ふりーむのDLページ
レビュー機能がＯＦＦだから目立たないけど隠れた良作じゃないかなぁって思った。復讐のその後、三角関係……とあるけど、単純に三人の横のつながりの物語って感じで、その関係が面白い。復讐したその後に関して、独特なファンタジー世界観とキッパリしてて気持ちいいくらいのキャラクター達も相まって、重くもなければ軽くもない、みたいな塩梅でなんか読んでて気持ちが良かった。マルテがなんか読めば読むほど好きになっていくし、エルザが本当自分を自覚してて読んでてストレス溜まらないというか、(彼女の名言・「二言はないわ」)どう転んでも安心して見守れる、肝が据わった女というか。要素に反して、やりたいことが前向きというか。どんなエンディングになってもタイトル通りというか。キャラとやりたいことがブレない感じ、カッコイイ……。個人的には良い意味でそんなグロくも怖くもなかった。エンディングやイベントは割と悲惨なはずなんだけど。不思議。こういう作品(題材は重いはずなのに、不思議と爽やかだったり切なかったりカッコよかったりが勝つ)が好きで重い作品手に取りがちだけど、重さよりなんかしらの感動が勝つかって読まないとわからないんだよな……。昨日感想書いた小説もそうなんだが。
なんか１個だけエンドが回収できなかったのが心残り。(でもちゃんとアフターストーリーまで解放されて読めたので安心。)
私の性癖が合わなきゃ終わりなフリゲより私の好きなフリゲ(短編多いけど１０００本くらい)をひたすら誰かに勧めて遊ばせたい(無理だよそんな量)
レビュー機能がＯＦＦだとあんま紹介とかもマズいかな……。問題あったら削除します。他の作品をやった時も思ったけど、この作者さんの登場人物の重い過去の扱い方好きだな。キャラクターの今を形成するのに一役買ってるけど、読んでて嫌になるトラウマまではいかない感じが（それでいて軽くはない感じが）
キャラのトラウマ的な過去ってなんとなくとかインパクトでつけるんじゃなくて、今を形成するためにつけるもんなんだなぁとふと思った。
