ユーチューブで流れたプリンセスピーチのCM、マジでバランワンダーワールドの上位互換のそれで笑ってしまうし面白そう。ば、バランには激萌え旦那にしたい系男子が各種楽しめる小説版があるし……!!
君は彼方、バランワンダーワールド、星を追う子ども、三大「小説版読まないと激萌え男共の心情がイマイチわからなくて萌えない」もったいないコンテンツ。
小説版で彼らが何を思っていたかさえわかれば、女子はときめく人いると思うんだがなぁ、↑の作品の男達……。ちょっと一途過ぎるくらいの恋する男とか、それとなく女の人に優しかったり人好きな感じがする男とか好きなら萌えると思う。クソ重善人男という大切な資源が資源にならず闇に葬られるのはもったいないが、小説なんぞ正直小説が好きな人以外読まんから(コケちゃったコンテンツのノベライズなんか尚更だ)、映像コンテンツでコケてしまったのは致命傷なのだ……。
実写キャシャーンも正直雰囲気で見る映画だが、アレは一応旦那系男子達の心情がちゃんと説明されているので、その手の需要を求めてる人は大丈夫。↑の作品達は小説版読まんとわからんのが問題。
これマジで何億回でも言うんだが、死生観と心の物語を映像でやるのって割と激ムズだと思うんだよね。実際↑の三作は死生観と心の話を映像でやっちゃってコケてるわけなんだけどさ。成功例もたくさんあるだろうけど、コレらに関しては文章媒体の方がいいと思う。生存バイアスっていうかさ、統計取ってるわけじゃないけどさ、このテーマを映像でやるの、成功例以上にコケちゃってる事のが多いと思うんだよな、多分な。
動く電車とか、歩く人間とか、まあなんでもいいんだが、目に見えるしそら映像で表せるならそっちの方が良いってもの違って、心とか死生観とかって、それ自体が絵に描き起こす時のある程度の正解があるわけじゃないから、そこからムズイような気がすんだよな。電車とか人間だったらまあ私でも絵に描いたら画力はともかくわかってくれると思うけど、心とか死生観、ってなったら繊細な絵描きじゃないと難しいと思うし。もちろん描きようはいくらでもある、あるけど人とかリンゴみたく、画力はともかく誰でも描けば大体伝わるみたいなものではないというか。だからこれは文章の方がいいんじゃないかなみたいな。最低でも死生観か心か、どっちかに焦点絞って漫画とか……とにかく見る側が止まれる時に止まって考えられるようなコンテンツのがいいんじゃないかなって。
この「やってのける名作はそりゃああるだろうが、そもそもジャンル自体が、映像でやる時他より一段二段ハードル高いんじゃないか?」みたいなアレを上手く伝える文章力がない。