なんだが。

衛藤先生のギャグの信者ではない(上手いからキタキタ以外は面白いけど)、っての多分少数派だと思うけどホントにそうなんだよな……。同じ物好きでも好きなところが全然違うからむしろ好きな作品被らない人より気が合わない、みたいなケースってあるよね。って近年やっと気づいて、もうちょっと早くに気づけばよかったなと思った。ポケモン(人間キャラ)にハマってた時も、チリちゃんとかキバナとかサブマス辺りの良さが全く分からなくて、スゴイ温度差感じたっけな……。そういえばコナンの安室さんも正直良さがあんまり分からない。騒動とか関係なく。そんなにコナン知ってるわけじゃないが。京極さんとか新一(コナン)とかキッドとかのが素敵に感じるかな。それともガッツリ読んだらハマるのかな……いや、ハマらなそう……。

ハマってみようと思って読んでハマった事がない気がする。なんだっけあの……そうそう、プロメア。アレもハマろうと思って見たら、終始イライラしかしなかったという酷い結果になった。ギャグマンガ日和で言うところの、夢野詰め込み過ぎ太郎みたいな作品苦手。タイバニも見てみたらブルーローズちゃんに単体で萌えて終わってしまったから、私は客じゃなかった。

しっかし、とことんファン専用のアイドルキャラというか、「ジャンル・キバナチリサブマス」みたいなポジションのキャラが苦手なんだな……。コナンで言うと、ジャンル・コナンというよりジャンル・安室って感じのあの感じがなんとなく苦手。そういうキャラがいるから作品が盛り上がるのはわかるし、外でとても言えなかったけど。なんでだろうな、ロックリーが外伝で主役とかやってたのは純粋にカッコいいなぁ、って思ったんだけど何が違うんだろ。異様な熱気が怖いのかな、作品と言うより、そのキャラだけ好きみたいな感じが。

徳弘雅也さんとか衛藤ヒロユキさんみたいな、基本主役二人がメインテーマで主軸って事が多くて、そこでハマれなかったら終わり、くらいの作家作品のが当たりはずれもデカいかもしれないが、のめり込みやすいのかも。っていうか好きな作品のほとんど大体がそれのような気がする。
2024/06/30(日) 13:53 作品感想 PERMALINK COM(0)


トリセツちょうど昨日公式FULLMV出てたみたい。ありがたいね。まあ久々に聞いたが、コレが男視点でげんなりするのはわかるけど、女の面倒なところの塊ってのもわかるけど。まあ心情としてはやっぱわかりやすいよな。

女版トリセツみたいなのは、普段アニソンとエロゲソングしか聞かないダメな感じのオタク私でも「私がおばさんになっても」とか「世界で一番お姫様」とか色々あるだろうなってわかるんだけど(しかしチョイスが古い)、男のこういうのってキモイ上にぶっちゃけ昔の時代のアレなアレに引っかかりそうだからあんまないよな。

そんな音楽の知識がない私がパッと思い浮かぶ、偏見1000000000000000000000%の男版トリセツみたいな感じの、男くせーなーみたいな曲

①明日があるさ(ストーカー気質男の自分だけハッピー感が良く出てる)
②チキンライス(貧乏だったころの自分を卑下し過ぎるわけでもなく、しみじみと思い返す男子感)
③花散峪山人考のMelancholia&damn(どちらもクソ重狂人主人公の冬矢を歌った曲)

男のが良くも悪くも粘着質だというドドドドドドドドドド偏見が良く出ているクソチョイスですね!!!でも男は思い出を名前をつけて保存、女は上書き保存って言うこれまた偏見に満ち溢れた言い方もあるじゃん。男のが気質として粘着質だと思う。

女子はほっといても心情を歌われるけど、やっぱ男子はそこまで当たり前でもないような気がするな。ギャルゲーも女の子の心情を歌うに決まってるし(花散以外で主人公を歌ってるやつとか知らん、少なくともパッと出て来ない)、セールスポイントが女の子だから当たり前、近年は少し変わって来てても、ギャルゲ主人公はなるべく無個性に徹して出張らないようにされるってのはわかるんだが、主人公は男の方なのになあって思うとなんか不思議な気がするよな、そういう構図。

