やきにく亭
～キャベツを添えて～

デストイレよりかはまともな映画だと思うけど、それゆえにデストイレよりつまんないというジレンマ？ を抱えた感じのつまんなさだった。

「あまりのつまらなさに上映権の買い手がまったくつかず、結局テレビ局に権利を安く買いたたかれた」、「フィルムの営業をしていたプロデューサーが疲労と絶望のうちに亡くなってしまった」（ウィキペディアより）という逸話の方が面白いという……。
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劇場版アンパンマン勇気の花がひらくときとか、シルバニアファミリー劇場版の主人公の両親とか、子ども向けで恋愛要素ない感じの奴に好みの愛の話含まれてたりすんのほんまやめてほしいよな、探しにくいから……。よく見たら両方好きな作品作った脚本家だしよ……。

アンパンマンは正直こんなに真面目なテーマが毎回組み込まれているとは思いもよらなかったな……。ばいきんまんとくろゆきひめとかもだが、一つの愛や恋を少し切なく丁寧に描き切っている。これが５５～２５分しかないってマジ？流石愛と勇気が友達の作品だけあるな……。

逆に対象年齢(幼稚園児くらいまで)の子の方がアンパンマン劇場版や短編に組み込まれたテーマってちょっと難しい気がするんだが……。最低でも小学生くらいじゃないとわかんなくない？？？（なんなら小学生でも難しくない？）なんとなーくアンパンマンと周囲の人達の言葉でわかるようにはなってるかもしれんが……。まあロケットアンパンチとか見るだけでテンション上がるからいいのかな……。

シルバニアファミリーの夫婦は不意打ちだったな。ヒロインの父ちゃんの母ちゃんへのプロポーズ可愛すぎて美しすぎて忘れらんねぇよ……。下手な恋愛物よりメルヘンうさぎ達のプロポーズのが美しいのなんとかしろ。子ども向けの方が面倒くさい恋愛しなくていいから、今も昔もずっと仲いい夫婦みたいなやつがサラッと組み込まれているのなんとかしてくれよ。私の好きな仲円満な夫婦やカップル、なんか知らんが皆死んじまいがちなんだよ……。仲が円満な恋人達は、苦難を課す事で感動が生まれるってのはまあ（自分でも拙いながらやった事は何度かあるから）わかるんだが、今年またそんな感じの切ないカップルを新たに知ってしまって心の荷物が重いので、今は幸せな夫婦やカップルが見たいです……。