ある「作家のたまご」の作家人生

この人、自主企画で片っ端から色んな作者の小説読みまくってレビューつけてる時も「なんかこの人だけ短文でも文章のキレが違うなぁ」って思ったけど、プロやってた時あったのか。なるほどなぁ。

プロの文章と上手い素人文ってなんかが違うんだけど説明が難しいなぁ。小説は特に「構成力」辺りが違って来ると思うんだが、それだけじゃなくて文章の抽出方法と、スラスラ読ませられる技術が根本から違う感じがする。

シンプルに言うと「キレ」が違う。もちろん趣味人の小説だってすごく面白い物はたくさんあるし、私にとってプロよりいい物書くもたくさんあるけど、やっぱり何かが「違う」と感じる。ただ技術だけではない何かが。薔薇とチューリップを比べるようなもんで、そもそも開花時期も生態も綺麗の種類も違うってだけなんだけど、なんか時々妙に引っかかると大体プロ、元プロって事はちょいちょいあるな。もちろん私も素人そのものだし、いつも当たるとは限らんのだが。

もちろん薔薇がチューリップの中に混じってたと気づいたって、「こっちやあっちのチューリップのが良いな」ってなる事はあるけど、皆の遊び場に大人っぽい知らない子がいつの間にか馴染んでて、ピリッとするような感覚は時々あるかなって。それが個人的に良いにしろ、悪いにしろ。

しかしこんな風に真剣に文章指南して貰う機会は欲しい気がする。でも私ってその辺耐えられるメンタルあるか怪しいなあ……。

やっぱりカクヨムで無差別に読んでレビュー書くの、自分にとっての実入りがすごく多い。

でもなんか一回短編レビュー書いてだけで、こっちの作品興味もないのにアカウントフォローされたり、ウエメセでなんか言われたりとベタベタされるのがもうウザったいんだよなあ……。

もうここ読んでるのなんて可愛い身内と自分から好きでずっとベタベタしてるカピさんしかほぼいないだろうから言っちゃうけどさあ、短編一個にレビューつけた程度、別に私にとっては呼吸と同じで当たり前で、そっちへの好意でもなんでもないんだよなあ。

作品を熟読して、自分がこの作品のどこが気に入って、どう良かったか言語化する事が好きで、短編だとそこまでの流れが楽で楽しいからよく短編で無差別にやってたってだけっていうかさあ。そら私はウソつくのは嫌いだから、褒め言葉自体はホントだけど。ウエメセで何か言われてカチンと来ないほど、妙にまとわりつかれて不気味に感じないほど、そっちの信者なわけないじゃん。

長編何作も平らげて毎回コメントやレビューつけてる作家さんはもちろんそのくらいのファンだけどさ。っていうか短編一個気に入ってくれたからって長編がいけるか、次も合うかなんて誰にもわからないと思うのになんでそんな自信満々に無邪気にレビュー1個程度で盲信できるのか私にはわからん。私も読者は少ないけど、特定のジャンル、キャラやカプ属性の時にだけ読みに来る人はいるし、それはそれで構わないと思っているし。

そもそもその人が特別だから感想送る人なんてほぼいないって!感想送るタイプの読者がその作品を手に取っただけだって!やめようや、やたらキラキラした感想神話は!
2024/07/21(日) 08:55 雑記 PERMALINK COM(0)