ククリちゃんとニケがただのククリでニケだったら、くっつくのは色んな意味で簡単だったんだろうなあ。とか10巻のほのぼのロミジュリを見ながら思うなどした。二人は運命の相手で、一緒に冒険してて楽しいからこれで良いんだろうとは思いつつ……。
実際、ほのぼのロミジュリしつつも、あそこはククリちゃんが自分で言ってたように普通の女の子の疑似体験のくだりだから切ないんだよなー。
ククリちゃんって本来ならニケと幼なじみになれるはずだった子なのに、二人とも年頃になってから、小さな田舎の村でボーイミーツガールしてる構成なんだもんな……。
ホントならコラボ先のシンフォニアのコレットちゃん物語ヒロイン兼幼なじみとして、「あたしも勇者様と幼なじみなんだよー」ってガールズトークも出来るはずだったのに……。シンフォニアのが信託の神子とか相当まっ黒い設定なんだが、ククリもククリで結構シリアスなんだよな……。
っていうかニケくんって簡単に呼べないほど勇者様な関係なのも、よく考えると切ない要素があるな……。ホントならニケくんって意識なんかせず呼べる関係になれるはずだったのに……。
レイズのメインシナリオライターが、シンフォニアのライターらしいから、何かとそっちのがやりやすそうな感じだったらしい、とかいうの置いといても、気持ちを隠してしまうヒロイン同士でコラボったのって結構上手いチョイスよな。魔力の性質こそ闇と光で反対だが、ククリちゃんとコレットには共通項がとても多い。二人共意味合いは違うが天使キャラだしな。
しっかしレイズコラボ、二人の性格無印基準だが、ロイドとコレットが覚えるコラボ特技はグルグル2からネタ引っ張って来てるの、だいぶ読み込んでる気合を感じる。アニメでED歌ってたしょこたんだって、正直2まで読んだかは怪しそうなのに。
まあグルグルコラボやるソシャゲって、半分スタッフの趣味だろうな感あるしな……。