やきにく亭
～キャベツを添えて～

バカだからルシオとルシファーとルシフェルがどれでなんなのかググってもググってもすぐ忘れる。主人公とルリアが物理的に一体化出来る設定忘れ去られ過ぎてて草生える。主人公とルリアが物理的に一体化出来る設定は、ドラえもんで例えるとドラえもんが四次元ポケットから道具が出せるくらいの基本能力に当たるはずなんだけど、（戦闘中のSDの動きにも取り入れられてるレベルなんだけど）忘れ去られ過ぎ。

続きを読む

五月発売なのアニメとゲームに忙しすぎて忘れていたわ。彼がどうなるかなんてとっくに知ってるのに、死なないで父さんと祈るヒュンケルと心がシンクロしてしまう。アバンＶＳバルトス、バルトス父さんがかなりカッコよく描かれていて良いのだが、やっぱり尺が短い感じもするかな……。まあこの後の一番の見どころはＶＳハドラーだし、そもそもバルトス父さんはちょっとアバン先生には斬れない相手だし仕方ない感じではあるが。バルトス父ちゃんが強すぎるのを切り抜ける方法が、ムチャクチャの力技でちょっと笑っちゃった。

アバンＶＳハドラーは、世界の半分をやるから仲間になれ！の流れからの断る！という死闘の前のやり取りから既にカッコ良く、カールの護りの力なのか、大将戦の一対一で戦うアバン先生に仲間達の心が活力を与える展開が熱い。

謎に包まれ続けていたロカ父ちゃんの死に迫る前巻と違って、作者二人して言ってるけど原作でも結構キッチリ描かれていて結末が決まっている部分だから面白く描くのはなかなか難しかったろう。まあそこら辺は三条陸先生のネーム力と芝田優作先生の画力で基本問題なく熱く楽しく見れた。

今回でおしまいかとと思ったけど、もうちょっとだけ続くらしいんじゃ。

テレビアニメじゃなくて全４話のＯＶＡの方。

すっっっっっげえ好みの作品だった……。単なるホラーではなく、今の時代に見ても見惚れる美しい映像で作り上げられた、切なく寂しく悲しい、人の想いを綴った幻想譚といった趣のお話。ちょっと違うけど、多分京極夏彦の姑獲鳥の夏とかあの辺の作品に根っこの雰囲気が近い。

女子勢は怪しく美しく色気があるし、男子勢はもれなく私の好みの８０～９０年代の絵柄の優男系美形犬系ばっかだし、ちょっとこれどっから褒めていいかわからんぞおい！！！ 特に二話、異種族恋愛ものの二話が素晴らしい！！！！

っていうかこれクリエイター夫婦の合作なんだよな。そらまあ私好みのもんが出来るに決まってらあな。実際夫婦や夫婦に近い男女の描写描くの上手いわ、この作品。
続きを読む

グラブルのスザクの技習得フェイトで、ユフィがイラスト付きでスザクの会話に出て来て泣いちゃった。私さあ、腐ってるけどスザユフィ結構好きだったんだぜ。こう見えて騎士×姫大好きな乙女趣味だからよぉ。なんだよその目は、笑いたきゃ笑えよ。いや、ローマの休日をデートでパロってるし結ばれるとも結ばれろとも思ってなかったけど、ありゃあないよねホント。

スザクのフェイトエピソード読んでると、お空の世界のアナザーコードギアスでもいつかは帰らないといけない感じはあるんだよなあやっぱ。まあこの世界線ならユフィも悲惨な事にはなるめえ。

「シンドバッドの冒険」や「アラジンと魔法のランプ」に並んで有名な「アリババと四十人の盗賊」が載ってる巻。有名な「開けゴマ！」の呪文も出るよ。（私の読んだ翻訳だと、「胡麻よ開け！」だったが）

