一個前の記事で挙げた「打ち上げ花火、下から見るか横から見るか?」世間のウケ悪かったっけなぁ……ってションボリ思い出してたら、一個頭の中に慰めてくれる作品が浮かんだ。
あなたといっしょに(ノベルゲームコレクションに飛びます)だわ。
この作品、何度も非公開&リメイクが繰り返されていて、初めて触ったのはもう13年前くらい?に身内に紹介された初代バージョンだったかな。
なんかもうわけもわからずぐちゃぐちゃに泣いたような覚えがある。
まあ今になって読み返すと「男幽霊、付き合ってない仲良し男女、そして描かれる愛は夫婦愛的なもん」と
「好物のトルコライス」状態だからそらそうだな、って思うんだが、
逆に好物オンパレード過ぎて気づきにくかった、もう一つ心に残ってたものがちゃんとあったんだね。
「雅也くんの好きなものと世間の評判のギャップ(と、それに付随する恋のキッカケ)」ってのが。この作品、多分作者的にもすごく愛着あるんじゃないかなぁって。公開と非公開を繰り返してるのは、逆にずっと出しておきたいから定期的にメンテ入れるみたいな……。いやご本人以外心境はわかるもんじゃないってか、いつもの私の悪い癖なんだけど。
やっぱり好きな作品は細部まで神が宿っている。なんとなくこの作品を思い出してションボリ気分も薄れたし、結局私を一番救ってくれるのは二次元だけなんだ。実際、ホントに気の合う人以外、自分の好きなものってイマイチ人に理解してもらえないやつだし……。自分の好きなものが世間と違ってたら、好きなものと自分を守るために閉じこもった方がいいよね、ホント。もっと早く気づけばよかった。自分が直接殴られてるんじゃなくても、遠巻きに好きなものが殴られてるだけで、普通にダメージなんだわな。まあ
一個前の記事で思い出し激怒した私が言えた義理じゃないがな。
自分の妙に小奇麗なところと薄汚いヘドロの部分が同居してる部分、己の著作物とか後で見て自分を客観的に眺める時も、何これ、情緒不安定か?????ってなる。実際そう。