漫画図書館Zがネットの海に沈む前に、駆け込みでななか6/17読んでる。なんというか、一言で言うとリアルなグルグルというか……。全然関係ない話なのに「ああ、現実にククリちゃんいたらコレだよな……」みたいな痛さが純粋さも含めて語られるのが、読んでてちょっと今のマイブームに冷や水をぶっかけられる感じがするというか……。まほらばとグルグルをリアルに描いたらこうなるよなというか……。一応分類はコメディなんだろうけど。

グルグルとななか、「心」がテーマの作品の比較論として、どこまでも対比的な作品で、そういう意味でも面白いとは思う。心に夢と魔法をかけ合わせたらグルグルになって、心に夢と現実をかけ合わせるとななかになる感じ。ななかはもう少しリアルに現実を見つめているところがあるね。全く不思議要素がないわけじゃないが、メインストーリーに関わるものじゃない。

多分八神健先生と衛藤先生で、好きで個人的に勉強した分野が被ってんだな。心理学とかああいうアレ。どっちかというと題材はまほらばが近い?当然作風は全員違うけど……。

ななかが違うところは、多分ネンジ君はニケや白鳥くんのような王子様ではないって事かな……。そもそもそういう空気じゃないような……。うーんまあ、ハーレム的にモテるとかラブコメ的なもんとか、なくもないんだけど……設定が特殊過ぎるしな……。

えっ、メディアミックスなども含めて、公式でヒーローに対して王子様の例えが出て来るまほらばとグルグルの方がおかしいって?それはそう。本当、ガンガン系漫画ってなんかすっごいロマンティックなものが多いよね……。天然なんだろうな、みたいな……。まほらばの王子様の例えはアニメ限定だったとは思うが……。ありゃあアニメ監督の木村真一郎さんがロマンティストなんだな。キャラクターの立ち位置とか、絵本作家である事とか含めて完璧なアニオリ解釈なんだけどな。

「コメディ系を得意としていて、本人もそういう仕事を好む」とwikiにはあるが……木村真一郎監督って、多分コメディ以上に恋愛やその他ロマンティックな繊細な感覚好きだし得意だよな……。

八神先生でロマンティックっていうと、どっちかというと密リターンズの方かな……。いや主人公の恋に生きる生き様が。

駆け込みでCHOKOビーストと妖精作戦辺りまで読めるかな……。
2024/11/14(木) 23:06 作品感想 PERMALINK COM(0)