私が人間としてマズい部分はエベレストくらいあると思うが、多分ここが一番、自分のまずい部分。




多分私、勇者ニケ程は耐久性ないから破綻する時は破綻するんだけど(普通にした)、別に嫌いじゃない人だったらなんかやらかしてようが何されようが割と気にしないというか、危機感がないというか、大変人としての危機感が壊れているところがちょっとあるんだと思う。

単純に、好きな人にだけ異常に親切。ただし勇者ニケと違って耐久度の設定はあって、ゼロになったり壊れたりは普通にする、耐えられなかったらこっちから普通に完全に捨てる事もある、しばらくは放棄することもある

で、逆に、「なんかわからんがこの人ものすごく、見てるだけで気分悪くなるくらい嫌いだぞ」ってちょっとでも思ったが最後、喋るのも同じ空間にいるのも存在を把握されるのも無理。

我ながら、危険察知能力がすごいのか、それとも全くないのかがわからない。

流石に言語化が今ほど出来ずともこの人間性のまずさは自覚があったのか、私は自分を良い人だと全く思ってなかったのだが。その認識に反し、かかわる人には多かれ少なかれ、別に向こうからは大した意味で言ったんじゃないにしても、優しい、良い人と言われて喜ぶんじゃなくて首傾げちゃってたんだが。

そらそうだ。嫌いなもん全部最初からぶった切ってる面は親切にしてる人には見えないし、流石にそんなぶった切り性質言う機会はあんまないし。

だから一面だけ見れば、多分私、親切、良い人ってのは多分間違いじゃない。でも、箱で例えるとその親切にしてる人には白い部分しか見えないから白いと言われるだけで、全体を見たらそこの面以外は油汚れとかカビとかゴミとかゴキブリだらけですごくヤバイ感じの汚さなんだけど。

別に嫌いな人に対しても何かするわけじゃなくてひたすら逃走するだけだから、逆に問題点みたいなのが見えないっていうか。普通にタイ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ホ!!(このAAもなついな)案件だが、嫌いな人殴るくらいのアレがあったらもう少し己のマズい性質も見えやすかったかも。別に合法だったとしても汚いから触りたくない(本気でそう思ってる)けど。母親に「お前は昔から逃げ足だけは速い(運動神経は終わってるのに)」と言われた記憶があるんですが、流石母、私の一面を的確に拾う能力がある。

それでもたまたま私のウエメセというのを通り越した異常者メガネで合格にされて親切にされた人は「別に誰だってそういう面はあるし、好きだよ」って言ってくれるかもしれない。

でもね、やっぱここまで極端だとそれは誰にでもある通り越して、「人間性がかたにちからバット」やねん。

「かたにちからバット」っていうのは、名作RPGマザー2に出て来る武器で、魔境のボスから確定ドロップする、主人公ネス専用の武器。

一見攻撃力が高く、手に入れた瞬間はテンション上がるんだけど、命中率が25%(四回に三回は攻撃が外れる計算)しかなくて、使い物にならないんです。いかにも楽しいおふざけであふれたマザーらしい、楽しいお遊び武器だと思います。(初見は騙されるという点も含め)私もプレイ中使った記憶はあるけど、まあちょっとしたギャンブルというか、当たった時は楽しい武器ではあります。

まあでも、お遊び武器としてはマザー2を彩るアイテムの一つとして楽しい「かたにちからバット」も「人間性がそう」だったらやっぱダメでしょ、そりゃ。

でも多分、自分は人間性が「かたにちからバット」なんだと思う。たまーに親切に当たる人にはそりゃ楽しいかもしれないけど。やっぱ「人間性かたにちからバット」本人はまずいでしょ、そりゃ。

悲しいな……私は世界を救う四人にすらなれないのは当然にしても、ポーキーですらない。(なお、外見は酷似している)あの世界で私が出演するとなったら、「かたにちからバット」として出演する以外の選択肢がない。せめて犬とか、犬が贅沢だとしたらハンバーガーが入ってるゴミ箱とか……もう少し、普通にあの世界にプラスになるものとして生まれたかったな……。昔はポーキーをどこか哀れに思った記憶があるが、普通に自分のが哀れだった。

まあ、かたにちからバットもマザー2の楽しさの一つなので存在はしていいとは思うんですが、自覚症状がないのはまずかったですね。GBAのマザー1+2の公式攻略本にも「かたにちからバットは役に立たない」って書いてあるレベルだけど。
2024/07/13(土) 03:38 雑記 PERMALINK COM(0)