でも実際に読んでみると「マルジャーナと四十人の盗賊」のが正しいと思う。
続きを読む

【救国の忠騎士】サービス初期の女子きくうし様ハートキャッチポジションだった四騎士のイベント。尊敬してた上司で師匠のジークさんに裏切られたと思い込んでるランスロットさんがプンスコな話。まあ王道に普通に誤解してるパターン。イザベラみたいな同情の余地のないクズ悪役、めっきり出なくなったよなあ。ジークンマンの背中追っかけてたり、ソフィアをからかうヴェインだったり、ランヴェが他と絡んでるのももはや懐かしい気がする。こいつら抱き合わせ売り出しされ過ぎ。好きだけどやり過ぎ。エクストラストーリーもランヴェの濃厚なベーコンレタスクッキングじゃねえかよ。ナニコレ。どことないホモい組織の人らの痴話げんかやイチャイチャのついでに、環境問題や切ないシルフちゃんの出生もあるよ。

【プリンセスコネクトRe:Dive蒼空の食卓をともに】グラブルと同じとこが経営してるゲームとのコラボ。グラブルの女主人公、ジータちゃんもコネクトに出張した事があるらしい。注文の多い料理店じゃねえか！！！ちゃんとオチで色々フォローはつくが題材がコラボにしちゃグロいわ！！ペコリーヌとコッコロは可愛い。

【ラブライブ！サンシャイン！！ Aquasスカイハイ！】ラブライブコラボ。星晶獣の影響で鬱だ死のう状態の街の人達＆主人公達を歌で励ますラブライブ勢と、そんな彼女達の姿に改めて自分の夢を見つめ直す主人公の構図が感動的。

【ラブライブ！school idol project ソラノトビラ】↑のイベントの続編ポジションらしく、前イベのラスボスのニヒリスっぽいキャラが出て来るのだが、正体はなんとなく察するだけでハッキリ語られない。何故グラブルはそこら辺フワッとボカすのだろうか？続編とか今後の為敢えてボカすというのもあるのかもしれないけど。普通にいい話だけど、個人的には前作のイベントのが感動的だったかなぁ。

ギアス勢が全員承知の上で元の世界に帰らないのに対し、ラブライブ勢は普通に帰るというか夢オチなのがなかなか考えさせられる。思えばデレマスコラボも夢オチで帰還エンドだった。プリコネは同じ世界にいる設定かつ帰る。テイルズも帰る。

ギアスだけはグラブル運営が「帰らない方が良い」と思ってるのがわかる。私もそう思う。「ルルーシュさんは原作世界以外は全部楽しそう」って感想を見て、とても切ない気持ちになっている。イベントシナリオ後日談的なキャラ個別エピソードでも、ルルーシュさん妹とグラブル勢とメチャクチャ楽しそうなんだよな。お空の世界で、バイトリーダーとか小さな個人経営の店の店主くらいの仕事こなしてるルルーシュさんって、ホンマ他者と自分の長所を生かすのが上手くて楽しそう。キャラの置かれた環境がキャラクターを作り上げてしまうんだね……。いつもなら原作の重さを受け止めた上で「パラレルワールドがあっても原作あってのキャラクターだ」って思うんだが、ギアス本編ってご都合悪い主義の胸くそ世界だからなぁ……。あんな世界に放り込まれたら、どんな聖人君子だって次の瞬間には大量無差別殺人鬼だよ。実際ナナリーすら最終的には……。だってグラブルで言ったら終始改造前のカイオラ（※１）みたいな感じじゃん、ギアス。もうこの話は切ないからやめよう。面白いは面白いんだけどな、ギアス。ただシナリオの構成がヘイトの爆弾ゲーム、プロが書いた妙に上手いリレー小説だから年取ってから見るのは無理。

ギアスみてーなその場のノリと勢いだけで見るような奴、もっと若い時に見とくんだったわ。金色夜叉もギアス系だからリアちゃんの時読んだら１００％褒めてそうだが、あの古い文体を何とか解読する能力がリアちゃんの時にはなかったのが難点だな。狂四郎2030とか５分後の世界みたいな重さグロさなら今のが喜んで付き合えるんだけど。


※１グラブル内でもぶっちぎりで不評と思われるイベントシナリオ。胸糞すぎ＆不評すぎたせいなのか、後にシナリオに修正が入ってしまった。