ハドラー＆ザボエラ奇襲回。
ホントは一番具合悪いのに無理を押して見張りを買って出るポップ。勇気を出した後のポップはだいぶ無茶をするよなぁ。ゴメがあの世の堺での話の事覚えてないの不思議がりながらゴメほっぺ引っ張って遊んでるとこ可愛い。何気ないシーンだけど、こういうとこにポップの素朴で差別のない田舎少年っぽさが出てるな。
改めて見て、一番危険察知出来るメルルが真っ先にニセモノマァムのうさん臭さに気づいたのに、彼女が淑女過ぎてその察知を「嫉妬している」って思っちゃうの上手いし心がキュンキュンしてしまう。
「勝者とは強いもののことじゃありませぬ。たとえどんな手を使っても最後まで生きのこっているのが勝者と呼ばれるのです」
ザボエラのこの台詞、ここまで徹底してるとカッコイイよな。
追い詰められて汚い手を使うハドラーの事見そこなったぜ、っていうポップのシーンを見ると、本当この作品は「武人は悪だろうが正義だろうが堂々と！」って世界観なんだなあと感じる。そこがすごくカッコよくて好きなのよな。
マトリフ師匠がポップの危機に割って入って「薄汚ねえ手でそいつに触るんじゃねぇ……」ってシーンホントカッコイイ。なーんでこんな男同士でこーんな熱っぽい事言うんだこの作品。ときめいてしまうじゃあないか。(笑顔)
ダイ「ポップが……おれを呼ぶ声がした！」
毒喰らってまともな声出せないポップの心の叫びに対して、このカッコイイ台詞での救援。改めてここら辺の話、ブロマンス欲張りセットやなぁ……とドキッとしてしまうわ。助かった後ポップが「嬉しかったぜ、もう二度と死なせないっての」とか言って笑いあってるの、友情～！！！！！ ってじたばたしてしまう。
アバンの書のくだりまで消化して、原作だと確か三話くらいはやってたと思う話を一話に上手に濃縮してるのでかなり濃い回でもある。師匠VSハドラーの魔法合戦シーンも迫力あったし面白かった～。来週は実はかなり大好きだったりするチウの初登場回なので楽しみ。
