グリムノーツのエクス君とグルグルのニケ、運命とか成り行きじゃなくて自分の意志で大切な女の子のそばにいるって心を示す点が似てるけど、違うのはエクスはハッキリとレイナに宣言する事、ニケはそこを心の内に留めてしまう事かな。(モブ的な身分は関係なく作中でヒロインに対する王子様に例えられる点も同じ)
ニケの生き様は本当に素敵だけどやっぱりあれじゃ読者にもククリにも伝わらないよな。私も読み返してアレ、こんにカッコイイ男の子だったっけ?ってなったとこあるし(リコの花と色鉛筆のプレゼントはそれでも記憶にはあったけどさ)。なんでそんなやけに不器用で器用な生き方をしてるのかわからんけど。年相応の照れ隠し&キャラの献身性なんだろうが、それにしてもコメディにしてもイカレている。
雰囲気がベストマッチというか、双方地続きの世界としても違和感がなかったグルグルコラボってってグリムノーツが一番な気がする。
考えてみるとグリムノーツもガンガンと近しいスクエニ製のゲームだし、なんとなく自分の中でスクエニってFFとかドラクエ的な壮大なハイファンタジーよりはメルヘンってイメージあるなー。ある特定の地域、時代的なもんがそうってだけなんだとは思うけど。FFとかドラクエとかそういう看板以外はなんか根っこが落ち着いていたり綺麗だったりするファンタジーとかメルヘンなイメージがある。大冒険というよりは精神的な心の旅みたいな?
グリムノーツもグルグルも、
結構な大冒険しつつも向き合うのは自分の心みたいな点も近しいな。コラボとしてキャラゲー老舗ブランドとして、客のツボを押さえていて上手いのはテイルズオブザレイズの方だけど、ククリちゃんに100人の友達をプレゼントしたのはグリムノーツの方。
超一流パーティ企画会社と、個人営業の評判のいい店の違いみたいな……。