旧グルグルアニメのサントラのジャケット絵、たった1枚でグルグルの全てを表しててすごいな。本当、「勇者ニケの愛がどれだけ尊くて暖かいか、二人の出会いが本当に軌跡みたいにかけがえのないものなのか」が一発で読み解ける要素が巧妙に、意図的に隠された構成になっている作品なのに、メディアミックスとかで致命的な解釈違いが起きてなさそうなのがすごいっていうか。ニケとか、一番誤解されそうというか、このパッケージ絵でもやれやれ、イヤイヤ顔してる絵で描かれそうなのに、そういうことがないっていうか。っていうか
メディアミックスでもニケがククリに怒らないとかそういう原作の微妙に気づきにくい点ってほぼ全部共有出来てるらしいね。なんかもう逆に怖い。
アニメ1期とか、衛藤先生の監修が入ってる企画も当然あるんだろうし、メディアミックスとなると裏で色々打ち合わせとかもあったのだろうけど、それにしたってそんなに足並みがそろうものなのか、こんなわかりにくい事をしている作品で。という気持ちになる。
グルグルよりずっと有名な作品はいっぱいあるだろうし、ウケた作品なんてもっとたくさんあると思うけど、こんなにハマりながら、私より好きな人達がいっぱいいて、愛されてるんだなぁ……って感じる作品、他にないな……。
だからやっぱり、創作をする人ならグルグルの意図って気づけるのかな……。
いきなり20年分の理解が追いついてグルグルミステリーに気づけた今も、やっぱこれ通じないと思うしなんでこんな光の狂ったことしてんの?やっぱ作者が光の勇者なの?って感じになる。やっぱりグルグルって、誰にも理解されず、売れる事もなく消えた可能性さえある危うい作品だと思うんだよな。
ギャグセンスとニケの存在がイカレ過ぎてて伝説になったけど。
うーん旧アニメもやっぱいつか見てみたいなぁ……。まあ今は
原作1・2と三期アニメを狂ったように見返してれば幸せだけど……。