そもそも「オーソドックスなギャルゲー主人公に、歌うような物語はない」ってのもポイントなんだろうけど。冬矢は色んな意味で特殊。衛宮士郎みたいなのも、ウケたけど特殊な方だと思う。

リフレインブルーは穏やかな花散みたいな話だが、コレも賛否両論だし。elfで出たから今見ても古くない美しい演出と絵でいっぱいな作品だけど、elfで出たから過小評価って感じもするジレンマ。elf好んでやってたような兄ちゃんは、多分こういう澄んだ、ぶっちゃけ女々しい感性は好まないよな。そしてこれの主題歌はヒロインの歌だろうし。物語自体も主人公の物語というよりは、やっぱ最終ヒロインの物語かなぁ?花散は冬矢ゲーだけど、リフレインブルーはやっぱヒロインゲー、深景ゲーって感じするかな。深景さんごと大好きだが。

死別系の女子トリセツみたいな奴で好きな奴は、半分の月がのぼる空実写版の主題歌「15の言葉」かな。実写版のストーリーが、原作のタブーに踏み込んじゃってるのも含めて切ない。それでも私はあの映画を半分の月がのぼる空として好きだけど。
2024/06/30(日) 10:36 作品感想 PERMALINK COM(0)
ガンガンオンラインでグルグル2最新話読んだんだけど、ダメだコレは……ニケとトマを配置したそのちょうど真ん中を通って目的地の場所を特定する、みたいな事やったけど当然のようにククリちゃんがニケの方に位置がズレるとかやってやがる……。もうそういう生き物だろこれは……。

そういう生き物、ってのは結構マジで、ククリちゃんはいつも勇者の隣の位置をキープする動きをするらしいし(チクリ魔の指摘曰く)、作中でもニケの前を歩く事ってないらしいんだよね。隣かちょっと後ろを常にキープする。これはゲームでも(システム的な問題で無理だったとかを除いたら)徹底されてることなんだとさ……もう何も言うまい!!!今ちょっと漫画注意して読み返してみたら、確かにその法則、特に理由がなければほとんどの場合に採用されてるっぽいわ……。こ、こええ!!! 衛藤ヒロユキこっええ!!!!(予想以上の何かを喰らうと、喜びを通りこし逆に作者を畏怖し始める脳のバグ)

ククリちゃん、そらニケと唐突に離れ離れになったらポンコツになるわ……。だって比喩でなくマジで、ニケがいなければどこに立ってればいいかも、どう歩けばいいのかもわからない生き物じゃん……。どうすんだよニケ、お前……マジでどうすんだよこの生き物……。蚕ばりに弱くもろく守らないとダメな生き物じゃん……。逆に2でククリが理不尽な単独~ニケがいない状態での行動を強いられる事が増えたように思うのは、コミカルさに交えた恋の試練ってとこなのかな……。

なんかもうニケククを離れ離れにしてくる魔王ちゃんに怒りすら湧いて来たな……いや正直元々あったんだけど(ドン引き)、この法則を知ったらガチで許せなくなって来てしまった……。それが例え依存だとしても、世の中にはそっとしておかなきゃいけない事象ってもんがあるんだよ……。でもニケククでも魔王ちゃんのやらかしには、ガチめに怒ってる時があるのなんかわかる気がしたわ……。(基本は友達になろう、みたいな感じなんだけどね)なんならニケの方は無意識下レベルで魔王ちゃんの事嫌みたいな部分あるっぽいし……。

私の大人げないことおば感情を置いておいたら、魔王ちゃんが狂言回し、恋の引っ掻き回し役なのはちゃんとわかるんだけど、よくあるお邪魔キャラに見えて、結構二人のタブー、逆鱗みたいなとこ触ってるキャラではあるんだな……。いや本当、アニメの手繋ぎ演出もだが、普通の王道な演出に見えてキャラの関係性の核心部分なの、ちょっとさりげなさ過ぎて流しちゃってたし驚くよな……。

もう「勝手にニケの方向に歩き方がズレていく生き物ククリ」「っていうか物理的に、そんな感じにしか歩くのが無理なククリ」で話の内容が全然入って来ねぇんだけど、順調にパーティーメンバー減っていってまた二人きりになっちゃってるし、レイド様単独で進んでるし、流石に恋模様でまた何かあったりするのか?

