エロゲでもどうも求めるのが一生勇者ニケっつーか、
ゆきのかなた&エンゼルコアの主人公、ONE2永遠の約束の主人公辺りがカッコイイのドツボって気づいたから、献身的な男主人公探せばいいんじゃね?
って
気づいた瞬間、どうやってよ???と自分にツッコミ入れた。こういう
好きな女の為死ぬ、尽くす系主人公、エロゲは特にカッコイイって言われないしな……
(流石にエンゼルコアのラルフ級だとカッコイイ言われてるのも見たが)あの
fateすら桜ルートはテーマ性がそもそも賛否両論っての考えるとね……。
桜ルート、別にアレ
「正しい恋」なんて書いてなかったと思うんだけどね。
「愛する女の為に己を曲げる」とはちゃんと書いてあったはず。
桜ルートはシナリオそのものより、アレが最終ルートって構成も良くないと思う。セイバールート、凛ルートと、
己を貫き切るヒーローの話(大ざっぱに言うと)の最高の話を2つ見せられた後、この邪道に走る愛の話を見せられるのって、私は良かったけどやっぱ反感を買う構成をしてると思う。
正直
そこまでガチガチに攻略順固定じゃなくてもいいゲームな気がするけど、
あのゲーム、セイバールート→凛ルート→桜ルートって完全固定だからなぁ。
ただ、こうして書き出して見て、
世間の信者ほどじゃないけど、奈須きのこセンスが私にも刺さる部分があるのはなんか納得したかも。
奈須きのこさんの話って妙に女子がドキッとするっていうか、
献身的な男描くの上手だと思う。っていうか私から言わせると
fateって全ルートなんであんな売れたのかわからんような叙情的なセンスな気がする。
セイバールートはセイバーと幸せになれるわけじゃないし、(PS2版で追加エピローグがあるが)凛ルートは半分主人公がアーチャーみたいになってるし、(まあ彼の正体考えるとおかしいシフトでもないけど)
桜ルートは御覧の通りの賛否両論だしまあそこら辺、
奈須きのこさんはとても周囲に恵まれたって事なんだろうけど。
割と
TYPEMOONってメーカー自体が、奈須きのこ姫(男だけど)を全員で祭り上げて飾るためにあるような感じって言うか……。
っていうか信者も半分本気で
「TYPEMOONは奈須きのこと武内崇の愛の巣」とか言うし。
とにかく、
決して悪い意味じゃないんだけど、実は
奈須さんはたった一人で創作してたらそんなにウケたタイプの作家さんじゃないんじゃないかな、って私は思う。
なんのこたぁない、
献身的な男の愛を書ける奈須きのこ先生は、献身的な男武内崇王子のの寵愛をメーカー創設時から現在進行形で受け続けてるお姫様だったのだ。
そら上手いに決まってるわ、そういうの。
お姫様の目線で、感覚で知ってんだから。