アラハビカ編、マジで何回読んでも飽きない。来た時のワクワク感も、クライマックスの感動もたまらない。アラハビカ行きてえ。アラハビカジュース飲みたい。

中盤ククリちゃんがデビルククリになるくだりは辛いけども……。2で悪魔になるくだりだと、ニケも竜になって一緒に飛ぶの、アラハビカ編と対比的というか、ニケなりの答えっぽいかもな。とかいう深読み。

ギリ軍カヤの語るラブラブ大作戦、ギャグっぽいノリだが、ククリの強さはニケへの信頼と恋心ありきなのはシュギ村からも語られている事で、そこを突いてくるギリ軍、結構悪質だと思う。

ギリ軍にナナコナ、ニケを揺るがす勢力は二つつもあったのに、実際にククリ姫とニケ王子に恋の試練を与えるのは、運命の女神とかいう、いかにもなメルヘン的狂言回しという。舞台装置という。誰も悪者にしたくないというグルグル世界の優しさが伺える。でも運命の女神が巨乳ってのも、オチのおっぱい考えると、ここもまたククリちゃんの嫌なところ突いてるんだろうなって。

実際ギリ軍の作戦が成功する形でデビルククリになっちまったら、割と深刻過ぎてどこか憎めない敵勢力というバランスが揺らぎそうではある。

色々苦難と波乱と冒険がありつつ、「もういちど」ジミナ村に戻る構成が何度読んでも泣ける。もういちど、というシンプルな各話タイトルがまた泣ける。

グルグル好きすぎて何作っても一生グルグルの面影がどこかにありそう……。もうその辺は開き直るけど……。
2024/07/29(月) 18:27 グルグル考察 PERMALINK COM(0)