私の理想の男子の挙動がグルグルのニケとエスケイプスピイドの九曜みたいな、「好きな人は死ぬほど大切に庇護するけど本命以外にクソ冷たい時がある」みたいなアレなんだが、これ多分賛否分かれるよな……。

いつも当て馬の扱いが悪過ぎとかピーチクパーチクうるせー声聞いたもんな……。んな事言ったって好きな人とそうじゃない人だったらそら格差出て当たり前じゃねぇ?

Twitter(X)時代は言えなかったけど、私みたいな恋愛経験ないオタクだって、好きな作家贔屓くらいあるしなぁ。

みつめてナイトってゲームで、攻略キャラの二者択一迫られるけど、寄って来た女ガン無視で今デートしてる女超贔屓して撃退する、って選択が取れたの未だにギャルゲー感動体験として私の中で歴史に残ってるレベルなんだが、これホント理解してくれる人少ないんだろうな……。いやでもノエルガン無視してテディー好き好き言ったらめちゃくちゃ嬉しそうな女の顔で喜んでくれたの今でも覚えてるわ。どうしてテディーがあんな嬉しそうだったのか、私も女の端くれだからわかるよ……。あのゲーム、結局全員はやらんかったけど一番好きなのテディーかも。一緒に来てくれるタイプのヒロインだし。

みつめてナイトはギャルゲーの皮肉として作った、ってはっきり製作スタッフが言ってるんだけど、その上でちゃんと恋愛物として面白いんだよね、癖は強いけど。つまりギャルゲー版MOONみたいなゲームではある。でもちゃんと手抜いてないから純粋なギャルゲーとして面白い。確かに手放しハッピーじゃないんだけど。

まあそれはさておき、やっぱ愛は贔屓だよ。ニケは好きな子が作ったまだ下手だった頃の料理はちゃんと食うけど、お頭のクソまずスープはごみばこに捨てるし、九曜はむしろ、本命と人間的にタイプな女の子以外は女子全般クッソ苦手だよ。って言いたかった。

恋愛観、男女観をはっきり言葉にしている上でとても共感出来るのはやっぱり三条陸先生なんだよな。勇者アバンで、アバン先生がおとぎり姫と対決する時、はっきり本命のフローラ様との格差が語られるし、マトリフ師匠も生涯唯一の本気の女に対して「好敵手的な実力を認めながらも、好きな女だから本気で殴り合えなかった」言うてるんだが、ここら辺すごく共感出来るというか……。私がおとぎり姫的立場にいたとしても、やっぱアバン先生くらいキッパリしてくれないと逆に軽蔑するというか……まあ我ながら面倒くさい思考回路してますわな。
2024/07/21(日) 02:52 作品感想 PERMALINK COM(0)