なんかこういうククリの挙動とか、設定をガッチリやるタイプならまだわかるんだけど、衛藤先生ってあんまりガチガチに決めるの嫌いって言ってんだよな……。がじぇっとの単行本構想メモみたいなの見ると、なんだかんだ詰めるタイプなのかもしれないけど……。ある程度はやっぱちゃんと考えるけど、キャラの細部はアドリブってタイプなのかな?でもククリちゃんのこういう挙動だけはホントに最初から構想ないと描けないやつだよな……。チクり魔の指摘のずっと以前から、その挙動に矛盾がないっぽい、ってのが萌えとか通り越してビビっちゃった……。
2024/06/30(日) 06:08 作品感想 PERMALINK COM(0)
比較対象が「作者が自分でその展開入れた癖に、三角関係用当て馬女がクソほども相手にされない(正ヒロインは特別っぽい描写付きで)、上に最終的に自業自得でデカい鼻くそみたいな魔物になった」ハーメルンなせいでなんか流してたけど、ニケにも恋のライバルとちゃんと認識されているか怪しい、ククリにも好意が伝わっているか怪しいレイド様も大概な気がして来たな……。2でなんかレイドが一瞬だけ出世した話聞いた時に「そんなのどうでもいい!」ってククリちゃんが言ってたのとかちょっと可哀想な気もするけど、やっぱこういうある種の悪趣味が最高に興奮するんだよな……。

グルグル2を読み返してると、ややこしい恋のフラグが出た瞬間に潰れているのがすごく気になる。作者の心情というかそういうアレが。こんなもん描く男作者ばっか読んでるからガチガチカプ厨が酷くなるんやぞ。

私の山ほどあるわかりにくいが気持ち悪い性癖で「業の深そうな男作者が自分で立ち上げたり立ち上げかけたハーレムフラグを、発狂しながら叩き潰してそうな様子を見る」ってのがある。女性作者ならまあわかんだけど、男でコレやるのは相当業が深いと思うので楽しいんだよな……。カプ厨作品見てても流石にSSRレアに近いシチュだし。別に他意はなくて、まあそういう気質の人ほど他の女の子悪く描けない事のが多分多いだろうしね。悪趣味は悪趣味だから嫌われる展開なのも悲しいとこだよな……。天然の残酷ムーヴで本命以外には死ぬほど鈍いみたいなのも好きだな、スレイヤーズのガウリイとか、勤労魔導士のジェイクみたいな……(クソ)。ジェイクに至っては、妹にすら冷たくてクソワロタ。(※フォローしておくと、妹もそんな態度取られるようなのは当然なガキっぽい態度を取っている。妹が面白くないと感じるのもわからなくもないけど)

エスケイプスピイドみたいな、本命と特定タイプの女子以外は、むしろ女の子が苦手みたいな男はもっと激レアだろうしな……。いやそんなの当たり前なんだけどね、本当……。浮気とかじゃなくて、一人の女に一途なほど出来ないって逆に、そんな態度。魂が一人の女にささげられてる奴ほど、プレイボーイ的にはなるんだよ(全くそんな気がなかろうと、単純に女好きだろうと)。わかってんだけどね、今は自分の癖の話をしてるわけだからね。

今となってはナナコナみたいな直球の当て馬になりそうな子が出て来たのに、ククリちゃんがデビルククリになるキッカケがなんともメルヘンらしい「運命の女神」によるものだった、ってのがなんかすごく色んな意味で衛藤センスと感じるというか……。がじぇっとの委員長の話も、メインに絡められそうな話なのに、やる前から完全に終わってるような話なんだもんな……いやそこら辺含めてすごい好きなエピソードなんだけど……。ウサギテレビでイービィが好きだったサブ女子は、もう少し連載が続いたら多少は三角関係みたいになったのだろうか? いやアレもなんか、許嫁を極々自然に受け入れて彼女が僕の将来のお嫁さんなんだ!と信じて疑わないツッコミ不在の王子様が主人公だったが……。

