降りなくていい駅に降りてまで図書館に本を借りに行ったのに、欲しい本が貸出中でがっくりしたので、ふと目についた植村利夫って人のたんぽぽの絵本を手にとって読んだのだけど、とても美しい感性でたんぽぽを通した世界の詩が書かれていて、淡い色彩のイラストも合わせて「なんて綺麗な優しい絵本なんだろう!」ってなった。最終ページの著者紹介いわく、教師で学者だったらしいんだが、この手の自然博士の書いた子ども向けの本って、大人が読んでも楽しいやわらかな美しい文章が多い気がする。

今日はこの本に出会うために途中下車したんだな……。って思った。心洗われたわー。やっぱり図書館に来たけどがっつり本読むでも借りるでもなく手持ち無沙汰状態の時は、子ども向けの絵本を一冊手に取るに限る。短いのに濃厚で満足感高いものが多いんだよなー。

有名な人みたいなのに今の今まで知らんかった、どれだけ本読んでも私の知らん素敵な作家が尽きることがないのは、焦るような嬉しいような。

専門書ってなんか大人向けのがただただおもんないしそもそも何を言いたいねん、そもそも何の本なんだよコレは、ってレベルの迷走した本が多い気がするんだよな……こないだ借りた植物の本も、前に読んだ子ども向けの植物の本に比べて明らか内容がうっすくて、何が言いたいのかわからん、味のしない寄せ鍋状態でガックリ。先に子ども向けの本を当たった方が良いな……。

それにしても私はたんぽぽの話が好きだな。たくさんの花の中でたんぽぽを敢えて選ぶセンスの作品は大抵合う事が多いかな……。ぽぽたんはアニメもゲームも好きだし。
2024/02/22(木) 19:19 作品感想 PERMALINK COM(0)


今見てもグラフィックすごいゲームだなコレ。今やったらなんかテンポがもっさりしてそうだけど。しかしやっぱ霊丸カッケーな。コテコテの武器も呪文もなくて設定も構えもシンプルなのにカッコイイ。ネーミングすらダジャレセンスなのにカッコイイ。

蔵馬のかーちゃんといい、レベルEといい、冨樫先生って寄生獣死ぬほど好きそう。蔵馬みたいな中性的な美形が女子にウルトラ大人気!みたいな現象、最近見ない気がする。

オラァ今も昔も幽助が一番好きかなぁ。終盤の魔族寄りになっちゃった辺りはちょっとイメージ違うけど、初期の心優しい不良のお兄ちゃんくらいの時が特に好き。

幽遊白書の第一話って引き込み方が完璧な感じがするな。ただ主人公がいきなり死んじゃうだけならありがちなんだけど、不良のお兄ちゃんが子ども助けて死んで、お母さんも幼馴染みの女の子も泣いて、気にかけてくれてた先生が「なんでかなぁちっとも褒める気がしないのは……」とか言ってるくだりに味がある。昔の冨樫先生が描く素直な義理人情メチャクチャ好き。
2024/02/21(水) 23:40 作品感想 PERMALINK COM(0)
Kindle読み放題入ってラノベ読みまくりたいけど、図書館で本借りるのも楽しいし並行でやるのは無理だしな……で一生躊躇している。

そろそろアニポケ見るのも再開したいけど図書館の本で手いっぱいだしな。

というか新しく作品読むんじゃなくて好きなラノベとか読み返したくなって来たな……。今借りてる本全部消化終わったら一回好きなラノベ読み返しのターンに入ろうかな……。
2024/02/21(水) 20:07 雑記 PERMALINK COM(0)
乙女ゲームみたいな構図の話がちらほら散見される巻。
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2024/02/21(水) 18:46 作品感想 PERMALINK COM(0)
今日出かける用事のついでにブックオフ行ったけど前ほど胸がときめかないし何も買わずに出て来てしまった。もう本置くとこないし普通の本屋でもブッコフでもそもそも欲しい本の在庫ないからKindleの方がいいし、エロゲもそんなとこに置いてあるわけないし。全年齢ゲーム手に取ってもアホほど積んでるのに大して欲しくもないゲーム買ってもなあ……って感じだし。

ブッコフの為だけに降りなくていい駅に降りたのになんもしないのもな。って思って、駅中にあった懐かしいローカルスーパーで大好物のフルーツサイダーと割引だった菓子パンを買って虚無の顔で駅の中のベンチで食った。

マジで図書館とドリンクバーのあるファミレスくらいしか出かけてもときめく場所が無くなってしまって困ったな。まあ元からそんな感じだったと思うけど。我ながらオタクとしてもつまらんオタクだと思う。
2024/02/18(日) 19:54 雑記 PERMALINK COM(0)
なんか夢で群像劇的な話を見て、これ作品のネタに使えるかもしれんとメモったけど、私群像劇に村焼かれてるくらい嫌いなんじゃなかったのかと自分にツッコミを入れた。

中でも小説の群像劇が嫌いというか多分コレとコレ作った作者未来永劫大嫌いだろうなみたいな作品も群像劇だったんだが、この前自分で書いた話も群像劇だし読みたくないくせに実は書きたいのかもしれん。

小説の群像劇がクソ嫌い(特にラノベ、薄くなるばかりで何もおもんない事が多い)って言ったけど終わりのクロニクル(マジで全キャラガチガチに書いて毎巻アホほど分厚くなり、最終巻は厚さが辞書と化した群像劇複数世界SF厨二バトルストーリー)くらいまでやってくれるなら大好き。

群像劇が嫌いというかアホほど要素が入りまくって薄い話が嫌い?アンナカレーニナも赤毛のアンも群像劇的な話だけど濃い人間ドラマで大好きだったしな……。

多分普通に量が多い定食を食べに来たのに、ちんまいお子様ランチ(しかもまずい)を寄こされるのが嫌なんだろうな。ハンバーグ食ったから次は大盛りカツ丼食えよな、みたいなイカレフルコースの終わりのクロニクルとか、毎回美味しい日替わりランチくれるアンナカレーニナや赤毛のアンみたいなクオリティと量だったら文句ないわけだ。

白夜行はメイン二人視点の最終章的なもんがあったらな……って思ったけどまあアレも文句というほどではないしな。(元々作者はそういうの想定してなくて私は読ませたい読者じゃなかったんだろうし)おいしい前菜大盛りだけで終わった感じがするけど前菜が美味しかったからいいや。(やっぱ上手い作家は自分の味方になってくれなさそうなクソ読者もそこそこ読ませるのが上手いな)

昔マジでクソつまらない上にクソ不愉快な群像劇で拒絶反応を起こし過ぎたのがトラウマになり過ぎてたのかな……。頭の中の読書の思い出を挙げていくと、面白い小説いっぱい読んでるのに良い印象がない……。

あ、霧笛荘夜話みたいな一話完結形式の群像劇は最初から好きです。っていうか浅田次郎さんの短編集が大好きです。
2024/02/17(土) 09:23 作品感想 PERMALINK COM(0)