光についてのやつ
具体性に欠けるってのもそうだし、或いは書いてあってもイマイチ説得力に繋がらない……ってのもあるかもしれない。あとまあ、散々記事でも愚痴ったけど、やっぱりコレは単体だと一方通行クサイというか……。相手に夢を見てる、恋に恋をしているに近いような時ないかな?みたいな……。
>「君は僕の光」を口で言っちゃう系作品だと「外見の美しさの称賛」と余り変わらんというか……「えっ、じゃあ、ヒロインよりも更に外見の美しい少女が出て来たら、そっち行くんか?」みたいな
外見もだけど、内面を褒めていても、そこに具体性と説得力がないと、「外見の美しさを褒めているだけ」とあまり変わらん気がしますね。記事でも言ったけど、オナニーとか、勝手に救われるっていうなら、別に相手に認識してもらわなくても出来るんですよね。そういう思い込みみたいなアレは、失望したり裏切られた(と思った)時に反転する危険もあるだろうけど。
勝手に相手に光を見出して、なにかしら心を救われるというだけなら、私がここで二次元のカッコいい男相手にやってるみたいに、一人相撲でも簡単なんです。だからそこから踏み出して、君は僕の光だと言った相手にもこっちが光なのだと思われているとか、なにか発展性が欲しい。ニケがククリを天使だと思っているように、覚悟と罪子ちゃんがお互いを運命と思っているように、コメディとはいえ結構孤立奮闘な状況下だったりする中で、ヒロとリュウナが互いの希望であるように。
なんか恋愛メインの作品ほど、説得力や描写力に欠けてる事あるある~! あれってさあ、最近思ったんですけど、多分恋愛メインだと恋愛以外に逃げ場がないから、グッダグダのこじれとかドロドロとか行かざるを得なくて、結果的に他にストーリーのある作品に美しさが負けちゃうんじゃないかなぁ?って思います。
例えば冒険ものだったら、恋愛するカップルが共に苦難の状況を乗り越えたり、一緒に敵を倒したり、単に旅をしていく中でも絆を深める事が出来る。コメディなら、あまりに深刻な設定はギャグをクッションにして、いい話を前面に出す事も出来る。でも恋愛物だとそういう別の描写が描けない。みたいな。恋愛物に限らず、大長編ものとなると大体人間ドラマのみは他ジャンル以上に後半グダグダになる印象。ネタ切れしやすいんだろうなぁ。ラノベの1巻完結くらいなら良いと思うんだけどね。群像劇の大成功例の赤毛のアンシリーズとかまで行ければ、話は別だけど……。
そういえばいつも季節の変わり目に風邪ひいてる気がするな……気をつけます!灰色さんもご自愛ください!