ニケって嫉妬みたいなのがほぼほぼさっぱり見えないから、そこら辺もよくわからないな……。ククリが大切、ってのはわかるけど。(流石にアニメのアイキャッチとかでは、レイドに危機感を持ったような構図もあったりするけど)。っていうかアイツが黒い感情を抱く事ってあるのかな?2の公式反転解釈を見ると、そもそも可能性すらないのかも……。最終決戦のカヤへの挙動も、「反射的に殺す!(までいかなくても殴る!)」みたいには行かなかったレベルだからな……。とにかくまず、最善を尽くそうとするみたいな……。ここ等辺は感情とか愛情とか関係なく、本当にそういう奴なんだろうな……。

アニメ版と原作漫画で、ククリが死んだと思った時のニケの反応に分岐があるのちょっと面白い。アニメだと泣いてる、原作だと泣いてない。ここやっぱ解釈が分かれるとこなんだろうな……。衛藤先生的に、ニケは基本泣かない奴という感じなのかも(コメディチックに泣いてる時はあるが)。シリアスでは泣かない、とにかく諦めない、みたいな。実際そんな諦めなさと状況の打破の仕方のカッコよさを見て、ククリは恋するハートを完成させるわけだしね。

逆にククリが生きてるってわかった時の挙動、原作だとククリの肩くらいはニケもつかんでるが、アニメだとククリちゃんを抱きしめるのはジュジュが引き受けてるんだよな。ニケのセリフも違うんだよなぁ、原作は「ククリ!!わかってたよ死ぬわけないってな!」でアニメだと「生きてたのか!」。アニメはやっぱ直後に原作通りの「主役だから死なない!」みたいなギャグ入れても、前向きな提案をしていても、一瞬揺らいでいたのがわかる。ちなみに生き返らせろ!ってカヤへの脅し方も違ってて、原作だと火の剣持って脅してて、アニメだと両手で胸倉つかんでる。全体的に萌えポイントが分岐している感じで、どっちが好みかは人によるな……。

アニメの解釈とブラッシュアップと原作愛大好きなんだけど、同時にニケの微妙な感覚とわけわかんなさは作者にしか描けないって感じもするな……。というかアニメは、ニケのボケ要素に関しては尺やアニメ的テンポの難しさとかボーイミーツガール的なテーマの問題で、敢えてあまり入れなかった感じがある。正解だと思うけど。
2024/06/30(日) 01:00 作品感想 PERMALINK COM(0)
グルグルのアニメ見てたら、ニケの親父さんが40歳、母親が35歳って表示がされてて、えっ結構歳離れてね?って驚いた。いや35と40ならあんま変わらんけど、10歳(小学生)と15歳(高校生)って考えたら結構歳離れてるよな???流石にそんなもん掘り下げられることはないのだろうけど、すげぇ馴れ初めが気になるんだけど……。大人になってからの出会いだったのか、幼なじみ的恋愛だったのか。まあわからんけど、息子(ニケ)の恋模様と、夫婦の現在の仲睦まじさ(良くも悪くも)を思うと、出会った瞬間、運命的に噛み合うような人らだったんだろうというのは想像出来るけど。

サブもサブなんだが、ミウチャの両親とかも会話が何気にすごく仲良しだったりして、夫婦が何気に微笑ましい感じだからなんか……やっぱ衛藤先生そういうアレだろ! 夫婦ものかそっち方面のエッセイ一回でいいからやれ!!という衝動が出て我ながらキモイ。今言ったように、魂がジュヴナイル作家過ぎるからあんまやらない気がするけど。

