やきにく亭
~キャベツを添えて~
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グリムノーツ第一部まで読み終わり
あまりにむごい終わり方である。
そしてなんだかんだとめでたしめでたしで終わるかな思ってた事がなかなか容赦なかった。いや綺麗な繋げた方だったが……。しかし第二部に繋げるためとはいえあまりに酷いオチやないかいコレ。
うーんどうしよ、第一部のシナリオイベントとかハシゴしてから第二部行くべきかしら……。割とわからないキャラとかいたけど、続きが気になっちゃってメインストーリー強引に進めちゃったんだよな……。うーんでもやっぱ続き気になるなぁコレ、第二部メインストーリー読んでからでいいか、サブシナリオ群は……。わからん要素はフィーリングでなんとかなったし。とりあえずいったんやめて図書館の本読もう。
2024/11/02(土)
18:27
雑記
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リフレインブルーがあのライター流のジョジョって話
いやいやいやねーよ!って言われそうなんだけど多分本当にそうなんだよな、リフレインブルーがあのライター流のジョジョだって話。作中にパロがあるだけで、スタンドバトルをするわけでも因縁の吸血鬼的なやつがいるわけでもなんでもないけど、やっぱあれはジョジョなんだよ。各キャラクターが確固たる信念でもって我が道を行き、綴られる恋愛もラブラブバカップル的な恋というよりは、独立した愛。みたいな。
グリムノーツもそうなんだが、女子は女子的にカワイイとこも確かにあるんだが、あんまりキャラクタードラマの描き方に性別的な差を感じないというか……。説明が難しいんだけどな。ジョジョにもスタンドで独特のシンデレラみたいな話は出て来るし、三者そういうおとぎチックでメルヘン趣味もあるんだが、キャラがキッパリしてるというかなくどっちくないというのかな。
リフレインブルーは敢えて描かないところと、おそらくライターのぎこちない部分が混在していて、ちょっとわかりにくいところもあるんだが、舞台を整える仕掛けを、壮大なスタンド能力だと大まかに理解すれば、グッとわかりやすくなるような気がするんだよな。
スタンドに例えておいてあれだが、思うに……ジョジョ的な魂はスタンドバトルとか独特の台詞回しにあるのではないんじゃないかな。そもそもスタンドバトル自体が実は三部からで、一部、二部にはないものだしな。オリジナルでジョジョのようなものを作りたいなら、多分キャラ達の確固たる信念を書くべきなんだと思う。リフレインブルーがそうしたように。
2024/11/02(土)
15:40
作品感想
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グリムノーツ
アーサー王の想区(最終章一個前)までメインストーリー第一部読み終わった。ソシャゲシナリオにしてはやっぱコレだいぶ異色だよな……。いや泣いたけど……。
その後も出てはくるらしいけど、第一部できっぱりエクス達の旅は一度終わりらしい事も含め、なんというかソシャゲ的制約をあまり感じないシナリオ
なんだよな……。そんな数読んでるわけじゃないんだけど……。なーんかぜってーハーレムしないとダメ、主人公接待しないとダメみたいなアレがない。みんな直球で真実の恋をして生き方を全うして、出会い別れる的な……。多少屁理屈気味の作中理論みたいなのも見えるは見えるけど。
でも主人公変わっちゃった辺りはやっぱり賛否両論のようだったし……。やっぱこの形式はソシャゲだとちょっとなぁ、って形式だよなぁ……。
でも多分単にテコ入れ的なつもりとかじゃなくて、シナリオライターの頭の中の構想に、多分主人公が変わっていくようなやつはあった感じがする。そもそも「空白の書」持ちってのは、異端ではあるけど主人公達しか持ちえない力ってわけではなくて、他にも旅人がいるみたいな話はちょっと出て来たし。各想区、世界においては、あくまでそこに生きる人たちを綴る事が主軸であって、エクス達が主人公ってわけではないのも、そんな感じ。
うーんなんだろう……そうだな、
全然違うけど、童話でやるジョジョ
みたいな……。一応企画としては生きてるみたいだけど、グリムノーツそのものがが生き残って続いていたら、メインストーリーはそんな感じの大長編になっていったのかもしれないな。大まかな設定とか舞台は地続きで、でも主役は変わっていくみたいな。全く、何も掠ってないんだけど、シナリオライタージョジョ好きなんじゃないかな?ってふと思った。いや、各キャラクターの信念みたいなものや割と容赦ない重さが感覚として近いかなって……。仮にこの邪推が当たっているとして、リフレインブルーとジョジョくらいの関係性しかないが。(こっちは作中でジョジョネタがあるので、全く違うけどキャラの描き方のベースになっているのはおそらく当たっている)
意識してるかは置いといても、多分、ジョジョみたいな形式で許されるような漫画、あるいは川上稔さんがやってるような壮大な小説世界企画だったら良かったんだな。ただコレを綴っていけるような環境って漫画も小説もあんまりないと思うけど。というかそれっぽいネタがそもそもラノベデビュー作で、打ち切られてるみたいだし……。
気力的にも、売れて続けられることが稀という意味でも、ジョジョとか川上稔みたいな、壮大なファンタジー創作的なアレをそれ以外の人らがやるのって多分厳しいんだよなぁ……。この手の創作って未完の途中放棄もメチャクチャ多いだろうしな。いや、私はグリムノーツのセンスのが刺さる部分はあるんだけど……。
2024/11/02(土)
15:02
雑記
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誰がために鐘は鳴る(上)(高見浩翻訳)感想
戦争の作戦の為に橋爆発させるよーみたいな話。上巻は主人公ジョーダンと、彼に協力してくれるゲリラ隊のほのぼの日常みたいな感じ。そこそこ不穏になったり、各キャラの過去話が暗かったりはするが。
ピラール自体はとても好きな女性キャラだだが、ぶっちゃけ過去の虐殺話はくどくてテンポ悪く感じた。戦争文学として大事なシーンだと思うし、そのねちっこさがキモで、語ったピラール本人もねちっこくて嫌なものだと言ってるんだけど。
ぶっちゃけジョーダンもやってる事は現地妻、下手したらそれ以下で、他のキャラの事も小説のネタに見ていて冷酷な部分もあり、酷いものだと思うんだが。紳士ではあるはずの大いなる眠りのフィリップ・マーロウよりジョーダンのが好き。ヘミングウェイの、書いてる事は暗いのに澄んだ感性が好き過ぎて、呑まれてしまってるんだなあ。
若干特殊な三人称で、後半は章などで区切る事なく、ひょいひょいっと違うキャラの視点に移る。そして深く心理に潜っていく。並の作家だったら混乱するんだろうけど、翻訳者も原文も上手いから気にならないで読めた。
ちなみに上巻だと文章みっちり文庫本400p以上使ってまだ橋が爆破されない。それでも面白いけど。
2024/11/02(土)
04:00
作品感想
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