コイツら《クロス》したんだ!

長野まゆみお姉様に、美しい幻想と文章と少年同士のエモ以外など誰も求めてないだろうが、マジで終盤はなんとなくしかわからんねえ。

とりあえず
《挿入》→記憶の上書き的なもん。上からの命令、強制的な概念セックスみたいなもん?
《クロス》→感覚の一体化。概念和姦みたいなもん?
《AVIAN》→この世界の監視コンピューター?
《彼らの住んでる場所について》→イーイーは蒼い惑星はない、このビルの外にはなんもない、と言ってたが、多分パパとママのいる惑星はあった。今は廃墟?
《アーチイの夏休みについて》→多分アーチイ=アナナス、ファン・リ=イーイー?アーチイとアナナスが作品内の少年達そのものか、彼らを元にして作られたのかはわからんが、多分同一的存在で、この作品は本当にあったこと。終盤明かされる、作中内のどんでん返しはそのまま、アナナス達の世界の真実?

とりあえず思いつくだけ考察っぽいの書き綴ってみたがよーわからん。(間違ってる可能性が高い)。幻影だらけのこの世界で、アナナスとイーイーの友情だけが本当だった、少なくとも本当だったと私は信じたい、そうとしか言えん。

イーイーにアナナスが手紙読んであげるところ、イーイーがアナナスに顔を思いっきり近づけるところが萌える。彼らが概念セックスする仲だった!やったー!しかわからん。

友情が真実でも、最後良くわからんでも、二人が最後まで一緒にはいられなかったことだけは多分間違いないので悲しい。久しぶりの長野まゆみお姉様の「良く考えると救いない気がするブロマンス」を腹いっぱい楽しませてもらいました。

こっからは私のクソみたいな邪推妄想なんだが、

AVIAN→豪華な舞台セットを使って好きにBLカップリングを成立させる、闇の腐女子マザーコンピューター

アナナス×イーイー(注1)のBLカプ→マザーコンピューターが予定してなかった想定外カプ(ちょい気に入らないが、マザーコンピューターはこのカプに萌えている)

みたいな感じだとしたら、話の大筋が理解できる気がする。つまりアナナスとイーイーも、それに萌えた読者も、闇の腐女子マザーコンピューター的なもんが、萌えたカップリングを悲しいすれ違い滅び破局エンドに持っていくために踊らされてただけってことサ!(長野まゆみ風の語尾で強引に終わる)この考察(苦笑)は半分はガチで、そのよくわからんマザーコンピューターみたいなもん?がアナナスとイーイーを眺めて楽しんでるっぽいのは作中描写的に多分本当にそうだと思う。


【注1】終盤のイーイーに詰め込まれた腐女子のエモの特盛り、アナナスが《shot》(コレの意味もよーわからんが、多分タチの射精みたいなもん?)らしいのを鑑みるとイーイーが受だと思う。
2023/12/02(土) 17:37 作品感想 PERMALINK COM(0)