ご機嫌ナナメのピチューという歌が昔あって昔は覚えて歌ってたくらいだが、今はこういうフキハラかますカワイイ生き物概念が嫌いになってしまったのでイラッとする。コレの二番三番の「今にも泣きそうなトゲピー」と「変身できないメタモン」は今でも大変だぁ!と思うが、ご機嫌ナナメのピチューは「いつまでもそうして不機嫌でいなさいよ!!」ってその場に置き去りにしたくなってしまう。

可愛いで全部許される生き物が嫌いなんだろうな。アニポケのプリンは昔から大嫌いだ。最近金銀編をほぼ全話網羅したら本気で嫌いになった。あのピンクの風船カス、同族の赤ん坊のププリンが舞台に上がるための大切な衣装を、クソつまらない嫉妬で踏みつけにして泣かせたくせに、カスミには「落としたの拾ってあげただけだよ~!」って誤魔化す狡猾さまであるからな。当然お咎めもない。破裂してくれ頼む。なんかホウエン編でもう一回出た後、アローラ編で再登場するらしいが今から「イラネ」って気持ちでいっぱいだわ。こんなもん再登場させるくらいなら、金銀編終盤を支えた可愛い可愛いヨーギラスと再会させろ。ヨーギラスエピソード群の珠玉の出来に反し、このヨーギラスの存在が作品知名度に反してマイナー過ぎる(当時ロッテリアコラボでぬいぐるみ化されたりしてた記憶はあるが)。

金銀編はこのヨーギラスシリーズ(タマゴをまもれ! あらしのなかでうまれたいのち!から始まり、 ~バンギラスとヨーギラス!で終わる)と「ポッポとデカポッポ!まだみぬそらへ!!」だけ見ればいいまであるぞ。ポッポとデカポッポはユーチューブでも公式無料の「ニャースのあいうえお」をおさらいしておくと感動が更に増すぞ。脚本家も同じ首藤さんだぞ。

まあ本当に見なくていい回は、本筋に一切関係もなければ特に感動も笑いもない、クッソ性格悪いヒメグマ(私の大嫌いな可愛いで大体許される性格終わってるクソ個体、反省もない)の回なんだが。「ヒメグマのひみつ!」ってやつ。コレはマジでアニポケにしては珍しく本当に見なくていい回。プリンみたいな良くも悪くもなインパクトもないしオチも微妙に後味が悪い。毎度ちょっといい話や笑いをくれるアニポケでもこんなに滑り散らかす事はあるんだなあと感じた回。

アニメのクソプリンのクソさと性格クソ視聴者私のクソみたいな怒りが炸裂する回「ふたごのププリンVSプリン! うたうポケモンコンサート」はゲストキャラ声優が堀江由衣でボーカル曲を二曲も歌ってくれたり、タケシのパラダイスが見れたりと見どころ自体はあるので、見なくていいとは言い切れないのがくやしいところである。
2024/03/24(日) 08:30 作品感想 PERMALINK COM(0)