グルグル2の12巻で「これ以上ククリを苦しめるとオレが相手になるぞ」って言うニケ、今更だが直後に「あっ」って言いながら爆発してるから、コレ完全に天然なんだね……。

自分が爆発するの忘れるくらいククリが苦しむのが優先される男……。行動全部がククリへの愛してるで出来てる……。

ニケきゅん……ニケきゅーん!!(愛しさを堪えられぬ鳴き声)
2024/10/15(火) 08:24 グルグル考察 PERMALINK COM(0)
こうして感想書いてるのは日付変わってからだが、月曜日中になんとかクリアした。最初に言っとくと、物語もキャラ達も賛否真っ二つだが、四人の王国自体は私は名作だと思う。クーフィアも別に嫌いではない。(まあ、私も公式人気投票1位のリカのが好きだけど)その上で、なんでメインヒロインのクーフィアが好き嫌い真っ二つか、個人的にメモ。

嫌いにしろ好きにしろ、とにかーーーーーーーーーーーーーーくクリア後なんか言いたくなる作品だよね……。読んだ人の心に引っかかるものを残すのが上手い。もっと万人受けする、そつのない作品じゃあこういうエネルギー出すのって難しいと思う。普段感想書かないような人に感想書かせてるし、レビューや感想自体が多いのもわかる。唯一無二さがある。良い意味でフリゲって感じ。

もっと読者やプレイヤーの欲求を満たしてくれて気持ちのいい物語ってならいっぱいあるんだけど、人に手放しで勧めにくいんだけど、欠点やキャラの掘り下げが惜しい部分もあるとは思うんだけど、それでも私はこの作品が好きだな。

あ、追記はネタバレしかねえぞ。このブログ全記事そうだけど。




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2024/10/15(火) 04:24 作品感想 PERMALINK COM(0)
あんまり良くないエンディングから回収してるけど……

作者、趣味悪~~wwwwww(最高の褒め言葉)
2024/10/14(月) 17:22 作品感想 PERMALINK COM(0)
フリゲの四人の王国やってるけどおもしれぇ~。ほとんど開き直ったノベルに近いがそれがいい。無口っつーかホントに精神的なもので喋れない主人公というのがいい。伝わらない仲間への気持ちの歯がゆさが良い。印象が読み進めるごとに変わる重厚なキャラクターが良い、ストーリーが良い。どこかに漂う不穏さが良い。
2024/10/14(月) 12:28 作品感想 PERMALINK COM(0)
グリムノーツ、なんか他とふんいきちゃうなぁ、って思ったけどそうか。主人公が無言容姿なし主人公じゃなくて普通に個性があるのか。というか全体的に、物語ごとに世界が区切られた想区の設定とか、第二部で主人公達が変わる事とか、群像劇に近いなコレは。

名前通りグリムとかの有名童話オンリーだと思ってたけど、宝島や千一夜物語、ドン・キホーテ、ロミジュリと、有名なやつが中心だが、思ってたより持って来るネタの範囲は広いな。

両親の勇者物語に付き合わされていたニケと、一族の運命通りに旅立たないといけないククリが、人が運命の書通りに動くグリムノーツの世界とコラボったのは適材適所なのかもしれんな。とか思ったり。

基本的には大きな型通りに進む話だが、ドン・キホーテの話だけ少し切ない。まあ原作からして滑稽で哀れな男の話だからなぁ……。

でもドン・キホーテとホントの英雄、そんなに変わらないような気がするんだよな。結末も心意気も、キチ〇イ度も。悲しい事にドン・キホーテ世界には打ち破るべき化け物も、お姫様をさらう魔王も、なにもおらんかったわけだが。英雄なんてもんは生まれる世界とか時代とか、タイミングが良かっただけのような気がする。キチ〇イと紙一重。

まあ読んだのがもう十年以上前だからあんま覚えてないんだが、それでも原作の寂しいラストは思い出せるな。まーあんなイカレじーさん、近くにいたらたまったもんじゃないんだが、それでもあの終わりは悲しいもんだね。作者が基本Sとか、ろくでもない話を作るのは当然なんだが、最初からそんなもんない、妄言だと言い切ってあんなものを書いたドン・キホーテの作者はいっちゃん残酷かもしれん。
2024/10/14(月) 08:24 作品感想 PERMALINK COM(0)
オラァ散々献身愛男が好き言うてて勇者ニケとかONE2永遠の約束の主人公とか最高だなって言ってるけど、なんか多分ガチの主従の従キャラはやや癖から外れるような気がする。ガウリイ=ガブリエフとかも(まあ恋愛要素自体は薄いんだけど)そうだが、あくまで愛でもって自分の意志でやって欲しいらしい。メンドクサッ!!!!!

ニケも読み返すと光の狂気だけど、よく考えたら私が知る限り、ガウリイが一番意味不明だな。めっちゃくちゃフワッとした理由で仲間に加わって、特に付き合う訳でも普段女として変な目で見てるわけでもなく、しかし何故かすごく強固な意志で、リナだから一緒にいるのだという態度を崩さない。何だお前?

何だお前、って女1人旅で警戒心もあるであろうリナが「彼は、本当にただのいい人なのだ(だから突き放せない)」ってなるくらい、ただのいい人なんだけどさ……。

善は理由がなくてもいい、とは創作描写でよく聞く話なのだが、その究極体にして大成功例はガウリイではないだろうか?とふと思った。ニケよりなんも、これといった理由がないのでは?まあ恋とか愛とか、作中でやらなくてもガウリイのそれってやっぱ愛なんだろうけど。愛という言葉が陳腐だとしても、リナの事を気に入って自分の意志でついてきている、しか理由がないんだろうけど。

ニケにはまだ勇者を強要されるという別の理由がある。でもガウリイは別に、ホントになーんもない。原作者の他の著作のロスト・ユニバース、日帰りクエストなんかは諸々の因縁とか、直球に愛だとかでヒロインと一緒にいる理由がある。でもクロスカディアとか更に理由がないし、ここら辺は神坂先生の好みか、或いは無意識の創作手癖みたいなものなのか。

神坂一せんせーって、ただヒロインを、男の自分の意思で気に入ってるってだけで(しかも愛してる、好きとは言わない、恋愛とはほぼ描かれない)よく考えたら異常な献身とか、骨の髄まで付き合う男描くの上手いよな……。普通、ここまでやる場合は一目ぼれとかわかりやすく描くもんだけど(ニケはまだそういうアレが見える)、そういう気配とか全然ないんだよなぁ。

クロスカディアとかスレイヤーズとか、わかりやすい恋愛要素全然ないんだけど、じゃあ男側がヒロインと一緒にいる理由って何?って訊かれると「……愛?」って陳腐に返すしかないのなんなんだろうな……。私がカプ厨で主張してるとかそういう問題じゃなくて、消去法的にそう言うしかない感じのニュアンス、わかるかなぁ。

ガウリイに着目してスレイヤーズ全巻見返したくなってきたし、アニメも見たくなって来たな。

ニケとかガウリイにハマっちゃった人がほとんど一生ものみたいになっちゃうのわかるよ、替えがいないから……。
2024/10/14(月) 05:08 雑記 PERMALINK COM(0)