ほんまもんの天然は、その辺そもそも自覚症状がない事が多いからな……ターちゃん無印が本編より付録の作者のエッセイ漫画、おもろい夫婦のが甘いみたいに……。無印ターちゃんも楽しいは楽しいんだけど、付録のおもろい夫婦の存在と、先に狂四郎読んでしまったせいで、正直薄く感じちゃうんだよな……。いきなり狂四郎2030読んじゃったのは良かったのか悪かったのか……。来月はやっぱり、夫婦物としても本番っぽい新ターちゃん買うか……。読む順番は私が悪いとしても、おもろい夫婦がもはや無印ターちゃんの皮肉状態やろ状態は自覚がないんやろな……。というかこの人ホントに夫婦か旦那系男子ばっかで草生えるんだよな。ふぐマンみたいなのもあるっちゃああるが、夫婦の良いも悪いもキッチリメインで描くからほんま性癖なんやな。狂四郎も、キモイヒヒジジイみたいなの含めて、当て馬男達選んだとしても幸せにはなれる気配がすごくするんだよな(それが本気ならば)。あいつらのアプローチ、恋人飛んでプロポーズみたいなアタックばっかだからな。いやユリカはずっと狂四郎一筋だけどさ。ただ一人しかいない夫の為に、どんな目に遭っても狂四郎以外にどう思われようと耐える、って作品だからあんまこんな浮かれた感想もいかんのかもしれんけどさ。

ニケって親父さんの勇者教育に関しては軽いトラウマみたいなんだけど、花の国で子育てした時、キッチリプラナノを思った通りに育て、しつけ切ってしまっているのを見ると血は争えないよね……。こういう父と息子二代継ぐ性質の業、みたいなの興奮するよね。実写キャシャーンとか君は彼方もそういう要素があって、そこがまた世間との評判とは裏腹に、私だけの名作感を押し上げてるんだけど。
2024/06/29(土) 23:33 作品感想 PERMALINK COM(0)
アニメグルグル、原作だと位置的に声だけの制止だったのが、アニメだとニケが突き飛ばしてまでククリ守る流れに代わってたり、単純にシナリオ圧縮による取捨選択の問題とか、アニメ的な見やすさ重視もあるだろうけど、コメディは崩さないままボーイミーツガールというか、ニケにとってククリがどんな存在かみたいなのが、細部の行動とか表情とか含めてわかりやすくなってて、やっぱすげぇなと思う。

言語化が下手で羞恥があった子どもの頃だと、上手く本当に好きな部分に気づけなかった程度には、やっぱ原作グルグルって根っこのボーイミーツガールがわかりにくいんだよな、ギャグの山で。いやちゃんとハッキリ綺麗に描いてはあるんだけど、どうしてもギャグに読み手も注意が逸れる。

グルグル2でポロッと遠まわしに言ってたように、やっぱ衛藤先生のギャグは全部本気の渡辺道明先生とか、箸休めとして意識的に置いてる徳弘雅也先生とかと質が違って、照れ隠しって要素もデカいと思うんだよな。上手いから寒くなくて、むしろそっちのがウケちゃっただけで。似たような事して、転んで滑って死んで誰も話題にしないような作品って多分山ほどあると思うんだけどね。幸か不幸か、衛藤先生はウケた。そして実際面白い。面白いんだけど、流石にグルグルのギャグばかり求められることに、がじぇっと→ウサギテレビ→舞勇伝キタキタ辺りの時期で葛藤が見えるんだよな。まあいつものド偏見で思い込みなんだけど。

でも舞勇伝キタキタでやりたかったキタキタおやじ主人公がおそらく作者本人的にも思ったよりかは上手くいかなかった。ってのを経なかったら、グルグル2でギャグをやりつつ、今時の恋愛ものに比べたらだいぶのんびりとだが、ニケとククリの関係の変化に迫ったメルヘンファンタジーに寄った路線にはいかなかったような気がする。まあキタキタ後書きとか、個人的に衛藤先生にしては珍しくピンと来なかったキタキタのノリとか、短命に終わった他二作とか見て勝手にそう思っただけなんだけど。この頃リアタイでは見てなかった私が勝手になんか寝言言うのはいくらでも出来るけど。

まあここまで寝言ほざいたら最後まで寝言言うんだけど、衛藤先生って本人がおじさんの年齢になっても、多分あんまおじさん描くの上手く行かない人だよな。少年少女とかメインに置いて、サブとして置くと濃くて面白いおじさんでいっぱいに出来るけど、主人公格に持ってきて描くのはあんまり向いてないと思う。著作全部読めたわけじゃないが、おじさんドリームみたいなの描くの苦手そうだし。そういう気取らなさが女性ファンも多いであろう衛藤先生のいいとこなんだが、キタキタだとその辺いい方向に行ってるようには思えんかったのよね、私個人としては。

