クロコダインのおっさん初登場~マァム加入まで。安定の原作知ってるやつのバレの山です。

クロコダインのおっさんにビビって一人で逃げるポップほんま雑魚いし酷いwwこの頃のダッサダサポップも結構好きなんですけど私だけですかね? 人間らしくていいと思うんだよな。こんな雑魚い奴に秘められていたアバンの使徒としての力が勇気って感動的だし。後でポップ本人も言ってるけど、彼だけ使徒の中で一般人、ただの武器屋の息子だしね。初期はただのイキリ野郎ってのはそらそうだよって思う。この当時は担当はもちろん、読者にも嫌われてたらしいけど……仕方ないかwほんまロモス王国編まで好感度上がるようなイベントあんまないものねw(それだけに初期の名感動回に相応しい話なんだけどさ)弟弟子のダイに「ポップでいいよ」って対等な態度だったり、心配して世話焼いてたりってのは微笑ましいと思うが。

ポップにとっても、惚れた女が出て来て仲間になるというターニングポイントの一つでもある回だな。最初は険悪だったけど、アバン先生を振り返って寂しそうにしてる彼女を見てかわいいな、って思う流れが今見ると丁寧だ。ここら辺でポップはダイに対して「美人で、グラマーで、金持ちで、俺の言う事なら何でも聞いてくれる子」が好みだと言ってるが、前半の美人でグラマーは普通にマァムに当てはまってるな。ここら辺はアホな男の性が出ているのか、敢えてマァムと反対の事言ったのかちょっと考えちゃうやつだな。コレがその後「オレの女神は微笑んでなんかくれねえ、横っ面を引っぱたくんだよ!」ってなるの感慨深いよなぁ。やっぱりこの当時はアホな思春期男子として欲望丸出しな事言ってる(この時点でマァムの容姿は好み)ってのが正しい解釈だろうな。戦いの中成長して行って、自分の思い通りにならないような、マァムみたいな気の強い女が好きだ、って結論になるのだろう。

メルルもマァムほどデカパイじゃないがスタイル良いし、金持ちではないけどかなりこの初期ポップの好みに入るとは思うんだがな……。悲しい事だが、彼女の真意に自力で気づけなかった辺り、メルルみたいな大人しめの子はタイプとは違うのかもしれん。(逆言うと、自分は全く眼中になかったポップを最後の最後ドキッとさせるメルルがますますスゴイなとなるが)

クロコダインのおっさんが自分の地位に固執しているの、なんだか見返すと新鮮だなぁ。そしてやっぱり血の表現が極限まで抑えられてるなぁ。自主規制が激しいね、まぁそれでも十分面白いけどね。
2023/08/17(木) 22:02 作品感想 PERMALINK COM(0)