※下品注意。この文章はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。拍手ありがとうございました。
アルパカはツリッターに住む電子妖精だ。赤字のツリッター社を助けるべく開発されたもので、ツリッターを今時やってないナウくない人間をツリッターに惹きこむべくやってくるのだ。今時ナウいという言葉を使っている通り私はナウくない。だからほっといてくれ。
「ツリッターはみなさんの心と心を繋ぐために存在するさえずりの場であり、懸け橋でございます」
ぴょんぴょんと、アルパカのくせにウサギのように跳躍しては私を惹きこもうとする。うるさいな。電子妖精のくせに重力感があるせいで、今にもドスンドスンと地鳴りがしてきそうだ。
「ツリッターはみなさんの心と心を繋ぐために存在するさえずりの場であり、懸け橋でございます」
「同類を見つけて繋がろう」
「繋がりは心を豊かにするのです」
アルパカは実体がないので、壁からも開いていない窓からも天井からもやってくる。つながるって言葉ってなんか気持ち悪いって吾妻ひでおが失踪日記かアル中病棟で言ってたな。
「繋がろう」
「繋がろう」
「繋がろう」
「そんなに繋がりたきゃ、おまえらでしっぽりやってればいいんじゃないの?」
あまりにうっとおしいので適当こいた。
「その手があった」
「あった」
「ありました」
え、納得すんの? 納得したらしいアルパカはその場で「繋がり」出した。うわー、アルパカの繋がりとか初めて見た。モン娘のミノタウロスとかも実際自主規制なことしたらこんな感じでインパクトあるんかな。
「てか魔物っ娘はともかくガチケモノ趣味ないから気持ち悪い」
「嫌なら見るな!」
「見るな!」
「見るナァ───!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
見るナァーって言ってもお前らがここでやりだしたんじゃないか。うわー、電子妖精だから実体も汚すこともないと言ってもきっついなあ。
お題・アルパカの躍動 必須要素t●itter(元は伏字無し)