リフレンブルー、一応アニメ化してるって聞いて一応見たい気持ちになってる。全３話の時点でもう期待は出来ないやつというか、そもそもコレをアニメにしても面白くもなんともないだろうな、って思うが。
コレ、やればわかるんだが、エロゲって媒体じゃないと多分おもんないんだよな。作品としては一冊の小説を意識してるのは間違いないんだが、多分純粋な小説でやったり再現したとしてもエロゲでやるほどは面白くないと思う。それなのにエロゲやる兄ちゃんっていうメイン層に多分万人受けしない内容ってのが難しいとこなんだが。
同じ「エロゲじゃないと出来ない構成の作品」にぽぽたんがあるけど、コレはどっちかっつーとアニメのが切ないSFとして名作だと思う。根底に流れる「励まし」という要素以外別物化させた１２話構成の勝利。原作ぽぽたんも私は好きなんだが、どっちか勧めるとしたらアニメを勧める。見た目に反して重く切ない話ではあるんで、見た目で舐めてかかると痛い目も見るかもしれないけど。ぽぽたんは別物といえば別物なんだが、アニメも原作も同じぽぽたんだな、って個人的に感じるのが不思議だな。やっぱりストーリーが全くの別物でも、根っこの奥の奥のテーマを拾い上げられるかどうかって大事だと思う。それでも別物だ、全然違うと言う人はいるだろうけど。おい聞いてるかアニメ版ハーメルンのバイオリン弾きさんよう。数万くらい出してＤＶＤＢＯＸ買ったから一生擦るぞこのやろう。面白いのも認めるけど私はお前を一生許さんからな。
ぽぽたんと監督が同じまほらばのアニメも原作が大好きなので是非見たい。設定とか変わってる(あの設定をアニメでやるのはきついから無理だろう。小島あきら先生が描くから何故か嫌な気持ちにならんというだけ)、らしいがぽぽたんのアニメの監督なら信頼出来る。
製作上の都合でお話や設定が変わっちゃうのは問題ない。そこ弄っちゃいけない本当に本当に重要な根底のテーマを拾い上げられず、そこまで変えちゃうのがダメ。なんだと個人的にはメディアミックスに関しては思っている。ハーメルンやハガレンアニメ一期みたいな、良いも悪いも事故ってるような怪作も極端かもしれんが、今時のアニメの、原作の映像化にガッチガチに徹する、もやっぱり極端すぎる。
