アホほどアラハビカミュージカルをアニメでも漫画でも見返しまくって気づいちゃったけど、子ヤギククリがオバケに囲まれるくだり、
「お前もオバケになれ」とか
「君もこの暗闇に飲み込まれる」とかじゃなくて
「一緒に遊ぼう」なの、脅しのターンなのに可愛いよな。
衛藤先生、台本がないとまともな台詞が出ないはずのカセギゴールドが
「シンデレラもう12時か?」とか言い出しちゃったり(不自然だと思ったのだろう、アニメ三期だと修正されている)、
バカっぽい事や脅しをやっても心の美しさと優しさが抜けてない時あるよな。
なんなら衛藤先生、
読書家だし、構成力とか発想とか頭いいし、そういう地頭の良さが実はバカっぽいギャグと相性悪いんじゃないか、って思う時ある(ギャグも面白いんだけどさ)
私は
陵辱もの小説なのに女子を言葉責めで罵倒した直後すぐ地の文で「そんな事はないのだが」とか即落ち2コマより早く訂正してくるような
「作家のいい人さが隠せてない……」と感じる瞬間が大好きなんや……
男子にこういう人が多い(ド偏見)(また気持ち悪いこと言ってる……)鬼畜小説っていうかただの変態バカップルじゃんみたいなのを「超鬼畜小説書きました!」みたく言ってた人とかもだが、そういう
何作っても人柄が見えちゃう感じの男性にはずっとそのままでいてほしいよな。
その特別な宝石を捨てず、大事に大事に磨いて光沢を絶やさないようにしてほしい。
いやでもマジで、
女性作家だとこういう可愛い、作者に好感が持てる感じの詰めの甘さはあんま見ないんだよな……。そこはきっちりやる人が多い気がする。
言葉の汚さ、発想の胸糞さなら衛藤先生に勝てるな、って思った後
すぐ空しくなった。