そういえば夢のクレヨン王国も王子と姫の話だし、見ておく価値あるなぁ。と思った。

っていうかコレは原作ももっとちゃんと読むべきだな……そっちも面白かったんだが、大長編過ぎて最初の数巻読んだだけなんだよな……。

でも私アニメのシルバー王女も原作のシルバー女王もそんな嫌なワガママ姫って感じはしないんだよな。話としてはそら矯正して成長しないとダメだとは思うけど、お姫様はワガママくらいのが好きなのかもなぁ(立場的に結構大変な事も多いからなんかそういう気ままな子くらいのが見てて安心するのかもしれない……)

クレヨン王国のアニメ、原作者作詞のED曲がすごく綺麗よな。アレそのまんま原作一巻ラストのイメージ曲にも使えるような気がする。若干宗教っぽいけど(原作者本人も確かそういうのに傾倒した信者だったと思うので)、綺麗な価値観だよな。

主に福永令三さんと餅月望さん辺りの影響で「あの辺の信者の人が書く話は世界観や価値観が綺麗」みたいなイメージが……。まあ聖書ほどの大ベストセラーもないだろうし、こういうものに本気で生涯取り組める人は、感覚で人を感動させるような感性が身につくのかもしれない。色んな作品の元ネタにもなってるし、一回読むだけは読みたいと思ってるがやっぱアレ分厚すぎるんだよな。一回既に投げてるし……。

まあ福永さんに比べると餅月さんはちょっと性癖がすごいけど、マジで小学星のプリンセスの言いたい事は純粋というか、最終巻は「これ、本人の宗教観的にはめっちゃ逆らった結論では?(いや美しいけど……)」みたいなめちゃくちゃ美しい恋愛観に帰結するから……。それともああいう価値観が教義にあるの?いや、ないよなぁ……アレは作者が真剣に信者やりながら、物語の中で結論付けた、教えとはまた別の愛なんだろうね。

まあ男の人でああいうものに真剣に取り組めるというのはかなり心が真面目というか……知ってる作者他一人含め三人全部、根っこが強烈な善というか……。

あと左寄ってる(隠語)人も面白いみたいなイメージあるな、村上春樹と糸井重里イメージで(この二人、合作もしてるしなぁ)。糸井さんは色々言われてる人でもあるが、やっぱ自分でカクヨムで趣味でも自作のキャッチコピーとか毎回考えないといけなくなったら、あの人のジブリのキャッチコピーがどれだけよく考え練られていて、シンプルで、大衆に刺さる感じに上手いかってすごくよくわかるっていうか……。逆にギャルゲーとかのキャッチコピー(らしきもの)って名作でもフワフワしててあんま上手じゃないな、って事が結構多い。ギャルゲーのキャッチコピーで好きなの、モノクロームの「神様はいないんじゃない。いるけど、ただ残酷なだけ」くらいかなぁ。

右寄ってる(隠語)人で作家として面白いというのはまだ出会ったことがないかも。多分いるんだろうけど。
2024/07/22(月) 03:59 個人的メモ PERMALINK COM(0)