追記から


わーいカピバラさんが食いついてくれた―!私と感覚が合う人みんな、私の好きなフリゲプレイしろ!!!(無茶)

そうそう、狩谷さんはおかしいけど、自分がおかしいって自覚はある。決して化け物ではない。作者の方的には病み、ではあるみたいなんだけども……ヤンデレ手前くらいのが正しいのかなぁ。

私はベストエンド?の内容は覚えてたから、最プレイ時、もう携帯電話の画面と「インテリアに凝ってて……」のくだりで笑いが止まりませんでしたwww伏線が独特なんだよなぁ!!!

>全部がおかしいんじゃないんですよね。根は凄く善良だから嫌だって言われたら関わらない優しさがある。本当に演技とかじゃなく優しいんだけど重くて「ちょっと」歪んでいる。このバランス凄いと思います。

そう、なんかどこかにいそうなくらいの「歪み」。それこそプレゼントのペンダントみたいな……。タイトルの「Distorted(歪む)」通り。ヤンデレ男子というよりは歪み男子?なんか人生にデカい転機があった、っていうより、なんとなくの人生の積み重ねでこうなっちゃった、みたいな感覚なのが上手いですよね狩谷さんの人物像。悲しいくらい「真面目」で「人間」。

確かにブラッ君に血のつながった彼女がいなかったらこんな感じかもしれないな……彼は妹と表裏一体過ぎてそのifは114514回パラレルワールドを覗いても存在しなかったんだけどさ……(言い方!)(覗いた前提で話を進める狂気)

>後、愛してるが無かったのも凄い好みでした。世間一般の女性向け、ポンポン愛してる言い過ぎ。甘い台詞をイケメンに言わせれば許される訳ないのに、言葉が全体的に軽いんだよな……
愛してる、どころか付き合って一年経ってもほとんど肉体的接触がなさそうなカップルでしたね……Hとか絶対してない。キスくらいは多少してたのかな?二人とも異性恐怖症気味っぽかったからなぁ……。主人公も狩谷さんも、なんとなく好意が幼くて、そこが微笑ましくもありましたね。

愛してる、そもそもそんなに使うかぁ?感あるけど女性向けだとポンポン出て来ますわよね……(変な女言葉)。バーゲンセールし過ぎてちょっとなぁ。好き、くらいじゃダメなのか?やるとしてもここぞ、ってくらいに取っといて欲しい気がする。言葉から甘々な話にしても、もっと色んな表現があると思うし。自分でもあんま使った記憶ない、愛してる。外国人とかナンパ男みたいなキャラならわかるんだけど、そうでないならとっさに愛してる、なんて口回るかぁ?ってレベルにリアリティ感じないんだよな、この言葉。だって普段使わないだろ、こんな言葉(ボロカス)愛の伝道師作家たち、夏緑作品も衛藤ヒロユキ作品も、山口貴由作品も、もっと違う言葉が出る。灰色工房作品もあった記憶がないんですけど、もしかしたら一回くらいはあった?ざっと頭の中でおさらいしても記憶がないから、多分ないかな……?いや私は灰色工房作品を愛のお話だと思ってるんですけど……皮肉要素も含めて。

結婚したら落ち着くのもホントわかる。ベストエンド?も結婚したら多少は落ち着くんじゃないかな、って思う。エンド2で「このエンドは二度と会わない」ってのもわかる……悲しい。このエンド、拒絶した主人公も心傷ついて、優しかった彼の思い出と、手作りのペンダントだけは捨てられなかったのがすごく切ない。当時も悲しかった記憶があるけれど、今回再プレイでも泣けてしまった……。失恋にしてもこんな風に、恋って二人でするものだと思うんですよね……。ちょっとの時間でも、通じ合ったひとときがあるのなら。普通のヤンデレって、ホント何もかも一方通行過ぎるというか……。

付き合ってそろそろ一年目、っていう舞台設定も上手いんでしょうね、この作品。一年も付き合えば愛着もわいて、まさにここが主人公の人生の分岐点。彼を捨てるも選ぶも主人公側に決定権があるのが、狩谷さんの紳士さを感じますね。個人的に、主人公を守るためにそっと身体を引き寄せるくだりが久々に読んでグッと来ました。やっぱこの人基本的にすごく優しいんだよなぁ……ムッツリくさいのに、嫌われるかもってずっと我慢してたみたいだし……。抱き寄せたくだりも、下心じゃなくて、ここは本当に優しさなんだろうね。やっぱ狩谷さんは幸せになってほしいなぁ、って心底思うキャラクターだなぁ……。

プレイ&報告ありがとうございました!すごい好きなフリゲの一つなので……。
2024/09/11(水) 17:56 拍手返信 PERMALINK COM(0)