アレだよな、
自分で、ショボいささやかな報酬でも「あ、やっぱガツガツしてるとダメなんだな」っての感じると、世の中にいっぱいある
「自分の生命全てをかけて作りました」とか自分で言っちゃってる感じの創作が大抵なんか滑ってる理由が感覚でわかってしまって辛いな。
っていうか
そんなの皆当たり前にやってるんだから、そういう重みを感じさせた時点でダメだし、何よりそういう押しつけがましさと周りの見えなさって作品に出るからそれ言っちゃった時点で終わるんだよな。
ターちゃん無印読んだけど、
「大学で拳法部のサークル活動しながらコツコツ休みの日に漫画描き続けてた(そんで賞取った)」とかサラッと言ってたが、アレ結構すごくないか?っていうかターちゃんとか狂四郎みたいな超人を、何故説得力あるように描けるのか、なんとなくわかった気がするな、あのオマケ漫画で。単純に漫画が上手いってのももちろんだが、自分がそういう格闘技みたいなのやってたってのは根っこにあるんだろうなぁ。
結構経歴見ると衛藤先生とかカオス過ぎるし、徳弘先生もデビューこそ早いけど結構浪人時代とかあってそこら辺はキツかったんじゃないかなって思うけど、両者エッセイ的漫画やらインタビューやら見るとそういう事押し付けて来ないんだよな……。
私の好きなギャルゲーのダブルウィッシュで、ぶっちゃけシナリオの出来良くないけど、ファンブックインタビューでメインライターが
「私自身、文字盤(作中に出て来る、願いを叶えられるアイテム)に想いを込めて書きました」みたいに言ってたのはすごく好きなんだけど……。なんか押しつけがましいのと何が違うのか、説明が難しいよな。っていうか評価低いし実際妙にホモくさい友人とか、なんか色々ズレてるけどやっぱ嫌いになり切れないなぁ、このゲーム。