未だにククリとニケが関係の変化を含めて描けるって点は、がじぇっとみたいな澄んだ作品をとっくに少年時代過ぎても描けたって点は、売れる売れないとかとは関係ない領域で、すごく少年誌……っていうかジュヴナイルって言った方が正しいかな、に向いている人なんだろうなって思うが。キタキタをギャグ一辺倒で行ったのを評価してる人も見るけど、私としてはドラクエ4コマ時代に戻そうとして、そこまでは出来なかったという感じがした。作中でハッキリそう言ってるように。

まあなんか誰しも自分の好きな綺麗なものを、間接的、直接的にクサイとバカにされたトラウマって多分あると思うから(なんなら衛藤先生の綺麗な路線って熱心なファンとそれ以外で評価真っ二つのようだし)そこら辺って難しいんだろうけど。

私天野こずえ先生も「恥ずかしい台詞禁止!」って台詞があるARIAよか、そんなツッコミは不在の浪漫倶楽部とかのが好きだったからさ……。ARIAも好きだし、ARIAはその辺の配分が上手いっつーか、ホントにやりたいとこだと藍華ちゃんのツッコミも入らないし、普段のそのやりとりも仲の良い女の子同士の掛け合いにとどまってるから別にヤな感じはないんだけど、その上でもっと恥ずかしいが弾けている浪漫倶楽部のが好きな部分はある。

うっすらとギップルが嫌いだった(今は別にそんな事ないが)子どもの頃の私に「十年以上後の続編でギップルのギャグにククリとニケのラブが勝つようになるよ」って言ったら喜ぶだろうか、長すぎるというだろうか……。

期間限定でぷちあにめ劇場というギャグ系補完が見れたらしいのだが、とりあえず本編のみでアニメグルグル(2017)見た時、「(尺惜しいけど)とても良く出来てる」と思うか「単に尺がないアニメ」と思うかはそのまんまグルグル原作を最後まで面白いと思ったかどうかで変わるような気がするな。アレを「ただのRPGあるある+シュールなギャグ」と思うか「ニケとククリの恋物語」と思うかで。

グルグルの二次サイト作りたくてしょがないが、今オリジナル書きたいからなぁ……しばらくはリアルタイムと化した日記だけにしとこ。それで落ち着いてくれたら万々歳だし。もうちょっとイチャイチャさせてぇなぁ、って思ったけどなんかコレ珍しく文章が嵩張ってるから圧縮した方がいいな。アニメグルグルだって泣く泣く削っても良く出来てるんだし、アレもこれもとか考えない方がいいな。

別に素人とかプロとか関係なく、限られた枠とか、思ったよりか出来ないしょっぱい実力とかでなんとかするしかないって時ってあると思うしな。まさかここら辺があまりに揺るぎない思想過ぎて、ポケマスの4.5周年シナリオ(チェレンとベルの話)がトドメの核地雷過ぎて、完全に冷めるきっかけになるとは思わなかったんだけどな。いや、そこら辺押し切るような熱血シナリオ見せてくれたら、アプリ削除まで行かなかったと思うんだけど……。まあ数ヶ月まともにやってなかったし、アプリ容量食い過ぎだし、スッパリ辞めるきっかけが出来て良かったけど。

でも本当、無理を押し切るような展開とか、胸くその悪い展開は、キャラの熱さ、憤りとセットじゃないと見ていられないわ。その熱血が寒いと言われても、熱さもないならなんで状況がひっくり返るの?なんでこんな胸くそ悪い要素入れたの?ってなっちゃうし。ポケマスのN周りの話ってだいぶ胸糞わりぃんだけど、読めたのはNの周囲のキャラクターが、無口主人公すら含めて理不尽に疑問を提示してくれたからで、アレがなかったら読めたもんじゃなかったし。理不尽を受けてる本人か、本人が出来るようなやつじゃないなら横で見てるキャラがキレてくれるだけでだいぶ違うんだよな。そんな感じで熱血しててくれたら、多少合わなかったとしても納得は出来る。あくまで私は、だけど。
2024/06/29(土) 22:08 作品感想 PERMALINK COM(0)