初見の感想→なんかスゲェ変な女来たな……。
でもすぐワケアリ系女子と気づいて辛い気持ちになった。つぐみちゃんはちょっと過去が重すぎる。子どもっぽいと作中で言われているちなつすら全く興味を示さなかった、唯一の想い出の赤い風船をずっと持ってるのが悲しいなぁ。終盤のノートの中身とか結構読んでて辛かった。
結末も、今までの二人のルートはなんだかんだと希望のある終わりだったのに、彼女のルートはとても切ない、ひと夏の想い出として閉じたのが泣かされたと同時に、結構ショックを受けている自分がいる。絵が上手い、絵本作家とかいいって会話が、ラストああ繋がるのは見事だけど切なかった。あの後書きに気づいた主人公のおにーさんの反応が気になるとこよな。また執筆したのが人魚姫モチーフの話、っていうのが彼女の悲恋物語人生観を表していて切ない。いい終わりだとは思ったんだけどさ。
このルートのCG回収イベントで、主人公を下着ドロと思わず信じてくれたちなつがめちゃくちゃいい子で好感度上がった。なんかやっぱキャラの反応が痛々しくないというか、あまり古クサい感じしないんだよなあこのゲーム。時代は感じるとこあるけど。変な言い方だけど。
でもつぐみちゃんはもっとわかりやすく幸せになって欲しかったなあ……って思う自分もいる。幸薄い少女だな。本人が納得でああしたのだから私が言えることじゃないが……。最後の請求書の「想い出」が結末と共にジワジワ効いて来る話だった……。
多分だけど、つぐみちゃんの絵が上手いエピソードも、みかげさんの絵描き的一面とダブらせている感じがするな。他二人がどうかわからんが、ここまでのヒロインはみかげさんとの思い出を彷彿させる要素が他ヒロインの要素に入っている感じが。
つぐみちゃん→絵
ちなつ→年上相手の失恋
奈緒→恋人と死別
みたいな。
何故だ……ちなつちゃんとはもう一度巡り合えたじゃないか……どうしてだ織姫様……。ここまででちょっと油断してたのもあって切ないよ……。
ところで松葉相撲って初めて聞いたかも。オオバコ相撲じゃないの？(作中ではオオバコでやることもある、って感じで松葉相撲のが主流みたいな扱いで軽いカルチャーショック)
